◆最新市場調査レポート:2021年01月28日予定
2021年版 機能性高分子フィルムの現状と将来展望 エレクトロニクスフィルム編
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5G・高速通信、ウェアラブルデバイス普及に伴う市場変化、米中貿易摩擦の影響など、先端エレクトロニクスフィルム市場の展望 |
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- ■この資料は複数巻構成となっております
- 2021年版 機能性高分子フィルムの現状と将来展望 ライフ・インダストリーフィルム編(刊行:2020年12月02日)
- ■関連したテーマを持つレポートがあります
- 5G・高速通信における基地局・インフラ間伝送損失材料の徹底分析 (刊行:2021年03月10日(予定))
- 2020年 プラスチックフィルム・シートの現状と将来展望 (刊行:2020年08月31日)
- 2020年 エレクトロニクス先端材料の現状と将来展望 (刊行:2020年01月10日)
- 2020年〜2030年をターゲットとする次世代新規低誘電マテリアルの徹底探索 (刊行:2019年12月10日)
−調査の背景− |
- 機能性高分子フィルムとは、ベースとなるプラスチックフィルムに、コーティングや蒸着などの表面処理やラミネートのような多層化加工、またはフィラーの添加やハイブリッド化などにより機能を付与したフィルムである。高機能フィルムや機能性フィルムとも呼ばれ、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、ライフサイエンス、包装などの分野で幅広く利用されている。
- 近年の機能性高分子フィルム市場は、ディスプレイや半導体・実装といったエレクトロニクスフィルムを中心に市場が拡大してきた。スマートフォン市場の成長鈍化や、2019年には在庫調整や各種貿易摩擦の影響から半導体・実装分野でも一部落ち込みが見られたが、ADAS・自動運転やEVの普及を背景とし、自動車分野やエネルギー分野などのインダストリーフィルムの伸長が目立っている。
- 加えて、2020年は新型コロナウイルスの猛威が各分野に影響を及ぼしている。景気の低迷をはじめ、サプライチェーンの見直しや、スマートフォンの販売スケジュール変更、自動車販売台数の不振など、さまざまな成長阻害要因が発生しているが、一方で「新たな生活様式」に合わせた新たなニーズも模索されており、例えばリモートワーク増加を背景に半導体分野における需要は好調に推移している。
- 弊社では長年にわたり、「機能性高分子フィルム」をキーワードに市場調査資料を発刊してきた。2021年版では、前回2019版に引き続き、多様化するフィルム市場の全体像を把握するため、ライフサイエンス分野やその他工業用フィルム分野を対象としたライフ・インダストリーフィルム編、先端エレクトロニクス分野をまとめるエレクトロニクスフィルム編、2巻に分けて幅広く市場の全体像・トレンドを整理する。
- 本市場調査資料が当該市場参入各社における有益なマーケティングデータとして活用されることを願っている。
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−調査ポイント(エレクトロニクスフィルム編)− |
- スマートフォンなどの5G対応、フレキシブル化
- 自動車のEV化、ADASの進展
- 家電・電化製品のIoT化
- TVの4K8Kによる高精細化
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- コロナウイルスによる市場への影響
- コロナによる需要の増減
- 生産への影響
- コロナによる新規需要
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−調査対象品目− |
- ■エレクトロニクスフィルム編(40品目予定)
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■LCD
1. 偏光子保護フィルム
2. 表面処理フィルム
3. バックライト用フィルム
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4. QDシート
5. プロテクトフィルム
6. FPD用離型フィルム
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■OLED
7. 円偏光板用位相差フィルム
8. 耐屈曲性フィルム
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9. OLED工程用フィルム
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■その他ディスプレイ関連
10. 偏光板(LCD・OLED以外)
11. 透明導電性フィルム
12. ハードコートフィルム
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13. OCA
14. カバーシート・背面板
15. モスアイフィルム(反射防止、光学スクリーン)
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■半導体
16. バックグラインドテープ
17. ダイシングテープ
18. ダイボンドフィルム
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19. フィルム状封止材
20. 半導体封止用離型フィルム
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■実装
21. 非導電性接着フィルム(NCF)
22. 異方導電性フィルム(ACF)
23. FCCL(2層、3層)
24. 低誘電用FCCL基材
25. 伸縮FPC
26. 透明FPC
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27. 5G用アンテナフィルム
28. FPC用離型フィルム
29. 層間絶縁フィルム(アディティブ基板用)
30. カバーレイ・感光性カバーレイフィルム
31. ドライフィルムレジスト
32. フィルム状ソルダーレジスト
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■その他
33. ノイズ抑制シート
34. 電磁波シールドフィルム
35. 透明導電性フィルム(タッチパネル以外)
36. フィルムコンデンサー用フィルム
37. MLCC用離型フィルム
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38. その他電気・電子用離型フィルム
39. フィルムアクチュエーター
40. フィルム状RFIDタグ
41. 近赤外線制御フィルム・シート
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−調査項目− |
- I. 総合分析編
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- 1. 機能性高分子フィルム市場概要
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1) 市場全体像および成長分野・品目
2) 分野別市場トレンド
- 2. 主要成長トレンドおよび注目トピックの動向
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1) 成長率ランキング
2) 注目トピック動向
- 3. 分野別動向
- 4. 採用素材動向(採用素材一覧・分野別採用素材動向、他)
- 5. 海外市場動向(日系企業の海外進出・海外市場、エリア別ウェイト)
- 6. 技術開発動向
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1) 機能付与技術一覧
2) 技術的課題および開発の方向性
- II. 集計編
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1. 主要参入メーカー一覧
2. 市場規模推移および予測(2017年〜2024年予測)
3. 価格一覧
- III. 品目編
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1. 製品概要
2. 主要参入メーカー
3. 市場規模推移および予測(2017年〜2024年予測)
4. 価格動向
5. 用途動向・ウェイト(2020年見込・2021年予測)
6. タイプ別ウェイト(2020年見込・2021年予測)
7. メーカーシェア(2020年見込・2021年予測)
8. 競合・代替品の動向
9. 海外市場動向(海外進出、国・地域別のウェイト、他)
10. 採用素材動向(素材別ウェイト、材料種厚み動向、他)
11. 高機能化・機能付与技術動向
12. 研究開発・技術動向
13. 今後の方向性
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