◆マルチクライアント調査レポート:2020年08月21日発刊

カメラモジュール/TOFセンサー市場の最新動向調査(2020年)

多様化する多眼化の動向とAppleの搭載により活性化するセンサーシフトおよびTOFセンサー関連市場を徹底調査
−はじめに−
  • 5G通信のサービスが開始されスマートフォンの高機能化が加速している。大容量コンテンツを表示するディスプレイは高精細化、大型化(フォルダブルなど)、全画面化が進んでいる。このほかRF部材の低誘電対応、内蔵メモリーの高容量化、プロセッサーの微細化(高速化と低消費電力化)、バッテリー容量の増大なども行われている。
  • カメラをはじめとした光学機能にも5G化に伴って大きな変化がみられる。
  • 高速大容量通信を生かした4K動画やストリーミング、SNSへの高画質な写真データのシェアなどが想定され、高画質化が重要となっている。キーデバイスであるセンサーは大型化と高画素化が同時に進行している。ハイエンドモデルは3眼カメラがスタンダードとなった。2020年は4眼カメラ以上の製品の投入も増加していく。センサーの大型化はレンズ(大口径化)やフィルター(薄型化)、アクチュエーター(センサーシフトなど)にも技術的な変化をもたらし業界構造にも影響を与える可能性がある。
  • カメラに加え、TOFセンサーの市場も活況を呈している。従来オートフォーカスの高速化や近接検知などに用いられてきたが、電子決済の普及に伴い顔認証のニーズが高まっておりTOFセンサーやStructured Lightシステムの搭載が広がりつつある。
  • さらに高い注目が集まる用途がARである。5G通信と組み合わせたさまざまなアプリケーションの創出が期待される。具体的にはゲーム、SNSなどのコミュニケーション、業務効率化、ナビゲーションなどである。TOFセンサーは、来るべきスマートグラスや、ロボット/ドローンなどの市場を本格的に離陸させるポテンシャルを持つものと期待される。
  • 本マルチクライアント特別調査報告書では、セット機器メーカー・カメラモジュールおよびTOFセンサー/関連部材メーカーに注目し、複眼化動向やTOFセンサーの機能トレンドを明確にした。メーカー事例編では、各メーカー戦略や開発方針、供給状況、部材の調達方針、自動車分野への展開動向なども明らかにした。
  • 関係各位が事業戦略を立案・展開されるにあたり、本特別調査報告書を役立てていただくことを切に望むものである。
−調査目的−
  • スマートフォンや自動車などにおけるカメラモジュールやTOFセンサーの搭載動向および構成するキーデバイス市場を調査し、今後のトレンドを明らかにすることにより、当該事業展開のための有用な情報を提供することを目的とした。
−調査対象−
1. 調査対象品目/企業
アプリケーション3品目スマートフォン、MRスマートグラス、その他の注目用途
カメラモジュール
/キーデバイス
10品目カメラモジュール、イメージセンサー、レンズユニット、AF・OIS用アクチュエーター、光学フィルター、TOFセンサー、VCSEL、DOE・拡散板、車載カメラモジュール、車載カメラ用レンズユニット
企業事例12社カメラモジュールシャープ、LG Innotek、SEMCO、Sunny
イメージセンサー/
TOFセンサー
ソニーセミコンダクタソリューションズ、OmniVision Technologies、Samsung El.
その他キーデバイスカンタツ、Crystal-Optech、ミネベアミツミ
ARエンジン/アプリQoncept、SNOW
2. 調査対象地域
日本/中国/台湾/韓国/その他アジア(フィリピン/タイ/マレーシア/ベトナム/インドネシア/インド/西アジア/その他)/北米/中南米(メキシコ/ブラジル/その他) /欧州(西欧/ロシア含む東欧)/その他(アフリカ/オセアニアなど)
−調査項目−
1. アプリケーション
1) 製品概要
2) 製品動向
3) 市場規模推移・予測
4) メーカーシェア
5) 主要メーカーにおけるカメラ/TOFセンサーの搭載動向
2. カメラモジュール/キーデバイス
1) 製品概要
2) 市場規模推移・予測
3) タイプ別市場動向
(1) 市場規模推移・予測
(2) タイプ別需要動向
4) 用途別市場動向
(1) 市場規模推移・予測
(2) 用途別需要動向
5) メーカーシェア
6) サプライチェーン
7) 価格動向
8) 製品ロードマップ
3. 企業事例
1) プロフィール、事業の概要
(1) フェースシート
(2) 事業体制/拠点情報
(3) 生産体制と投資動向(2020年Q3時点)
2) 事業の特徴
(1) 主要ビジネスの現状
(2) 注力分野および製品の投入状況
(3) 強みと特長
3) 事業の状況
(1) 販売数量/金額
(2) モバイル機器向け製品の地域別出荷動向
(3) 主要販売先
(4) 今後の注目分野
4) 製品動向
(1) 注目製品の製品計画
(2) キーデバイス・技術の内製状況
−目次−
1.0 総括(1)
1.1 カメラモジュール/TOFセンサー関連市場の全体動向(2)
1.2 カメラモジュールのトレンド・ロードマップ(3)
1.3 スマートフォンにおけるカメラ機能の位置付け(4)
1.4 多眼化の動向(5)
1.5 屈曲型カメラの搭載動向(7)
1.6 センサーシフト型カメラの搭載動向(8)
1.7 カメラモジュールメーカーの特徴整理(9)
1.8 車載カメラシステムの動向(11)
1.9 AR関連の注目用途とプレーヤー(14)
2.0 アプリケーション(16)
2.1 スマートフォン(17)
2.2 MRスマートグラス(19)
2.3 その他の注目用途(21)
3.0 カメラモジュール/キーデバイス(23)
3.1 カメラモジュール(24)
3.2 イメージセンサー(29)
3.3 レンズユニット(34)
3.4 AF・OIS用アクチュエーター(39)
3.5 光学フィルター(44)
3.6 TOFセンサー(49)
3.7 VCSEL(54)
3.8 DOE・拡散板(57)
3.9 車載カメラモジュール(60)
3.10 車載カメラ用レンズユニット(68)
4.0 企業事例(75)
4.1 カメラモジュール(76)
4.1.1 シャープ(76)
4.1.2 LG Innotek(81)
4.1.3 SEMCO(86)
4.1.4 Sunny(91)
4.2 イメージセンサー/TOFセンサー(96)
4.2.1 ソニーセミコンダクタソリューションズ(96)
4.2.2 OmniVision Technologies(101)
4.2.3 Samsung El.(106)
4.3 その他キーデバイス(111)
4.3.1 カンタツ(111)
4.3.2 Crystal-Optech(116)
4.3.3 ミネベアミツミ(121)
4.4 ARエンジン/アプリ(125)
4.4.1 Qoncept(125)
4.4.2 SNOW(128)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
カメラモジュール/TOFセンサー市場の最新動向調査(2020年)

頒価
660,000円(税抜 600,000円)

発刊日
2020年08月21日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
129ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二部
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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