◆市場調査レポート:2012年08月13日発刊

2012 ワールドワイド自動車部品マーケティング便覧

完成車メーカーの部品調達戦略・部品サプライヤの生産拠点戦略と、次世代自動車の未来のシナリオを描く
−調査の背景−
  • 2011年は、東日本大震災とタイの大洪水により、日本は自動車業界のみならず全産業にとって試練と共に大きな転換の年となった。
  • 輸出型の貿易構造が基幹産業に多く見られる日本において、継続的な円高は生産拠点の海外移管をさらに加速させることとなり、一層の産業空洞化が進む結果となった。
  • こうした経済状況下で、2011年の日本国内の自動車生産台数は839.9万台となり、前年比87.2%とマイナス成長となったが、2012年は984万台と前年比117.2%に回復する見込みである。
  • また、ユーザーの地球環境に対する意識の高まりから次世代自動車であるHV/PHV/EVが広く認知され、特にHVの躍進やEVの実用化などメーカー各社の環境車戦略が実現されつつある。
  • 更に、地域のニーズに即したモデルの市場投入やそのためのR&D拠点の設立など分散型・現地型の開発・生産が主流となっており、特に、中国での自動車の現地開発・現地生産の流れは新興国のスタンダードになりつつあり、部品を供給するサプライヤ自身も、積極的な海外生産拠点の開設や現地企業との合弁会社設立など事業戦略の変更が喫緊の課題となっている。
  • 自然災害の影響は、部品/素材の調達システムの機能不全を惹起し、日本国内だけでなく海外の自動車生産拠点においても生産ラインの停止や減産を余儀なくされ、国内外における部品/素材調達のリスクを露呈する結果となった。
  • このため、災害リスクを想定した調達システムの構築が急務とされたが、今回の調査結果では自動車メーカーや部品サプライヤは供給先の一時的な変更での対応範囲に留まっているところが少なくなく、調達システムの再構築まで至っておらず、今後の課題として残す企業が多く見られた。
  • 部品/素材の調達の問題は、新興国の現地ニーズにあったモデルの開発〜展開にも直結しており、安定的な品質と量の調達が大前提となることから、現地部品サプライヤとの提携や買収を進めつつ、新興国向けの製品を開発して供給を始めている部品サプライヤも数多く存在していた。
  • 本調査では、主要部品の市場動向を捉えると共に、震災後の部品の調達状況を調査し、課題や問題点に対する対策や今後の戦略について分析を行いまとめた。
  • 2010年版まで「新自動車部品マーケティング便覧」として発刊して参りましたが、「ワールドワイド自動車部品マーケティング便覧」と改題し、次世代自動車のHV/EVの主要構成部品を含む自動車部品市場の国内・海外市場を調査分析した。
  • 本レポートを、自動車関連業界各位の中長期戦略のための基礎データとして活用頂ければ幸いである。
−調査目的−
  • 本資料は、主要自動車部品及び次世代自動車部品の市場規模推移、マーケットシェア、自動車メーカー・サプライヤの生産拠点、部品の供給・調達状況をワールドワイドで調査・分析することを目的とした。
−調査対象品目−
A. エンジンルーム9品目
B. 吸・排気5品目
C. 駆動・足回り7品目
D. 電装部品6品目
E. 内装関連4品目
F. 外装関連8品目
G. 次世代自動車構成部品10品目
合計49品目
−調査項目−
I. 総括・集計編
1. 自動車部品市場概況
1) 全体部品市場概況
2) 品目別市場規模推移
3) 品目別メーカーシェア
2. 自動車市場動向
1) 全体市場概況
2) EVの普及が世界の自動車市場に与える影響
3) HV/PHV/EV/FCVモデルの投入計画
3. 自動車メーカーの主力部品の調達戦略
4. 自動車メーカーの主要生産拠点・開発拠点一覧
5. 主力部品の地域別生産⇒供給先マトリクス
6. 部品サプライヤの戦略拠点一覧
II. 部品市場編
1. 製品概要
2. ワールドワイド市場規模推移(2010年・2011年実績/2012年見込/2013〜2016・2020年予測)
3. メーカーシェア(2011年実績、国内/ワールドワイド)
4. 価格動向(2011年・2020年)
5. 自動車メーカーへの供給マトリクス(2011年実績)
6. 部品メーカーによる部品生産及び供給体制
7. 主要生産拠点一覧
III. 参考資料編
1. 自動車生産台数予測推移
2. 小型移動車両(バイクを含む)市場の動向・分析
3. モビリティ市場の動向と今後の可能性
4. 自動車メーカーの主要生産拠点・開発拠点一覧
−目次−
I. 総括・集計編(1)
1. ワールドワイド自動車部品の市場動向(3)
2. サプライヤ、自動車メーカーの工場新設・増設計画の概要(5)
3. 自動車部品市場概況(9)
1) 全体部品市場概況(9)
2) カテゴリー別市場概況(11)
3) 品目別市場規模推移(W/W、国内)(15)
4) 品目別メーカーシェア(2011年実績)(29)
4. 自動車市場動向(38)
5. EVの普及が世界の自動車市場に与える影響(39)
6. HV/PHV/EV/FCVモデルの投入計画(40)
7. 自動車メーカーの主力部品の調達戦略(46)
8. 主力部品の地域別生産⇒供給先マトリクス(49)
9. 部品サプライヤの戦略拠点一覧(56)
II. 個別部品市場編(61)
A. エンジンルーム(63)
A-1) EGRバルブ(65)
A-2) 可変バルブタイミングユニット(71)
A-3) ラジエータファン(77)
A-4) ウォーターポンプ(83)
A-5) 燃料ポンプ(88)
A-6) 電子制御スロットルボディ(93)
A-7) コントロールユニット(98)
A-8) スタータ(107)
A-9) オルタネータ(113)
B. 吸・排気(119)
B-1) ターボチャージャー/スーパーチャージャー(121)
B-2) 触媒コンバータ(127)
B-3) EGRクーラ(133)
B-4) エキゾーストマニホールド(138)
B-5) インテークマニホールド(144)
C. 駆動・足回り(149)
C-1) トランスミッション(MT/AT/CVT/DCT/AMT)(151)
C-2) クラッチ(161)
C-3) 電動パワーステアリング(166)
C-4) サスペンションシステム(174)
C-5) タイヤ空気圧警報システム(178)
C-6) ABS・ESC(183)
C-7) 電動パーキングブレーキ(190)
D. 電装部品(195)
D-1) コンビネーションスイッチ(197)
D-2) カーナビゲーションシステム(202)
D-3) ドライブレコーダ(208)
D-4) 小型モータ(212)
D-5) ワイヤーハーネス(217)
D-6) アイドリングストップ用蓄電池(222)
E. 内装(227)
E-1) シートシステム(229)
E-2) エアコン(236)
E-3) エアバッグ(243)
E-4) インストルメントパネル(250)
F. ランプ・外装(257)
F-1) ボディ/シャーシ(259)
F-2) 自動車用ガラス(264)
F-3) ヘッドランプ(270)
F-4) サイドミラー(277)
F-5) バンパー(283)
F-6) クリアランスソナー(289)
F-7) 車載カメラモジュール(293)
F-8) 自動車用タイヤ(300)
G. 次世代部品(307)
G-1) HV/EVシステム(309)
G-2) モータ(駆動・発電)(314)
G-3) ニッケル水素バッテリー(321)
G-4) リチウムイオンバッテリー(325)
G-5) アイドリングストップシステム(334)
G-6) インバータモジュール(339)
G-7) DC-DCコンバータ(346)
G-8) コンデンサ(352)
G-9) 高圧ハーネス(357)
G-10) 電動コンプレッサ(361)
III. 参考資料編(367)
1. 自動車生産台数予測(369)
1) 国内/世界の自動車生産台数予測推移(369)
2) 次世代自動車の生産台数推移(HV/PHV/EV/FCV)(377)
2. 小型移動車両(バイクを含む)市場の動向・分析(383)
3. モビリティ市場の動向と今後の可能性(385)
4. 自動車メーカーの主要生産拠点・開発拠点一覧(386)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2012 ワールドワイド自動車部品マーケティング便覧

頒価
104,500円(税抜 95,000円)

発刊日
2012年08月13日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
410ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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