◆市場調査レポート:2013年12月06日発刊

2014年版 次世代ワイヤ/ケーブル関連マテリアル市場調査総覧

電線から自動車ハーネスまでワイヤ/ケーブル/コネクター市場と素材トレンドを徹底調査
(2013年版 次世代ワイヤー/ケーブル関連マテリアル市場調査総覧から改題)
−調査の背景−
  • ワイヤ/ケーブルは電力や信号を伝えるための製品であり、電気・通信などのインフラ、家電・情報機器などの電子機器や自動車などの動力・信号伝達のための配線、電力エネルギーと機械エネルギーの変換に用いられる各種機器用モーターや発電所に設置される発電機など、生活のさまざまな場面で使用され、社会に欠かすことのできない主要産業の一つとなっている。
  • 用途の拡がりや需要先における技術発展が進むにつれて、ワイヤ/ケーブルに求められる性能/機能も多岐にわたり、現在では使用される分野/用途/使用環境などによってさまざまな形状/素材/サイズのワイヤ/ケーブルが製品化されている。
  • 市場としてはインフラや機器・自動車の普及が進んだ先進国では成熟しつつあるが、インフラ整備が進められている新興国では需要は伸びており、世界市場全体では成長を続けている。ただし、近年では多くの市場分野において、それぞれの業界規格に基づいた製品展開がメインとなり、製造コストを抑えることができる地場メーカー中心の市場構造となっている。
  • 今回の調査では、ワイヤ/ケーブルを構成する各種素材市場に着目した。ワイヤ/ケーブルは内部導体や絶縁材、シールド材、被覆材(シース)などによって構成され、求められる性能/機能によって、それぞれ適した素材が採用されている。
  • 現在主流として採用されている素材および今後採用拡大が見込まれる素材について、現在どのような訴求ポイントで採用され、今後の技術/開発展開によってどのような素材へとシフトしていくのか、ワイヤ/ケーブル産業からみた素材ニーズ、新規素材のブレイクスルーに向けた課題などを調査し、コスト以外の付加価値の提供によるワイヤ/ケーブル市場発展の可能性を探った。
  • 本調査レポートでは、ワイヤ/ケーブル素材として内部導体(3製品)、電線被覆/絶縁材(11製品)、シールド材(4製品)、光ファイバー素材としてコア/クラッド材およびコーティング材(3製品)、コネクター素材として基材(9製品)、端子材(5製品)を調査対象として、ワイヤ/ケーブル関連素材合計35品目を抽出した。また、製品市場としてワイヤ/ケーブル(6製品)、コネクター(3製品)、代替技術/製品(3製品)についても調査対象とした。
  • ワイヤ/ケーブル市場および関連素材市場の現状と今後採用が見込まれる素材の方向性などをまとめたことで、本調査レポートが関連企業の経営、研究、製造、販売などマーケティング全般において、ご活用いただけるものと確信しております。
−調査目的−
  • 本調査レポートは、ワイヤ/ケーブル素材、光ファイバー素材、コネクター素材を対象としたワイヤ/ケーブル関連素材市場、およびワイヤ/ケーブル市場、コネクター市場、その他ワイヤ/ケーブル代替技術/製品を対象とし、市場規模、参入メーカーおよびメーカーシェア、用途/採用製品、競合/代替製品などの市場動向/技術動向を把握することにより、ワイヤ/ケーブル関連素材市場の現状と今後の方向性を明確化することを目的とした。
−調査製品(47品目)−
分類製品名
素材ワイヤ/ケーブル素材
(18製品)
内部導体
(3製品)
銅系、アルミ系、超電導材
電線被覆/絶縁材
(11製品)
PVC、PE、フッ素樹脂、EVA、変性PPE、PEEK、絶縁ワニス、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、シリコーンゴム、難燃剤(臭素系/無機系)
シールド材
(4製品)
編組線、金属テープ、アルミパイプ、金属コルゲート管
光ファイバー素材
(3製品)
石英ガラス、プラスチック(PMMA/他)、光ファイバー用コーティング材
コネクター素材
(14製品)
基材
(9製品)
PBT、PPS、LCP、PA6/PA66、PA6T、PA46、PA9T、SPS、バイオプラスチックス
端子材
(5製品)
銅、黄銅、リン青銅、その他銅合金、アルミ合金
製品ワイヤ/ケーブル
(6製品)
電力インフラ、通信インフラ、電子機器、自動車、巻線/マグネットワイヤ、その他産業用
コネクター
(3製品)
機器用/産業用コネクター、自動車用コネクター、光コネクター
代替技術/製品
(3製品)
ワイヤハーネス代替FPC、ワイヤレス給電(モバイル)、ワイヤレス給電(自動車)
−調査ポイント−
1. 製品概要(訴求ポイント/採用分野など)
2. 主要参入企業一覧
3. サプライチェーン/業界構造
4. 価格動向
5. 市場規模推移および予測(2010年〜2017年予測)
6. 製品種別ウェイト(2013年見込)
7. メーカーシェア(2013年見込)
8. 用途動向(用途別ウェイト/採用製品一覧など)
9. 研究開発・技術動向
10. 今後の方向性
−目次−
I. 総合分析編(1)
1. 市場総括(3)
2. ワイヤ/ケーブル市場概況(5)
1) ワイヤ/ケーブル市場定義および概要(5)
2) 世界市場規模推移および予測(2010年〜2017年予測)(6)
3) 国内市場規模推移および予測(2010年〜2017年予測)(8)
4) 製品別市場トレンド(2013年見込)(9)
5) 分野別採用素材トレンド(2013年見込)(10)
6) 分野別動向(11)
(1) 電力インフラ(11)
(2) 通信インフラ(12)
(3) 電子機器(13)
(4) 自動車(14)
(5) 巻線/マグネットワイヤ(15)
3. 主要ワイヤ/ケーブル関連素材市場概況(16)
1) 主要ワイヤ/ケーブル関連素材市場規模推移および予測(2010年〜2017年予測)(16)
2) 主要ワイヤ/ケーブル関連素材市場の製品別需要構造(18)
3) 平均成長率ランキング(19)
4. 主要製品/素材市場動向(21)
1) 内部導体(21)
2) 電線被覆/絶縁材(23)
3) シールド材(27)
4) 光ファイバー(29)
5) コネクター基材(31)
6) コネクター端子材(34)
5. 素材別市場トレンド(37)
1) 訴求ポイントと採用分野(37)
2) 主要採用製品動向(38)
3) 研究開発動向(40)
4) 価格動向(43)
6. 参考データ(45)
1) 原料価格データ(銅/アルミ/ナフサ)(45)
2) ワイヤ/ケーブル製品の技術概要(47)
3) 主要な電線規格(49)
II. 集計編(51)
1. 主要参入企業一覧(53)
2. 素材別市場規模推移および予測(2010年〜2017年予測)(60)
3. 製品別市場規模推移および予測(2010年〜2017年予測)(76)
4. メーカーシェアおよび用途別ウェイト(2013年見込)(82)
III. 素材編(91)
A. ワイヤ/ケーブル素材(93)
内部導体
1. 銅系(94)
2. アルミ系(98)
3. 超電導材(103)
電線被覆/絶縁材
4. PVC(107)
5. PE(111)
6. フッ素樹脂(116)
7. EVA(121)
8. 変性PPE(124)
9. PEEK(128)
10. 絶縁ワニス(132)
11. エチレンプロピレンゴム(137)
12. クロロプレンゴム(142)
13. シリコーンゴム(146)
14. 難燃剤(臭素系/無機系)(150)
シールド材
15. 編組線(156)
16. 金属テープ(159)
17. アルミパイプ(162)
18. 金属コルゲート管(165)
B. 光ファイバー素材(169)
コア/クラッド材
19. 石英ガラス(170)
20. プラスチック(PMMA/他)(174)
コーティング材
21. 光ファイバー用コーティング材(178)
C. コネクター素材(183)
基材
22. PBT(184)
23. PPS(188)
24. LCP(192)
25. PA6/PA66(196)
26. PA6T(200)
27. PA46(204)
28. PA9T(207)
29. SPS(210)
30. バイオプラスチックス(213)
端子材
31. 銅(215)
32. 黄銅(218)
33. リン青銅(221)
34. その他銅合金(224)
35. アルミ合金(227)
IV. 製品編(231)
A. ワイヤ/ケーブル(233)
36. 電力インフラ(234)
37. 通信インフラ(238)
38. 電子機器(241)
39. 自動車(244)
40. 巻線/マグネットワイヤ(249)
41. その他産業用(254)
B. コネクター(257)
42. 機器用/産業用コネクター(258)
43. 自動車用コネクター(261)
44. 光コネクター(265)
C. 代替技術/製品(269)
45. ワイヤハーネス代替FPC(270)
46. ワイヤレス給電(モバイル)(273)
47. ワイヤレス給電(自動車)(276)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2014年版 次世代ワイヤ/ケーブル関連マテリアル市場調査総覧

頒価
132,000円(税抜 120,000円)

発刊日
2013年12月06日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
278ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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