◆市場調査レポート:2012年03月13日発刊

2012年版 エレクトロニクス高分子材料の現状と将来展望

ディスプレイ関連市場からエネルギーエレクトロニクス分野まで、各種高分子材料を網羅
−調査の背景−
  • 世界のエレクトロニクス産業はフラットパネルディスプレイ、携帯電話端末、パーソナルコンピューターといった個人消費者向けの販売量が全世界的に拡大してきたことを受け、2007年までに巨大な市場を形成した。その後、2008年にリーマン・ブラザーズの破綻を契機に世界的な景気不安に陥ったが、2010年にある程度の回復を見せた。しかし2011年は欧州・米国での景気悪化や金融引締政策により、世界の生産工場である中国での物づくりも急激にブレーキがかかった。その結果として、フラットパネルディスプレイの市場の要とも言えるテレビが期待以上には売れず、材料業界向けには在庫調整が進められた。
  • 2011年は景気悪化以外にも不遇の年であった。日本では東日本大震災が発生し、原材料調達や部材供給に一時的な不具合が生じたものの、現在では落ち着きを取り戻している。しかしタイで起こった大洪水の影響により、特に精密部品産業などに被害を与え、2012年上期までは影響を引きずる市場も少なからず想定されている。
  • このような状況の中ではあるが、順調に拡大する市場もある。例えばスマートフォンやタブレット端末の普及によりタッチパネル需要が急激に伸びている。また世界ではCO2削減を目標に太陽電池や燃料電池、蓄電池といったエネルギーエレクトロニクスの需要が伸びている。太陽電池は各国の政策により一進一退を繰り返していたが、今後はアジアや中東各国での需要やメガソーラー構想による需要拡大が見込まれる。二次電池は定置用蓄電池としての利用やEV・PHVといった電気自動車への適用・拡大により、市場を拡大させていく見込みである。
  • 本調査レポートでは、半導体(11品目)、実装・基板(8品目)、FPD(13品目)、タッチパネル(5品目)分野のコンシューマーエレクトロニクスを中心とした材料・部材市場に加え、照明の世界的な見直しによるLED(5品目)市場、また太陽電池や燃料電池、二次電池などのエネルギー・電池関連分野(15品目)を調査対象として、合計57品目を抽出した。
  • 2011年のエレクトロニクス高分子材料市場は、4兆4,524億円規模となった。2015年までに6兆7,314億円規模にまで拡大する見込みである。当該レポートでは、上記のエレクトロニクス市場を対象に関連部材・材料市場の現状と今後の方向性を明確化した。各市場における課題点・方向性を明確化し、新しいアプリケーションに対する開発の方向性など、当資料が関連企業の経営、研究、製造、販売等マーケティング全般において、ご活用いただけるものと確信しております。
−調査目的−
  • 本調査レポートでは、半導体/実装・基板、FPD(タッチパネル含む)、LED、太陽電池、リチウムイオン二次電池、燃料電池等のエレクトロニクス分野で使用される各種高分子材料(一部、低分子材料含む)を調査対象とした。各品目における市場のポイント、参入メーカー動向、採用素材、課題やニーズ、研究開発動向等を纏め、市場分析を行うことで、エレクトロニクス分野おける高分子材料市場の現状と、今後の方向性を明確化することを目的とした。
−調査品目−
分類品目名
半導体(11品目)バックグラインドテープ、ダイシングテープ、ダイボンディングフィルム、バッファコート膜、半導体封止材、Low-k(層間絶縁膜、他)、High-k、インクジェット用PI絶縁インク、ペリクル、CMPスラリー、CMPパッド
実装・基板(8品目)熱硬化性層間絶縁膜材料、2層FCCL(2層フレキシブル銅張積層板)、ドライフィルムレジスト、カバーレイフィルム、導電性ペースト、電着レジスト、液状ソルダーレジスト、放熱シート
FPD(13品目)偏光フィルム、偏光膜保護フィルム(TAC)、位相差フィルム、反射防止フィルム、プリズムシート/輝度向上フィルム、拡散シート、反射シート、導光板/拡散板、プラスチックフィルム基板、プロテクトフィルム、有機EL(ディスプレイ・照明)、有機EL用光学フィルム(光取り出しフィルム)、電子ペーパー
タッチパネル(5品目)カバーガラス/シート、ハードコートフィルム、透明導電性フィルム、OCA、タッチパネル用導電性ペースト
LED(5品目)LED封止材、リフレクタ(樹脂)、放熱グリース、グローブ、放熱コンパウンド
エネルギー・電池関連(15品目)太陽電池用封止フィルム、太陽電池用バックシート、太陽電池用導電性ペースト、有機薄膜太陽電池、LiBセパレータ、LiB正極材料、LiB負極材料、LiB電解液・添加剤、LiB電解質、LiBラミネート包材、燃料電池用電解質膜、燃料電池用セパレータ、燃料電池用ガス拡散層(GDL)、フィルムコンデンサ、導電性高分子コンデンサ
計57品目
−調査ポイント−
1. 製品概要
2. 市場のポイント
3. 主要参入企業動向
4. 市場動向
5. 用途別ウエイト(2011年)
6. メーカーシェア(2011年)
7. 価格動向(メーカー出荷価格)
8. 採用素材動向
9. 研究開発・技術動向
10. 今後の方向性
−目次−
I. 総合分析編(1)
1. エレクトロニクス高分子材料需要構成(世界市場)(3)
2. エレクトロニクス高分子材料市場概要(4)
1) 全体市場規模推移及び予測(2008年〜2015年予測)(4)
2) 分野別需要トレンド(5)
3) 成長率ランキング(1〜20位)(6)
4) 成長率ランキング(21〜71位)(7)
5) 品目別市場成長率(8)
3. 分野別市場動向(9)
1) 半導体(9)
2) 実装・基板(11)
3) FPD(LCD)(12)
4) FPD(次世代ディスプレイ)(14)
5) タッチパネル(16)
6) LED(19)
7) 太陽電池(21)
8) 次世代太陽電池(23)
9) LiB(リチウムイオン電池)(26)
4. 採用素材動向(28)
1) 材料別採用状況(2011年)(28)
2) 材料別・用途別ウエイト(29)
3) 品目別採用素材一覧(2011年)(30)
5. 参考データ(アプリケーション市場データ)(32)
1) 半導体世界市場(32)
2) LCDパネル世界市場(32)
3) 主要電子機器世界市場(33)
4) 主要エネルギーデバイス世界市場(34)
6. 次世代エレクトロニクスの動向(主にプリンタブルエレクトロニクスの動向)(35)
1) プリンタブルエレクトロニクスの分類(パターニング形成手法による分類)(35)
2) 市場分類・定義付け(バリューチェーンによる市場分類)(36)
3) 主要なプリンタブルエレクトロニクスの分類・技術動向・参入事例(36)
4) プリンタブルエレクトロニクス市場動向(2010年/2015年予測)(37)
5) プリンタブルエレクトロニクスの応用事例(39)
7. 品目別日本・欧米企業 VS アジア企業の位置付け・競合状況(41)
II. 集計編(45)
1. 主要参入企業一覧(47)
2. 品目別市場規模推移及び予測(2008年〜2015年予測)(58)
3. 品目別メーカーシェア(2011年)(68)
4. 品目別用途別ウエイト(2011年)(72)
5. 品目別価格一覧(76)
III. 品目別市場編(77)
半導体
1. バックグラインドテープ(79)
2. ダイシングテープ(84)
3. ダイボンディングフィルム(89)
4. バッファコート膜(94)
5. 半導体封止材(99)
6. Low-k(層間絶縁膜、他)(104)
7. High-k(108)
8. インクジェット用PI絶縁インク(113)
9. ペリクル(117)
10. CMPスラリー(121)
11. CMPパッド(126)
実装・基板
12. 熱硬化性層間絶縁材料(133)
13. 2層FCCL(2層フレキシブル銅張積層板)(137)
14. ドライフィルムレジスト(141)
15. カバーレイフィルム(145)
16. 導電性ペースト(151)
17. 電着レジスト(155)
18. 液状ソルダーレジスト(158)
19. 放熱シート(163)
FPD
20. 偏光フィルム(171)
21. 偏光膜保護フィルム(TAC)(175)
22. 位相差フィルム(179)
23. 反射防止フィルム(182)
24. プリズムシート/輝度向上フィルム(188)
25. 拡散シート(194)
26. 反射シート(199)
27. 導光板/拡散板(205)
28. プラスチックフィルム基板(212)
29. プロテクトフィルム(216)
30. 有機EL(ディスプレイ・照明)(221)
31. 有機EL用光学フィルム(光取り出しフィルム)(226)
32. 電子ペーパー(230)
タッチパネル
33. カバーガラス/シート(239)
34. ハードコートフィルム(245)
35. 透明導電性フィルム(250)
36. OCA(255)
37. タッチパネル用導電性ペースト(261)
LED
38. LED封止材(269)
39. リフレクタ(樹脂)(275)
40. 放熱グリース(280)
41. グローブ(284)
42. 放熱コンパウンド(288)
エネルギー・電池関連
43. 太陽電池用封止フィルム(297)
44. 太陽電池用バックシート(302)
45. 太陽電池用導電性ペースト(308)
46. 有機薄膜太陽電池(313)
47. LiBセパレータ(319)
48. LiB正極材料(325)
49. LiB負極材料(333)
50. LiB電解液・添加剤(339)
51. LiB電解質(344)
52. LiBラミネート包材(348)
53. 燃料電池用電解質膜(352)
54. 燃料電池用セパレータ(356)
55. 燃料電池用ガス拡散層(GDL)(360)
56. フィルムコンデンサ(364)
57. 導電性高分子コンデンサ(370)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2012年版 エレクトロニクス高分子材料の現状と将来展望

頒価
97,000円+税

発刊日
2012年03月13日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
375ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3664-5839 FAX. 03-3661-1414

お申し込み方法
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