◆最新マルチクライアント調査レポート:2025年12月08日予定

受動部品最新動向調査 2026

受動部品(MLCC/チップインダクター/チップ抵抗器/アルミ電解コンデンサー)および関連材料の現状と将来的な推移を徹底分析
−調査の背景−
  • 本マルチクライアント特別調査企画では、主要受動部品として、積層セラミックコンデンサー(MLCC)、チップインダクター、チップ抵抗器、アルミ電解コンデンサーを調査対象とする。
  • 弊社ではMLCC、チップインダクター、チップ抵抗器、アルミ電解コンデンサーの最新動向調査を継続的に行ってきた。2020年、2021年に需要が拡大し受動部品としても市場拡大が進んだが、2022年は再び生産調整が入り、マイナス成長となった。2023年も需要拡大は進まず、市場の停滞が続いた。
  • 2024年は前年までに主要アプリケーションにおける在庫調整が進んだことで、実需に見合った生産状況へとシフトしてきた。そのため、受動部品においても、需要の喚起が進み、2023年と比較して市場拡大が進んだケースが多くみられた。また、サーバーのうち、特にAIサーバー向けで高付加価値製品の需要拡大がみられ、数量ベースよりも金額ベースで受動部品の市場拡大が進んだ側面もあった。
  • また、主要部材についても在庫調整が2023年までで進んだことにより、2024年は需要ベースで出荷数量が増加した。一部、需要以上に受動部品メーカーサイドで材料の積み増しを行っていたケースもあったとみられるが、市場規模としては総じて前年からプラス成長となった。
  • 主要アプリケーションで市場拡大が進んでいるのはAIサーバーのみであり、他の用途において受動部品、受動部品材料の市場拡大をけん引する用途はみえていない状況である。将来の見通しが不透明な現在の状況においては、受動部品の価格調整による市場競争激化や、材料の低価格化、中国メーカーの台頭など市場成長を阻害する懸念材料が依然として多いといえる。
  • 本マルチクライアント特別調査では主要な受動部品、これらの主要材料市場にフォーカスし、市場規模やメーカーシェア、ローカルメーカーの台頭状況を把握することで、受動部品市場の将来動向を考察する。
−調査のポイント−
  • 受動部品メーカーの調査時点の生産状況や全体市場におけるシェア状況、中国メーカーの台頭状況について把握する。
  • 受動部品材料メーカーのシェア状況と、今後の製品戦略について把握する。
−調査対象−
1. 対象製品
調査品目
タイプ
品目数 調査品目
受動部品 4品目 MLCC チップインダクター チップ抵抗器 アルミ電解コンデンサー
受動部品材料 12品目 チタン酸バリウム
バリウム系材料
チタン系材料
ニッケル超微粉
外部電極用ペースト
メタルコア材料
内部電極用ペースト
アルミナ基板
抵抗体用ペースト
一次電極用ペースト
電極箔用アルミ箔
電極箔(粗面化箔/化成処理箔)
2. 対象メーカー
受動部品 MLCC
 京セラ
 太陽誘電
 TDK
 村田製作所
 SEMCO
 Yageo
 Walsin 他
チップインダクター
 KOA
 スミダ電機
 太陽誘電
 TDK
 パナソニック
 村田製作所
 SEMCO 他
チップ抵抗器
 KOA
 北陸電気工業
 パナソニック
 ローム
 Yageo
 Walsin 他
アルミ電解コンデンサー
 ニチコン
 日本ケミコン
 ルビコン
 パナソニック 他
受動部品材料 チタン酸バリウム
 共立マテリアル
 堺化学工業
 日本化学工業
 富士チタン工業 他

バリウム系材料
 堺化学工業
 日本化学工業
 Solvay 他

チタン系材料
 石原産業
 大阪チタニウム
 東邦チタニウム
 レゾナック 他

ニッケル超微粉
 JFEミネラル
 昭栄化学工業
 住友金属鉱山
 東邦チタニウム 他

外部電極用ペースト
 昭栄化学工業
 ナミックス 他
メタルコア材料
 エプソンアトミックス
 日本アトマイズ加工
 BASF 他

内部電極用ペースト
 昭栄化学工業
 ナミックス
 ノリタケ 他
アルミナ基板
 日本カーバイド工業
 MARUWA 他

抵抗体用ペースト
 昭栄化学工業
 住友金属鉱山
 Celanese 他

一次電極用ペースト
 昭栄化学工業
 住友金属鉱山
 田中貴金属工業
 Celanese 他
電極箔用アルミ箔
 堺アルミ
 東洋アルミニウム
 UACJ製箔 他

電極箔(粗面化箔/化成処理箔)
 ニチコン
 日本ケミコン
 日本蓄電器工業 他
−調査項目−
調査総括/分析編
1. 総括編
1) 受動部品、材料市場の将来展望
2) 中国受動部品メーカーの立ち位置の変化
3) 前回調査(2023年6月)と今回調査の市場推移・予測値の変化
4) 市況トレンドと今後の動向に関する見解
2. 受動部品編
1) 主要アプリケーション市場動向
2) 主要アプリケーションにおける搭載員数と推移予測
3) 受動部品メーカー一覧
4) 受動部品市場規模推移一覧(2024年実績〜2030年予測)
5) 中国受動部品メーカーの生産能力増強状況
3. 受動部品材料編
1) 受動部品材料メーカー一覧
2) 受動部品材料市場規模推移一覧(2024年実績〜2030年予測)
3) 主要受動部品メーカー(中国以外)の材料調達関係(2024年実績)
4) 中国受動部品メーカーの材料調達状況
5) 材料トレンド/ロードマップ
個別品目調査編
1. 受動部品編
1) 製品概要
2) 市場概況推移予測(2024年実績〜2030年予測)
3) 参入メーカー一覧
4) メーカーシェア(2024年実績/2025年見込)
5) 用途別ウェイト(2024年実績/2025年見込/2030年長期予測)
6) メーカー別用途別ウェイト(2024年実績/2025年見込)
7) タイプ別ウェイト(2024年実績〜2030年予測)
8) メーカー別タイプ別ウェイト(2024年実績/2025年見込)
9) 主要中国メーカーの動向
10) その他中国ローカルメーカー参入状況
11) 市況トレンドと今後の動向に関する見解
2. 受動部品材料編
1) 製品概要
2) 市場概況推移予測(2024年実績〜2030年長期予測)
3) 価格動向(2025年調査時点)
4) タイプ別ウェイト(2024年実績/2025年見込)
5) 参入メーカー一覧
6) メーカーシェア(2024年実績/2025年見込)
7) ローカルメーカー参入状況
8) 材料トレンド/ロードマップ
9) 中国メーカーの調達方針
10) 納入関係(2024年実績)
11) 市況トレンドと今後の動向に関する見解
ご要望に応じて、調査項目を追加・変更いたします
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
受動部品最新動向調査 2026

総額
880,000円(税抜 800,000円)

発刊日
2025年12月08日(予定)

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
150ページ(予定)

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

予約特典のご案内
発刊前日までにご予約いただいた場合、PDF版(CD-ROM)を無償提供いたします。
お申し込み方法
下記のフォームにて直接お問い合わせ、お申し込みください。
受信後、担当者より折り返しご連絡いたします。
また、必要事項をE-mail、ファクシミリにてinfo@fcr.co.jpまでお送りいただいても結構です。
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販売形態/納品形態のご案内
書籍/PDF版(CD-ROM)
 総額 968,000円(税抜 880,000円)
  • 書籍と同じデータ(PDFデータ)を収録したCD-ROM(印刷不可/イントラネットでの共有および複製利用はできません)。

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