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−調査の背景− |
- 2006年の世界の自動車生産台数は、原油価格の高騰の影響はあったものの6,900万台と順調に増加傾向を示しており、2007年も引続き中国や東南アジアが牽引役となり、前年比4%増の7,200万台になると見込まれている。
- 日本国内の自動車需要は既に成熟期に達しており減少傾向にあるが、海外需要の増加と円安による好調な輸出を受けて、2006年の自動車の生産台数は1,148万台と増加する結果となった。
- 自動車部品業界としては、全体のパイの拡大を追い風に既存部品の需要が拡大し、高度化した技術や新システムの開発による新規需要により、本調査でも順調に拡大する傾向が把握できた。
- 日本国内生産分については、中/長期的には海外部品調達が進み部品の輸出量が減少するため、海外拠点の進出は加速していくと予測されている。
- トヨタ自動車により中国でハイブリッド車の生産が開始されるなど、自動車メーカー各社は、海外需要に対応すべくコスト競争力を強化する目的から積極的に海外に生産拠点を設けている。
- これに伴い部品サプライヤも世界最適調達に対応するため、中国やタイ等に生産拠点を積極的に展開しており、製品コストの低減化と供給レスポンスを高めている。
- 次世代自動車では、ディーゼルエンジンからディーゼルハイブリッド、ハイブリッド車からプラグインハイブリッド車へとより高効率化を目指したシステムの開発が進められ、また日本国内でもバイオガソリンの販売が始まり、代替エネルギーへの関心も高まっている。
- 燃料電池車については、構成材料の技術開発やコストの低減化が進んでいるものの、インフラや設備関連に技術的な問題があり、市場予測が困難なまま自動車業界に開発負担のみを強いる厳しい状況が続いている事から、量産化は2030年以降になると思われる。
- 本レポートでは自動車主要部品50品目を選定し、キーテクノロジーである「環境技術」「安全技術」「快適技術」「自動車情報通信技術」の4つの視点から分析を加えることに主眼を置いて調査を実施した。
- また、ワールドワイドでの部品の供給状況及び市場動向を把握すると共に、BRICs市場戦略や戦略生産拠点など企業戦略についてもレポートしている。
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−調査目的− |
- 本調査は、自動車部品および部品材料について、市場概況、市場規模推移(国内/世界)、マーケットシェア、自動車メーカーへの供給状況、BRICs市場、技術開発動向等を明確化し、当該事業における戦略策定のための有用資料とすることを目的とした。
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−調査分野− |
- ■自動車部品市場を下記の7分野に分類し調査した。
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エンジンルーム | 9品目 |
外装 | 9品目 |
足回り | 5品目 |
吸排気 | 6品目 |
室内 | 8品目 |
情報通信他 | 8品目 |
次世代自動車構成部材 | 5品目 |
合計 | 50品目 |
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※上記調査対象品目については、「2006 自動車部品マーケティング便覧」の対象品目から見直しを行っている。
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−調査項目− |
- ■総括調査項目
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1. 市場概況
2. 技術トレンド
3. 自動車メーカー・部品メーカーのBRICs市場戦略
4. 部品メーカーの次世代自動車への取組み状況・市場見解
5. バイオマス燃料が自動車部品に与える影響
6. 自動車メーカーの部品戦略
7. 自動車部品メーカーの戦略生産拠点の概要
8. 世界市場における主要部品の供給マトリクス
9. 省エネ/環境に関する日・欧・米の法制度
- ■個別部品市場項目
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1. 製品概要/定義
2. 市場概況
3. 市場規模推移(2006年実績〜2012年予測)
4. マーケットシェア(2006年実績)
5. 価格動向
6. 自動車メーカーへの供給状況
7. 技術開発動向
8. BRICs(ブラジル/ロシア/インド/中国)市場戦略
9. 次世代自動車への取組状況・市場見解
10. 今後の見通し
11. 製品の生産拠点
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−調査対象先− |
自動車部品メーカー
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自動車メーカー
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自動車部品販社
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各種関連団体
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−目次− |
- I. 総括編(1)
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- 全体概要(3)
- 1. 市場概況(5)
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1) 全体部品市場概況(5)
2) 品目別市場規模推移(W/W、国内、金額ベース)(7)
3) 品目別メーカーシェア(2006年実績)(15)
- 2. 技術トレンド(23)
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1) 安全技術(23)
2) 環境技術(26)
3) 情報通信技術(28)
4) 快適技術(32)
5) その他技術(34)
- 3. 自動車メーカー・部品メーカーのBRICs市場での事業戦略(36)
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1) 自動車メーカー(36)
2) 自動車部品メーカー(37)
- 4. 部品メーカーの次世代自動車への取組み状況・市場見解(44)
- 5. バイオマス燃料が自動車部品に与える影響(54)
- 6. 自動車メーカーの部品戦略(57)
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A. トヨタ自動車(57)
B. 日産自動車(59)
C. 本田技研工業(61)
D. マツダ(63)
E. 三菱自動車工業(65)
F. 富士重工業(67)
G. ゼネラルモーターズ(68)
H. フォード(69)
I. 現代自動車(71)
- 7. 自動車部品メーカーの戦略生産拠点の概要(72)
- 8. 世界市場における主要部品の供給マトリクス(77)
- 9. 省エネ/環境に関する日・欧・米の法制度(84)
- II. 個別部品市場編(87)
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- A. エンジンルーム
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A-1 エンジンバルブ(89)
A-2 スタータ(93)
A-3 オルタネータ(97)
A-4 降圧DC-DCコンバータ(101)
A-5 ラジエータファン(105)
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A-6 電子制御式燃料噴射装置(ECU)(108)
A-7 インジェクタ(114)
A-8 燃料ポンプ(120)
A-9 電子制御スロットルボディ(125)
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- B. 外装
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B-1 ボディ(129)
B-2 バンパー(133)
B-3 自動車用ガラス(137)
B-4 アウトサイドミラー(141)
B-5 ヘッドランプ(145)
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B-6 LEDリアランプ(151)
B-7 AFS(155)
B-8 クリアランスソナー(158)
B-9 車載カメラ(162)
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- C. 足回り
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C-1 CVT(167)
C-2 電動パワーステアリング(171)
C-3 ESC(177)
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C-4 タイヤ空気圧警報システム(182)
C-5 電子制御サスペンションシステム(186)
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- D. 吸排気
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D-1 インテークマニホールド(190)
D-2 エキゾーストマニホールド(193)
D-3 マフラー(196)
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D-4 EGRバルブ(200)
D-5 過給気システム(203)
D-6 触媒(207)
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- E. 室内
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E-1 カーナビゲーション(据置型)(210)
E-2 ポータブルナビ(PND)(215)
E-3 コンビネーションスイッチ(219)
E-4 シートシステム(222)
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E-5 エアバッグ(227)
E-6 エアコン(231)
E-7 車載LAN(235)
E-8 インストルメントパネル(239)
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- F. 情報通信
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F-1 盗難防止装置(242)
F-2 ワイヤレスキー(245)
F-3 ワイヤーハーネス(248)
F-4 X-バイワイヤ(252)
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F-5 車載用白色LED(256)
F-6 駐車アシストシステム(259)
F-7 車間距離感知システム(263)
F-8 ドライブレコーダ(269)
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- G. 次世代自動車構成部材
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G-1 水素タンク(高圧/液体)(273)
G-2 モータ(燃料電池車用/ハイブリッド車用)(276)
G-3 インバータ(279)
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G-4 キャパシタ(283)
G-5 自動車用次世代二次電池(287)
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- III. 自動車関連データ編(293)
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1. 国内自動車生産台数(295)
2. 世界自動車生産台数(296)
3. 次世代自動車の生産規模推移(〜2012年予測)(297)
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