- ■この資料は複数巻構成となっております
- 2023 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧 ベンダー戦略編(刊行:2023年12月14日(予定))
- ■関連したテーマを持つレポートがあります
- 2024 クラウドコンピューティングの現状と将来展望 市場編 (刊行:2024年03月04日(予定))
- 2023 ネットワークセキュリティにおけるSOC/プロフェッショナルサービス市場の将来展望 (刊行:2023年09月25日)
- Generative AIによるITビジネスへの影響分析および将来展望 (刊行:2023年08月10日)
- ソフトウェアビジネス新市場 2023年版 (刊行:2023年07月07日)
−調査の背景− |
- 2022年度はテレワークの定着、ゼロトラストへの取り組み拡大により、企業のネットワークやセキュリティの取り組みが変化した1年であった。すでにゼロトラストへの取り組みが進み、新しいネットワーク、セキュリティ環境の構築が完了した企業が一部でみられる一方、継続した取り組みを進めている企業も多く、今後もゼロトラスト関連の取り組みがセキュリティ市場をけん引するとみられる。
- また、近年は企業におけるDXへの取り組みが広がりをみせており、企業における新しいシステムが増加している。特にDX関連のシステムに関しては、汎用的な従来システムと異なり、企業独自の商習慣などを反映したものが多くなっている。このDXシステムの運用やセキュリティ対策としては、企業独自の状況を把握している企業側の人材が必要となることが多く、積極的に外部のMSSを活用してきた企業でも社内でセキュリティ人材の育成、雇用が求められるようになっている。
- こうした中、サイバー攻撃の高度化/巧妙化も進化しており、企業単独のセキュリティ対策だけで対処することが非常に難しくなってきている。ランサムウェアは依然として猛威を振るっており、近年はサプライチェーンにおけるセキュリティ対策が弱い中堅、中小企業を踏み台としたサプライチェーン攻撃も増加傾向にあり、国内外の拠点やグループ会社、取引先におけるセキュリティ対策が求められるようになっている。
- このため、従前のように高度なサイバー攻撃への対処を進めるとともに、新たなDXシステムを含めた内部のセキュリティ人材の確保やサプライチェーン全体でのセキュリティ対策も求められるようになっている。特にサプライチェーン関連の対策としては、重要インフラなどを中心に経済安全保障の観点からも対策が求められる一方、中堅、中小企業におけるセキュリティ投資額は低く、十分な対策が取れないことが多いと想定されることから、国内における大きな課題となっている。
- こうしたセキュリティビジネス環境の変化を受け、本市場調査資料では各セキュリティサービス/製品を提供/販売する企業や関連団体に対する調査、分析を実施し、ゼロトラストセキュリティへの取り組みなどセキュリティビジネス全体の明確化に加え、セキュリティ人材の不足への対応やMSSなどサービス動向に関して分析を行う。また、ユーザー企業にWebアンケートを実施し、ユーザーのネットワークセキュリティに対する取り組みや課題なども分析する。
- ■本市場調査資料のポイント
- ■ポイント1:
ゼロトラスト関連(ツール、サービス)の動向を分析
- ■ポイント2:
DXシステムやサプライチェーン攻撃、経済安全保障などのキーワードに対するセキュリティ対策の傾向を分析
- ■ポイント3:
ランサムウェア対策を中心としたバックアップ関連の動向に関して分析
- ■ポイント4:
中堅、中小企業におけるセキュリティトレンドや投資額などを分析
- 上記をポイントに市場調査を実施し、ネットワークセキュリティビジネスの総合的なマーケティングデータをご提供いたします。
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−調査項目− |
- ※下線は本年度版からの新規調査項目
- I. 総括編
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- 1. ネットワークセキュリティ市場の展望
- 2. カテゴリー別市場規模推移/展望(2022〜2028年度)
- 3. 注目市場分析(ポジショニング分析/平均成長率ランキング)
- 4. セキュリティビジネスを取り巻く環境(脅威/関連法規など)
- 5. 注目キーワード分析
- (ゼロトラスト、DX関連の影響、人材不足/自動化/GAI連携、サプライチェーン攻撃、経済安全保障の影響、など)
- 6. 企業規模別セキュリティトレンド動向分析
- (規模別市場規模分析、規模別のセキュリティ投資額/投資動向分析)
- 7. 業種別セキュリティトレンド分析(業種別市場規模分析、業種別セキュリティトレンド分析)
- 8. データバックアップに関する動向
- 9. 内部不正対策の動向
- 10. 市場規模推移
- II. サービス/製品市場編
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■ネットワークセキュリティサービス
- 1. 対象サービスの定義・範囲
- 2. 市場概況
- 3. 市場規模推移(2022〜2028年度)
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1) 市場規模
2) ユーザー規模別/業種別※
3) 相関関係
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- 4. 上位ベンダーにおける提供状況
- 5. 主要参入ベンダーのマーケティング戦略
- 6. 注目キーワード分析(総括編と同じ)
- 7. 主要サービス一覧
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■ネットワークセキュリティ製品
- 1. 対象製品の定義・範囲
- 2. 市場概況
- 3. 市場規模推移(2022〜2028年度)
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1) 市場規模
2) ユーザー規模別/業種別※
3) 相関関係
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- 4. 市場占有率(2022年度実績/2023年度見込)
- 5. 主要参入企業のマーケティング戦略
- 6. 注目キーワード分析(総括編と同じ)
- 7. 主要製品一覧
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- ※ユーザー規模別は従業員5,000人以上【超大手】、4,999〜1,000人【大手】、999人〜300人【中堅】、299人以下【中小】の4区分とする。
- ※業種は、「製造」「金融」「流通」「サービス」「情報通信」「公共」「その他」
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−調査対象− |
- ※下線は本年度版からの新規調査項目
- ■調査対象予定サービス/ツール
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A. ゲートウェイセキュリティ
- ウイルス監視サービス
- ウイルス対策ツール(ゲートウェイ)
- セキュリティ監視ツール
- 統合セキュリティ監視サービス
- 標的型攻撃対策ツール(ゲートウェイ)
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- ファイアウォール/VPN関連製品
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1)UTM/ファイアウォール/VPNアプライアンス
2)VPN関連製品(SSL-VPN)
- 不正アクセス監視サービス
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B. メールセキュリティ
- 電子メールアーカイブツール
- メール暗号化/誤送信対策ツール
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- メールセキュリティサービス
- メールフィルタリングツール
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C. クラウド/Webアクセスセキュリティ
- CSPM/CWPP/CNAAP
- CASB
- IDaaS
- SASE運用支援サービス
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- SWG
- Webフィルタリングツール
- ZTNA
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D. Webサービスセキュリティ
- DDoS攻撃対策サービス
- DDoS攻撃対策ツール
- WAF運用管理サービス
- Webアプリケーション脆弱性検査サービス
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- Webアプリケーションファイアウォール(WAF)
- Webアプリケーション検査ツール
- モバイルアプリ脆弱性検査サービス
- モバイルアプリ検査ツール
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E. 認証セキュリティ
- シングルサインオン
- デバイス認証ツール
- 電子認証サービス
- 統合ID管理ツール
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- 特権ID管理ツール
- 認証デバイス(バイオメトリクス〔指紋/静脈〕)
- ワンタイムパスワード
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F. 端末セキュリティ
- DaaS
- EDR
- EDR運用支援サービス
- ウイルス対策ツール(クライアント/サーバー)
- 標的型攻撃対策ツール(エンドポイント)
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- 無害化ソリューション
- 端末管理・セキュリティツール
- (資産管理/暗号化/その他)
- モバイルセキュリティ管理ツール
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G. サイバーレジリエンス/教育
- サイバーセキュリティ演習サービス
- セキュリティ教育・トレーニングサービス
- セキュリティ/BCPコンサルティングサービス
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- プラットフォーム検査ツール
- セキュリティスコアリングサービス
- セキュリティ検査・監査サービス
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H. その他セキュリティ
- SIEM運用管理サービス
- インシデントレスポンスサービス
- スレットインテリジェンスサービス
- 検疫ツール
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- 統合ログ管理ツール(SIM/SIEM)
- NDR
- SBOM
- XDR
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