- ■この資料は複数巻構成となっております
- データセンタービジネス市場調査総覧 2024年版 ベンダー戦略編(刊行:2024年02月15日(予定))
- ■関連したテーマを持つレポートがあります
- 2024 クラウドコンピューティングの現状と将来展望 市場編 (刊行:2024年03月04日(予定))
- 2023 コミュニケーション関連マーケティング調査総覧 (刊行:2023年10月05日)
- 2023 データセンターの脱炭素/カーボンニュートラルの実現に向けた関連ソリューション市場と最新動向調査 (刊行:2023年08月08日)
- データセンター×不動産投資動向調査 (刊行:2022年08月23日)
−調査の背景− |
- データセンター新規開発は、大規模需要家であるメガクラウドベンダー向けの需要により急激に進んでいる。背景には業務のデジタル化やスマホ向けを中心とするリッチコンテンツの増加などを背景にビジネス/コンシューマーともにITサービスの利用は拡大基調にある。こうした新たに開発されるITサービス基盤では、デファクトスタンダードとしてクラウドサービスが採用され、クラウドサービス利用の増加は、結果的にクラウドサービスを支えるデータセンターの新規開発ニーズへとつながっている状況にある。
- 一方で、データセンターの建設コストは2021年から2023年にかけ急騰、さらに2024年より建設業界にて時間外労働時間の制限がかかることで“工事期間の長期化” “工事従事者の確保が困難” “それに伴うコスト増加”が予想される。
- 建設コスト増加により、データセンターサービス(ハウジングサービス)の単価にも影響を与え、2000年代から緩やかに低下していたサービス単価が、電気代の高騰も踏まえ2023年から上昇傾向に転じた。上記の通り、今後も建設コストの増加が予想される中で、データセンターサービスの単価の増加も進むとみられる。
- また、データセンター用途についても変化を見せており、GPUチップを搭載した高発熱サーバー並びにこれらサーバーを搭載した高発熱ラックを設置するニーズが増えている。背景には、生成AIを基盤に開発されたアプリケーション/サービスへの投資拡大がある。AI技術の革新性や活用可能な業務範囲の広さから、業務効率化やビジネスにおける付加価値向上を実現する術として、生成AIは注目されており、そのITインフラ基盤である高発熱GPU搭載サーバーが増え、冷却能力の高いデータセンターの利用に繋がっている。
- 本市場調査資料ではデータセンター事業者におけるサービス価格見直しへの取り組みと、高発熱ラックへの対応ならびに今後のデータセンター調達時における空調システムの在り方について分析する。加えて、データセンタービジネス市場規模、データセンター面積規模、データセンターを構成する製品の市場動向やトレンドの把握、主要データセンター事業者の事業状況といったデータセンタービジネスに関わる市場の現状と将来展望について検証・分析を多角的に行う。
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−調査項目/対象サービス・製品− |
- ※下線は本年度版からの新規調査項目
- I. 総括編
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1. データセンタービジネス市場の展望
2. 市場規模推移
3. 全国データセンター分布
4. ハウジングサービス価格動向/価格改定動向
5. 新設データセンターの需給状況/稼働状況
6. データセンターのサービス面積推移
7. データセンターの電力スペック動向
8. データセンター関連コスト分析
9. 設備投資動向
10. データセンター事業者一覧
- II. 周辺環境編
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1. GPUサーバー向けデータセンターの形
2. 建設コスト高騰によるデータセンター開発への影響
3. 北海道/九州エリアデータセンターの現状と今後の展望
4. データセンターに関わる法制度の実態と整備
5. データセンターとオンプレミス環境の稼働サーバー推移
6. 国内市場におけるアジアのデータ集積地としての方向性
7. デジタル田園都市国家構想の動向
- III. データセンターサービス編
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A-1. ホスティング
A-1-1. ホスティング(基本)
A-1-2. ホスティング(アウトソーシング)
A-2. IaaS/PaaS
A-3. ハウジング
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A-3-1. ハウジング(基本)
A-3-2. ハウジング(アウトソーシング)
A-4. DinD
A-5. 通信回線サービス
A-6. 共同利用
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−共通調査項目− |
1. 対象製品の定義カテゴリー
2. 市場概況
3. 主要参入企業のマーケティング戦略
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4. 市場規模推移(2022年〜2027年)
5. 今後の方向性
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- IV. データセンター関連製品編
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B-1. サーバー
B-2. ストレージ
B-3-1. ルーター/スイッチ
B-3-2. WDM
B-3-3. メディアコンバーター
B-4. サーバーラック
B-5. 空調設備
B-5-1. パッケージエアコン
B-5-2. ターボ冷凍機
B-5-3. チラー
B-5-4. AHU
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B-5-5. クーリングタワー
B-6. 中央監視システム
B-7. 無停電電源装置
B-8. PDU/PDP/バスダクト
B-9. インテリジェントPDU
B-10. DCIM
B-11. 非常用発電機(ディーゼル/ガスタービン)
B-12. 受電/変電設備
B-13. 二重床
B-14. ビル型データセンター
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−共通調査項目− |
1. 対象製品の定義カテゴリー
2. 市場概況
3. 主要参入企業のマーケティング戦略
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4. 市場規模推移(2022年〜2027年)
5. 今後の方向性
6. 主要メーカー一覧
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