◆マルチクライアント調査レポート:2026年03月27日発刊

2026 データセンターネットワーク市場の現状と将来展望

生成AIの普及、ワット・ビット連携、APNの整備などによる変化が想定される市場の動向を分析
−はじめに−
  • 通信/ITビジネス環境としては、個人向けではSNS、動画、ゲーム、法人向けではIaaS/PaaS、SaaSなど、インターネットやクラウドの利用が拡大している。昨今においては、生活や業務の課題を解決する目的で、生成AI、フィジカルAIを含むAIの活用も進んでいく見通しであり、これらのサービスを提供する基盤として、DCの需要が増加している。
  • DCの需要拡大に対応するため、関東、近畿を中心に新設、増設が進められている。BCP/DR、用地、再生可能エネルギーを含む電力、地方のDX化および産業創出といった観点や、政府による「デジタルインフラ整備計画 2030」などでの支援もあり、北海道、九州など地方にDCを分散化する動きも出てきている。
  • DC市場の拡大に比例して、DC向けの通信需要も拡大している。通信サービス市場については、DC間などにおいてイーサネット専用線サービス、DCと拠点間などにおいてVPNサービスを中心に利用されており、今後、DCの新設や増設、業務システムのクラウド化、AI活用の進展を背景に、それらのサービスの新規、追加、高速化需要の拡大が見込まれる。法人における複数のクラウドサービスへの接続や、クラウドサービス間の通信品質の向上を目的として、マルチクラウド接続サービスの利用も拡大していく見込みである。
  • 通信機器市場については、DC内においてGPUサーバー間やサーバー間の通信を行うInfiniBandスイッチ、イーサネットスイッチを中心に市場が拡大している。今後、AIの普及に伴うGPUサーバー市場の拡大により、スマートNIC/DPUの需要も増加する見通しである。WDMやルーターといったDC間の通信を担う製品についても、インターネット、クラウド、AIの利用拡大に伴うトラフィック増大対策での高速化需要、コンテナ型DCの新設や増設による通信基盤の新規および増設需要により市場が増加していく見通しである。
  • 生成AI市場の拡大は、DCNW市場に大きな影響を与えている。例として、スマートNIC/DPUによるCPU/GPUの通信処理などのオフロード、RDMAによるGPU間や、APNによるDC間の通信の低遅延化、高速化、低消費電力化が挙げられる。DCの立地についても、推論用のサーバーが携帯電話基地局に併設されるような形で、エンドユーザーに近い距離に多数設置される可能性がある。
  • こうしたDCNWに関わる市場環境を背景として、本特別調査報告書では、インターネットやクラウドの利用拡大、AIの普及、DCの分散化、ワット・ビット連携、APNの整備などにより変化が見込まれるDCNW市場について、関連事業者へのヒアリングを踏まえ、市場動向やマーケットシェア、関連企業の製品/サービス戦略、販売戦略などを明らかにするとともに、当該ビジネスの方向性や将来展望について考察を行った。
  • 末筆ではございますが、本特別調査報告書作成にあたり、ご多忙中にも関わらず、快く取材に応じていただきました各社ご担当者の方々に対して深く御礼を申し上げます。
−調査目的−
  • 本特別調査報告書は、データセンターに関連した通信サービス市場動向および通信機器市場動向を調査分析し、関連事業者の戦略立案に資するマーケティングデータを提供することを目的とした。
−調査対象−
大分類 中分類 品目数
1. 通信サービス市場 1. 波長貸し/専用線サービス 2品目
2. インターネット系サービス 2品目
3. クラウド接続サービス 1品目
4. VPNサービス 3品目
5. ダークファイバーサービス 1品目
小計 9品目
2. 通信機器市場 1. スマートNIC/DPU 1品目
2. WDM 1品目
3. スイッチ/ルーター 3品目
小計 5品目
合計 14品目
−調査項目−
1. 市場編
1) 市場定義
2) 製品/サービスイメージ
3) 市場規模推移/予測(2024年度〜2030年度)
4) 市場占有率(2024年度〜2025年度)
5) 参入企業動向
6) 市場成長要因/課題と対策の方向性
7) 主要製品/サービス一覧
2. 事業者編
1) 企業プロフィール
2) 製品/サービスラインアップ、概要/特徴
3) DC向け販売動向(2024年度〜2025年度)
4) 関連組織
5) 販売チャネル
6) 事業の強みと課題/対策の方向性
7) 今後の製品/サービス戦略、販売戦略
8) 生成AIによるDCNW市場への影響に対する見解
9) DCNW市場の今後に対する見解
−目次−
I. 総括編(1)
1. 市場総括(3)
2. 市場を取り巻く環境(12)
3. 主要事業者相関図(20)
4. DCNW市場の全体イメージの現状と今後(22)
5. 主要コネクティビティDC/接続先の動向(24)
6. 生成AI市場の拡大とDCNW市場への影響(30)
7. ダークファイバー市場の動向(35)
8. 海底ケーブルの動向とDC立地への影響(39)
9. 技術動向(43)
10. 市場の課題と対策の方向性(53)
II. 市場編(61)
1. 通信サービス市場(63)
1-1. 波長貸し/専用線サービス
1-1-1. 波長貸しサービス(65)
1-1-2. イーサネット専用線サービス(72)
1-2. インターネット系サービス
1-2-1. IXサービス(81)
1-2-2. DC構内インターネット接続サービス(88)
1-3. クラウド接続サービス
1-3-1. マルチクラウド接続サービス(95)
1-4. VPNサービス
1-4-1. IP-VPNサービス(103)
1-4-2. 広域イーサネットサービス(110)
1-4-3. インターネットVPNサービス(117)
1-5. ダークファイバーサービス
1-5-1. ダークファイバーサービス(124)
2. 通信機器市場(131)
2-1. スマートNIC/DPU
2-1-1. スマートNIC/DPU(133)
2-2. WDM
2-2-1. WDM(140)
2-3. スイッチ/ルーター
2-3-1. イーサネットスイッチ(146)
2-3-2. InfiniBandスイッチ(156)
2-3-3. ルーター(163)
III. 事業者編(173)
1. 通信キャリア(175)
1-1. BB Backbone(177)
1-2. Coltテクノロジーサービス(180)
1-3. KDDI(184)
1-4. NTTスマートコネクト(187)
1-5. NTTドコモビジネス(190)
1-6. アルテリア・ネットワークス(194)
1-7. ソフトバンク(197)
2. 通信機器メーカー(201)
2-1. アリスタネットワークスジャパン(203)
2-2. エヌビディア(206)
2-3. シスコシステムズ(210)
2-4. ノキアソリューションズ&ネットワークス(214)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2026 データセンターネットワーク市場の現状と将来展望

総額
880,000円(税抜 800,000円)

発刊日
2026年03月27日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
216ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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書籍/PDF版(CD-ROM)
 総額 968,000円(税抜 880,000円)
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