◆マルチクライアント調査レポート:2023年10月20日発刊
学習eポータル/MEXCBT/EdTechツール関連市場に関する調査 2023
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MEXCBTとの接続が増加する学習eポータル、EdTechツールの拡大が実現する教育DX市場を調査/分析 |
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−はじめに− |
- 文部科学省が開発し、2021年12月から活用が開始されたMEXCBTは2023年3月時点で約2.5万校、約840万人が登録するまでになっている。これは公立小学校の70%超、公立中学校のほぼ全てにあたる規模であり、GIGAスクール構想により実現した「1人1台端末」の環境のもと通常授業、家庭学習、学力学習状況調査、地方自治体独自の学力調査など幅広い用途で活用されている。
- 2021年11月には「学習eポータル」の主要4社がMEXCBTとの接続を開始したが、以降「学習eポータル」の主要事業者は10社に拡大した。ICT環境が整備されたことで教職員に対する活用支援を充実させることを目的に開始されたGIGAスクール運営支援センター事業への補正予算も、2021年は52億円、2022年は64億円、2023年は102億円と機能強化のため拡大している。
- 2022年3月には「EdTech導入補助金2022」の公募要領が掲載され、「EdTechツールの導入補助により学校等教育機関および学校等設置者と教育産業の協力による教育イノベーションの普及」を後押しする取り組みが行われるなど、全ての学校が端末活用の“試行錯誤”から“日常化”のフェーズに移行し、子供の学びのDXを実現していくための支援基盤を構築する活動が行われている。
- 端末活用の日常化を加速させる重要な要因は学習eポータル、MEXCBT、EdTechツールの利用拡大であり、現在さまざまなベンダーが関連サービスのリリースを行っている。政府支援によるEdTechの導入補助や活用支援、教員の働き方改革などにより、今後も教育におけるDX環境の整備、活用はより一層進んでいくものとみられる。
- 本マルチクライアント特別調査企画は、EdTech市場における学習eポータル、デジタル教材コンテンツおよび主要ベンダーの事業展開、クラウドサービスの利用動向を調査することで、EdTech市場の現状を把握するとともに、今後の方向性を予測し、参入各社における今後の事業展開/戦略立案において有益なマーケティングデータを提供することを目的とした。
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−調査対象− |
- 1. 調査対象品目
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学習eポータル | 文部科学省が統括する「日本の初等中等教育(学校教育)に適した共通で必要な学習管理機能を備えたソフトウェアシステム」を対象。 |
MEXCBT | 文部科学省が統括するCBT(Computer Based Testing)システムを対象。 |
EdTechツール
| a. 映像授業
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| 講師や人物の授業映像および動画を伴う授業向けの映像とICT技術、AIを活用したサービスを対象。
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b. デジタル系通信教材
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| デジタル化した教科書/教材、漫画/アニメなどの学習教材、プログラミング向けの教材を対象。
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c. 学習支援ツール
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- 授業支援システム
- デジタル採点システム
- 教育コンテンツ配信サービス
| 生徒の情報管理、学習管理、教材配信、教員向けサービス、CBTサービス、採点システム、授業支援システムを対象。
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d. その他
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- 校務支援システム
- 学習塾/予備校向け業務システム
- ヘルプデスク/ICT支援員サービス、ほか
| 出席や成績、授業内容などを管理する校務支援/塾・予備校業務支援システムや、その他コミュニケーション関連のシステム/サービスを対象。
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- 2. 調査対象企業
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■個別企業編
1. Classi
2. COMPASS
3. FCEエデュケーション
4. JR四国コミュニケーションウェア
5. LoiLo
6. MetaMoJi
7. NTTアドバンステクノロジ
8. NTTコミュニケーションズ
9. Z会ソリューションズ
10. アクティブブレインズ
11. イースト
12. インフォザイン
13. 内田洋行
14. カシオ計算機
15. シャープ
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16. ジャストシステム
17. ジョイズ
18. スタディプラス
19. スプリックス
20. すららネット
21. セイコーソリューションズ
22. 大修館書店
23. 大日本印刷
24. チエル
25. テクノホライゾン
26. 日本コスモトピア
27. 日本文教出版
28. ベネッセ
29. 光村図書出版
30. ラインズ
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−調査項目− |
- ■個別企業編
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1. 企業プロフィール
2. EdTech事業概要
3. 売上動向
4. 販売展開
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5. 製品化・サービス化のポイント
6. クラウドサービス利用動向
7. EdTech市場の課題
8. 今後の事業展開
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−目次− |
- I. 総括編(1)
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- 1. EdTech市場概況(2)
- 2. 市場規模推移(3)
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1) EdTech市場全体(3)
2) EdTech市場分野別(4)
3) 学習eポータル(8)
- 3. 主要ベンダーの事業展開(10)
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1) 学習eポータルベンダー参入動向(10)
2) 学習eポータルベンダー各社のサービス概要(11)
3) 大手プラットフォーマー各社の取り組み(21)
4) EdTechベンダー(28)
- 4. 業界構造(32)
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1) 学習eポータルベンダー/EdTechベンダー関連業界構造(32)
2) 業界マップ(34)
- 5. デジタル教育コンテンツ関連市場動向(35)
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1) 学習eポータル(35)
2) EdTechツール(37)
3) その他(39)
- 6. ユーザー別市場動向(41)
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1) 幼児(41)
2) 小学校〜高校(42)
3) 大学・社会人・その他(44)
- 7. 科目別動向(45)
- 8. 政府・官公庁等の取り組み(47)
- 9. 海外トピックス(48)
- 10. EdTech市場の課題(50)
- 11. 地域別特性(52)
- 12. クラウドサービス利用動向(53)
- 13. EdTech市場の今後の方向性(54)
- II. 個別企業編(55)
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1. Classi(56)
2. COMPASS(60)
3. FCEエデュケーション(64)
4. JR四国コミュニケーションウェア(68)
5. LoiLo(72)
6. MetaMoJi(76)
7. NTTアドバンステクノロジ(80)
8. NTTコミュニケーションズ(84)
9. Z会ソリューションズ(88)
10. アクティブブレインズ(92)
11. イースト(96)
12. インフォザイン(100)
13. 内田洋行(104)
14. カシオ計算機(109)
15. シャープマーケティングジャパン(113)
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16. ジャストシステム(117)
17. ジョイズ(121)
18. スタディプラス(125)
19. スプリックス(129)
20. すららネット(133)
21. セイコーソリューションズ(137)
22. 大修館書店(141)
23. 大日本印刷(145)
24. チエル(149)
25. テクノホライゾン(153)
26. 日本コスモトピア(157)
27. 日本文教出版(161)
28. ベネッセコーポレーション(165)
29. 光村図書出版(169)
30. ラインズ(173)
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