◆マルチクライアント調査レポート:2024年09月30日発刊

プロジェクター市場の徹底分析総調査(2024年版)

フロントプロジェクターの製品別(デバイス/解像度/輝度/光源別等)市場動向、参入企業の事業展開、主要デバイス/競合ディスプレイ市場を含めたプロジェクター市場全体を多角的に調査/分析
−はじめに−
  • 弊社ではプロジェクター市場に着目し、毎年定期的な市場調査を実施しており、本マルチクライアント特別調査企画は本年で32回目となる。
  • フロントプロジェクター市場は、これまで日系/台湾メーカー各社が市場をけん引してきたが、近年は特にBtoC向けのホームプロジェクター/ポケットプロジェクターを中心に中国メーカー/ブランドが台頭しており、中国市場のみならず、日本を含めた世界市場において実績を伸ばしている。
  • 日系メーカー/ブランドが主力として展開してきたビジネスプロジェクターは、一般企業(会議/プレゼンテーション用途)や教育機関(電子黒板用途)など大画面表示機器として安定した市場を形成してきたが、業務用FPD(フラットパネルディスプレイ)に加えて、LEDディスプレイの低価格化など、他のディスプレイとの競合激化など、需要は縮小傾向にある。その中で、プロジェクションマッピング/デジタルミュージアムといった映像演出用途など大画面/高輝度製品に対するニーズが高い用途もあり、そのため、参入各社は高輝度/高解像度化、固体光源モデルなど高付加価値/高単価製品の拡充、販売単価の向上による売上確保/事業の維持を図っている。
  • 一方、ホームプロジェクター/ポケットプロジェクターは、映画鑑賞やスポーツ観戦のほか、ゲーム/ネット動画視聴などBtoC向け市場は拡大傾向が続いている。中国TVメーカーによるレーザーTVなど固体光源採用の短焦点モデル(ミラー反射式)の製品化増やサブスク型の動画配信の普及などを背景に、ポケットプロジェクターを含め新たなライフスタイル/視聴環境の提案による新規ユーザーの開拓が進んでいる。また、セット機器に加えて、LCOSや1LCDなど表示パネル、投射レンズユニットなどにおいても中国メーカーの参入は一層活発化するなど、日系/台湾メーカーを加えた企業間の競合は激しさを増している。
  • 本マルチクライアント特別調査企画は、国内市場編/世界市場編の2部構成とし、国内市場編では各製品の国内市場動向および日系メーカー(一部海外ブランドの日本法人)の事業展開(9社)を、世界市場編では世界市場動向および海外メーカー/ブランドの事業展開(8社)をまとめた。本マルチクライアント特別調査企画は、フロントプロジェクター市場を多角的かつ詳細に調査/分析することで、参入各社における今後の事業展開/戦略立案において有益なマーケティングデータを提供することを目的に制作した。
−調査対象−
1. 調査対象品目
フロント
プロジェクター
製品別 ビジネスプロジェクター 重量1.5kg以上、輝度1,000ルーメン以上。会議/プレゼンテーション用、教育用を主体とした製品。
ホームプロジェクター ホームシアター用途を主ターゲットとしたワイドパネル採用シアター専用機。
ポケット
プロジェクター
モバイル型重量300g以上1.5kg未満。
ポケット型 重量300g未満。
演出/照明用プロジェクター
(参考:国内市場対象)
天井や配線ダクトに取り付ける照明機能、コンテンツ再生機能を搭載した演出/照明用のスポットライト型製品。
デバイス
(パネル)別
  • LCD方式(液晶)
  • DLP方式(DLP単板式/DLP3板式)
  • LCOS方式(反射型液晶)
光源別
  • ランプ光源(高圧水銀/キセノン)
  • 固体光源(LED/ハイブリッド/レーザー)
主要デバイス
世界市場対象
光源分類:高圧水銀/キセノン/LED/レーザー
フロントプロジェクター向け
投写レンズ
ユニット
ビジネスプロジェクター/ホームプロジェクター向け
競合製品
国内市場対象
業務用FPD業務用FPD(30インチ以上対象、医用画像用/放送局用など専用機器除く)
2. 調査対象企業(個別企業編)
A. 国内市場編:9社
B. 世界市場編:8社
−調査項目−
国内市場編:個別企業編
1. プロジェクター事業概要
2. 製品概要
3. 製品/方式別販売規模推移
(2022〜2023年度実績/2024年度見込:数量/金額)
4. 地域別販売動向
5. 製品別販売動向
(製品/解像度別、製品/輝度別、製品/短焦点タイプ別、製品/光源別)
6. 国内販売動向
(製品/解像度別、製品/輝度別、製品/短焦点タイプ別、製品/光源別、製品/固体光源・輝度別、製品別上位モデル)
7. OEM調達/供給先動向
8. 今後の事業展開
(製品化の方向性/プロジェクター事業の方向性)
世界市場編:個別企業編
1. プロジェクター事業概要
(製品展開/製品一覧)
2. 販売動向
(製品/方式別、地域別、製品/解像度別、製品/短焦点タイプ別、製品/光源別)
3. 生産動向
ブランド:生産委託/OEM調達
メーカー:生産拠点、他社供給(OEM)
4. 今後の事業展開
(製品化の方向性/プロジェクター事業の方向性)
−目次−
国内市場編(1)
I. 総括編(2)
1. フロントプロジェクター国内市場概況(3)
1) 調査対象製品分類/定義(3)
2) 製品別市場概況(3)
2. フロントプロジェクター国内市場規模推移と予測(2022年度〜2030年度:数量/金額)(4)
3. 主要参入企業のプロジェクター事業比較(5)
4. 製品/デバイス別ブランドシェア(国内市場、2023年度:数量)(6)
5. ビジネスプロジェクター市場動向(7)
1) 国内市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量/金額)(7)
2) ブランドシェア(2023年度:数量/金額)(8)
3) デバイス別市場動向(9)
4) 解像度別市場動向(13)
5) 輝度別市場動向(16)
6) 短焦点モデル市場動向(22)
7) 需要先/用途別市場動向(24)
6. ホームプロジェクター市場動向(27)
1) 国内市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量/金額)(27)
2) ブランドシェア(2023年度:数量/金額)(28)
3) デバイス別市場動向(29)
4) 解像度別市場動向(31)
5) 輝度別市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量)(34)
6) 価格帯別市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量/金額)(35)
7) 短焦点モデル/タイプ別市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量)(36)
7. ポケットプロジェクター市場動向(37)
1) 製品別国内市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量/金額)(37)
2) ブランドシェア(モバイル型/ポケット型合計、2023年度:数量)(38)
3) デバイス別市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量/金額)(39)
4) 解像度別市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量)(40)
5) 輝度別市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量)(41)
6) 短焦点モデル/タイプ別市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量)(42)
8. 演出/照明用プロジェクター市場動向(43)
1) 国内市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量/金額)(43)
2) メーカーシェア(2023年度:数量/金額)(43)
9. 競合ディスプレイ(業務用FPD)市場動向(44)
1) サイズ別市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量/金額)(44)
2) メーカー(ブランド)シェア(2023年度:数量/金額)(45)
3) 需要先別市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量)(46)
4) 業務用ディスプレイ(映像機器)間の競合/すみ分け(47)
10. 固体光源モデル市場動向(48)
1) 固体光源モデルの国内市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量)(48)
2) 製品/光源別国内市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量)(49)
3) 固体光源モデルにおけるブランドシェア(2023年度:数量)(50)
4) ビジネスプロジェクター/輝度別固体光源モデル市場規模推移(2022年度〜2030年度:数量)(51)
11. フロントプロジェクター市場予測(52)
II. 個別企業編(9社)(53)
世界市場編(136)
I. 総括編(137)
1. フロントプロジェクター世界市場規模推移(2022年〜2030年:数量/金額)(138)
2. 参入企業動向(139)
1) 主要参入企業および主要ブランドの製品展開状況(139)
2) 調査対象企業事業比較(140)
3. 地域別市場動向(141)
4. ビジネスプロジェクター市場動向(142)
1) デバイス(方式)別市場動向(142)
2) 地域別市場動向(147)
3) 解像度別市場動向(150)
4) 輝度別世界市場規模推移(2022年〜2030年:数量)(153)
5) 教育機関向け市場動向(154)
6) デジタルシネマプロジェクター市場動向(155)
7) 短焦点モデル市場動向(156)
5. ホームプロジェクター市場動向(158)
1) デバイス(方式)別市場動向(158)
2) 地域別市場動向(162)
3) 解像度別市場動向(165)
4) 短焦点モデル世界市場規模推移(2022年〜2030年:数量)(167)
6. ポケットプロジェクター市場動向(168)
1) 製品タイプ別世界市場規模推移(2022年〜2030年:数量/金額)(168)
2) ブランドシェア(2023年:数量)(169)
3) デバイス(方式)別世界市場規模推移(2022年〜2030年:数量)(170)
4) 地域別世界市場規模推移(2022年〜2030年:数量)(171)
5) 短焦点モデル世界市場規模推移(2022年〜2030年:数量)(172)
7. 固体光源モデル市場動向(173)
1) 固体光源モデルの世界市場規模推移(2022年〜2030年:数量)(173)
2) 製品/光源別世界市場規模推移(2022年〜2030年:数量)(174)
3) 固体光源モデル市場におけるブランドシェア(2023年:数量)(175)
4) ビジネスプロジェクター/輝度別固体光源モデル世界市場規模推移(2022年〜2030年:数量)(176)
8. 主要デバイス市場動向(177)
1) 光源市場動向(177)
2) 投射レンズユニット市場動向(179)
3) 主要デバイスの供給関係(180)
9. 生産動向(181)
1) 主要メーカーの生産拠点(181)
2) 主要メーカー/ブランドの供給/調達先(181)
10. フロントプロジェクターのOEM供給図 2024年9月時点(182)
II. 個別企業編(8社)(183)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
プロジェクター市場の徹底分析総調査(2024年版)

頒価
国内市場編/世界市場編セット(調査項目A+B)
書籍版:880,000円(税抜 800,000円)、書籍/PDF版セット:968,000円(税抜 880,000円)
国内市場編(調査項目A)
書籍版:550,000円(税抜 500,000円)、書籍/PDF版セット:605,000円(税抜 550,000円)
世界市場編(調査項目B)
書籍版:440,000円(税抜 400,000円)、書籍/PDF版セット:484,000円(税抜 440,000円)

発刊日
各巻2024年09月30日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
国内市場編:135ページ
世界市場編:80ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一部
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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受信後、担当者より折り返しご連絡いたします。
また、必要事項をE-mail、ファクシミリにてinfo@fcr.co.jpまでお送りいただいても結構です。
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