◆最新市場調査レポート:2022年11月07日予定
2023年 自動車用ケミカル&マテリアル市場調査総覧
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2050カーボンニュートラルと「CASE」普及を見据えた材料市場の変化を徹底分析 |
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−調査の背景− |
- 新型コロナウイルス感染拡大、半導体供給不足による生産ストップなど、2020年代に入り自動車業界には外部要因的な逆風が強く吹き、世界全体で自動車生産の先行きが不透明となっている。
- その中で、地球温暖化の影響によるさまざまな弊害の解決を目指し、CO2などの温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させるカーボンニュートラルが改めて全世界的目標と位置付けられるようになった。
- 自動車業界においてもトヨタ自動車やホンダ、VWなど大手完成車メーカーが相次いで2050年のカーボンニュートラル達成目標を宣言し、「生産」「走行」「廃棄」のライフサイクルトータルにおける温室効果ガスの排出量削減を目指す施策を強化している 。
- 加えて、中国をはじめとするEV生産の急拡大や、レベル3自動運転車の市場投入など、「CASE」と総称される次世代自動車技術はいよいよ普及段階に至ったといえる。
- そのため、自動車用材料でも有機材料・無機材料の双方において、次世代自動車としての新技術実現に必要な部品・材料の採用と、カーボンニュートラル実現のための材料変化の双方に注目し、それぞれの要求・ニーズに対応していく必要がある。内装/外装/構造/駆動/電装・通信といった部位・分野ごとに異なるトレンド・優先順位への対応が迫られる可能性もあり、またサプライチェーンの安定性にも改めて注目が増すと考えられる。
- そこで本市場調査資料では、2017年版・2020年版において調査を実施してきた現在の自動車業界での有機・無機材料採用材料状況を前提に、軽量化や低燃費化、「CASE」に対応するニーズとともにバイオ化・リサイクル化といったカーボンニュートラル対応の状況・方向性を把握し、採用材料変化の方向性を分析する。
- 本市場調査資料を、当該市場関係各社における有益なマーケティングデータとして活用していただければ幸いである。
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−本市場調査資料のポイント− |
- バイオ化/リサイクル化はいつから・どの部位から始まるのか? 方向性を調査
- EV販売の本格化:モーター・バッテリー関係部品の増加/エンジン車の減少
- 自動運転の導入加速:センサー・レーダー・通信用部品の増加
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−調査対象品目− |
- ■既存材料編
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A. 汎用樹脂
1. PP
2. PE
3. PVC
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4. PMMA
5. ABS・ASA・AES
6. PC/ABS
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B. エンジニアリングプラスチック
1. PC
2. PBT・PET
3. POM
4. PA6・PA66
5. PA11・PA12
6. 耐熱PA(PA46・PA6T・PA9T・PA10T・PA11T)
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7. 変性PPE
8. PPS
9. LCP
10. 高耐熱樹脂(PEEK・PEI・TPI)
11. 光学レンズ用樹脂(COP・COC、他)
12. フッ素樹脂
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C. 熱硬化樹脂
1. エポキシ
2. ポリウレタン
3. 不飽和ポリエステル
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4. フェノール
5. シリコーン
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D. ゴム・エラストマー
1. NR
2. IR
3. CR
4. EPDM
5. NBR・HNBR
6. S-SBR
7. ACM
8. ECO
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9. フッ素ゴム
10. シリコーンゴム
11. α-オレフィンコポリマー
12. TPO・TPV
13. TPS
14. TPC
15. TPU
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E. 金属
1. アルミニウム合金
2. マグネシウム合金
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3. 鉄(軟鋼・高張力鋼・ホットスタンプ材)
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F. 中間部材
1. 接着剤(内装用、構造用、他)
2. ガラス/グレージング
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3. タイヤ
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- ■新規・カーボンニュートラル材料編
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1. バイオ由来樹脂
2. リサイクル樹脂
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3. CO2由来樹脂
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- ※上記品目より40品目程度を対象とする
- ※調査段階で必要・要望に応じ品目の追加・変更を行う
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−調査項目− |
- I. 市場総括編
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- 1. 自動車用ケミカル&マテリアル市場総括
- 2. 材料別市場展望
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1) 品目別・分類別動向
2) バージン樹脂/リサイクル樹脂/バイオ・脱石化樹脂別動向
- 3. 部位別採用材料動向
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1) EV化・CASE対応による変化のまとめ
2) カーボンニュートラル対応による変化のまとめ
- 4. 自動車生産台数動向
- II. 集計編
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1. 主要参入企業一覧
2. 市場規模推移および予測(2019年〜2026年・2030年・2035年予測)
3. 品目別価格一覧
- III. 品目別市場編
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- 1. 製品概要
- 2. 市場動向(2019年〜2026年・2030年・2035年予測)
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1) バージン樹脂/リサイクル樹脂/バイオ・脱石化樹脂別動向
2) リサイクル樹脂/バイオ・脱石化樹脂採用時期・部位の動向
- 3. 採用部位・部品動向
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1) EV化・CASE対応による部品点数変化の動向
2) カーボンニュートラル対応による採用材料変化の動向
- 4. 価格動向(2022年見込)
- 5. メーカーシェア(2022年見込)
- 6. ニーズ・課題点
- 7. 研究開発・技術動向
- 8. 参入企業一覧
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