- ■このレポートには以下の最新版があります
- 2024年 エレクトロニクス先端材料の現状と将来展望 (刊行:2024年01月25日)
- ■関連したテーマを持つレポートがあります
- 2025年 機能性高分子フィルムの現状と将来展望 エレクトロニクスフィルム編 (刊行:2025年03月07日(予定))
- 2025 低誘電マテリアル市場と次世代通信材料開発の最新動向 (刊行:2025年02月21日(予定))
- エレクトロニクス分野におけるPFAS実態と代替PFASフリー素材の市場性 (刊行:2024年11月25日)
- 2023年 微粉体市場の現状と将来展望 (刊行:2023年10月20日)
−調査の背景− |
---|
- 高い成長を続けてきた米国のIT関連企業の業績が調整局面に入り、IT産業をハード面で構成する半導体・液晶その他電子機器市場もその影響により一次的な需要の足踏みが懸念されている。
- 他方、次世代表示材料として注目される有機ELのフルカラー化、将来の個人用携帯ディスプレイと期待されるフレキシブルシート型ディスプレイの開発、ワイヤレス社会のインフラ面をカバーし携帯端末から電気自動車までターゲットとする導電性高分子採用の新型2次電池の開発など、当該高分子材料市場は現在大きなターニングポイントを迎えようとしている。
- 本資料では前回の’99年版において対象とした半導体、電子表示材の高分子系材料に加えて、注目される導電性高分子及び、有機EL用材料、大容量伝送対応の新型プラスチック光ファイバなど機能製品を取り上げ、エレクトロニクス分野における機能性高分子材料の技術動向と応用先部材、商品の市場動向、将来予測を明らかにすることを目的とした。
- 当資料で取上げたエレクトロニクス高分子材料45品目のトータル市場は、2000年実績で1兆928億円規模で1兆円規模に達している。
[表示材用(3,767億円)、半導体用(3,869億円)プリント基板用(1,860億円)バッテリー/コンデンサ(1,052億円)、その他(378億円)]
- エレクトロニクス製品はその技術革新が早く、スタンダード技術の採用ライフも年々短くなってきている.高分子関連企業での研究開発コストも大きくなる傾向にあり、この点を考慮した次世代研究を継続する必要があり、当レポートが参考になれば幸いである。
- 当資料が関連企業の経営、研究、製造、販売等マーケティング全般において、ご活用いただけるものと確信しております。
|
|
−調査目的− |
---|
- 本資料は、主に半導体デバイスや表示材、プリント基板、電池等のエレクトロニクス分野で使用される高分子材料を対象として材料、技術動向の変遷、及び、これらに対する要求特性とその対策を調査・ロードマップ化するとともに、需要動向。メーカー動向を把握し、エレクトロニクス分野における注目材料市場のワールドワイドでの方向性を明確化することを目的とした。
|
|
−調査品目− |
---|
半導体用 |
前工程 |
フォトレジスト、層間絶縁膜材料、ペリクル、パッシベーション膜、バックグラインドテープ |
後工程 |
ダイシングテープ、半導体封止材、TABテープ |
表示材用 |
偏光板(位相差フィルム含む)、偏光膜保護フィルム(TACフィルム)、視野角向上フィルム、カラーフィルター、透明導電性フィルム、異方導電性フィルム(ACF)、液晶配向膜、プラスチックフィルム基板、液晶用スペーサー、液晶用フォトレジスト、バックライト導光板、拡散シート、プリズムシート、反射防止(AR)フィルム、有機EL材料、圧接・熱接コネクタ、フレキシブルシート型ディスプレイ |
プリント基板用 |
感光性層間絶縁材料、熱硬化性層間絶縁材料、樹脂付銅箔(RCC)、液状ソルダーレジスト、電着レジスト、ドライフィルムレジスト、FPC用フィルム、PWB用マスキングテープ |
バッテリー/ コンデンサ用 |
フィルムコンデンサ、導電性高分子コンデンサ、リチウムイオンポリマー電池、リチウムイオン電池用セパレータ、電池用導電性高分子 |
ネットワーク用 |
プラスチック光ファイバ、ポリマー光導波路 |
パッケージ、 その他 用 |
キャリアテープ、ICトレー、静電気対策用バッグ、透明導電性プラスチック、導電性接着剤 |
|
−調査ポイント− |
---|
1. 製品概要
2. 採用素材・タイブ別ウェイト
3. 製品技術・ロードマップ
4. 参入メーカー
5. 市場規模推移及び予測(1997年〜2004年予測)
6. 価格動向
|
7. メーカーシェア
8. 用途別ウェイト
9. 材料・技術ニーズとその対策
10. 海外動向
11. 今後の方向性
|
|
−目次− |
---|
()内は掲載ページ
- 1. エレクトロニクス高分子需要構成(3)
- 2. エレクトロニクス高分子市場概要(4)
- 1)全体市場規模推移(1997年〜2004年予測(4)
2)分野別市場動向(5)
3)当該市場における材料・部品の位置付け(7)
- 3. 材料技術ロードマップ(8)
- 1)半導体プロセス高分子材料(8)
2)表示材高分子材料(12)
3)プリント基板高分子材料(18)
- 4. 注目品目の成長要因分析(20)
- 5. 次世代品目の市場予測(22)
- 6. 品目別市場伸長状況(23)
- 7. 品目別採用素材一覧(24)
- 8. 半導体・液晶・プリント基板の市場トレンド(26)
- 1. 主要参入メーカー一覧(31)
- 2. 品目別市場規模推移及び予測(37)
- 1)市場規模推移(1997〜2000年実績)(37)
2)市場規模予測(2000年見込〜2004年予測(41)
- 3. 品目別メーカーシェア及び用途別ウェイト(45)
- 4. 品目別価格動向(52)
- 5. 日本メーカー生産ウェイト及び需要エリア状況(53)
- 6. 品目別課題と対策動向(56)
- 7. 品目別新技術・開発一覧(60)
- 半導体用
- 1. フォトレジスト(65)
2. 層間絶縁膜材料(70)
3. ペリクル(75)
4. パッシベーション膜(80)
5. バックグラインドテープ(84)
6. ダイシングテープ(88)
7. 半導体封止材(94)
8. TABテープ(99)
- 表示材用
- 9. 偏光板(位相差フィルム含む)(104)
10. 偏光膜保護フィルム(TACフィルム)(109)
11. 視野角向上フィルム(114)
12. カラーフィルター(118)
13. 透明導電性フィルム(123)
14. 異方導電性フィルム(ACF)(128)
15. 液晶配向膜(132)
16. プラスチックフィルム基板(138)
17. 液晶用スペーサー(143)
18. 液晶用フォトレジスト(147)
19. バックライト導光板(152)
20. 拡散シート(157)
21. プリズムシート(161)
22. 反射防止(AR)フィルム(166)
23. 有機EL材料(170)
24. 圧接・熱接コネクタ(176)
25. フレキシブルシート型ディスプレイ(181)
- プリント基板用
- 26. 感光性層間絶縁材料(185)
27. 熱硬化性層間絶縁材料(189)
28. 樹脂付銅箔(RCC)(193)
29. 液状ソルダーレジスト(198)
30. 電着レジスト(202)
31. ドライフィルムレジスト(206)
32. FPC用フィルム(211)
33. PWB用マスキングテープ(215)
- バッテリー/コンデンサ
- 34. フィルムコンデンサ(219)
35. 導電性高分子コンデンサ(機能性高分子コンデンサ)(223)
36. リチウムイオンポリマー電池(228)
37. リチウムイオン電池用セパレータ(233)
38. 電池用導電性高分子(237)
- ネットワーク
- 39. プラスチック光ファイバ(241)
40. ポリマー光導波路(245)
- パッケージ、他
- 41. キャリアテープ(247)
42. ICトレー(251)
43. 静電気対策用バッグ(254)
44. 透明導電性プラスチック(静電気防止シート)(258)
45. 導電性接着剤(262)
()内は掲載ページ
|
|
|