◆市場調査レポート:2018年02月21日発刊

データセンタービジネス市場調査総覧 2018年版(上巻)

上巻:市場編
−はじめに−
  • データセンタービジネスは近年クラウドコンピューティングの普及拡大に大きな影響を受けている。クラウドサービスの拡大はデータセンター市場を拡大させる成長要因であり、特に「AWS」「Microsoft Azure」などの外資系クラウドサービスの成長はめざましい。その一方で従来のハウジングやホスティングサービスのユーザーが外資系クラウドクラウドサービスへ移行するため、マイナスの影響も及ぼしている。
  • この中で外資系クラウドサービス事業者向けにデータセンターのスペースを提供することでデータセンター事業を拡大している事業者、自社のクラウドサービスを開発するなどエンドユーザー向けサービスでも差別化を図ることでデータセンター事業を拡大する事業者、「AWS」「Microsoft Azure」などにユーザーが移行したことで事業が縮小している事業者など、各社の事業において大きな差が現れ始めている。2000〜2010年ごろは、データセンターを設ければ満床まで要する期間は短かったが、現在は早期に埋まるデータセンターと満床までに時間を要するデータセンターがあり、その差が激しくなっている。データセンター事業者は継続的に事業拡大させる上でもターゲットの選定や、他社が捉えていない需要の取り込みなど、より工夫が必要となっている。
  • これらを背景にデータセンタービジネスを継続的に事業拡大させる上で注目するポイントの一つとして、AI/人工知能が挙げられる。特にAIの学習を担う分野で大規模計算処理能力を有するハイパフォーマンスなコンピューターリソースが必要となり、それを動かすために必要なデータセンターが持つ高電力やサーバールームスペースの利用が進むと見込まれる。また、運用コストを減少させるためにAIを用いて自動化省人化する流れが今後本格的に進むとみられる。特にハウジングサービスはコモディティ化している中で、いかに運用サービスコストを下げるかが利益を獲得する上で重要となっている。
  • 本市場調査資料「データセンタービジネス市場調査総覧《上巻:市場編》」においては、AI関連のデータセンター需要、データセンター運用におけるAI活用に関するトレンドのほか、データセンターに関わるコストと収益確保のための考え方について新たにまとめた。また、データセンター市場規模、データセンター面積規模、データセンター事業者が投資する製品市場の詳細な市場動向やトレンドの把握を行い、データセンター市場の検証・分析を多角的に行った。
  • 最後に、当該ビジネスの参入事業者において、今後のデータセンタービジネスの方向性を明確化する一助となることを願うと同時に、今後のマーケティング戦略立案の基礎データとして大いに活用されることを切に望むものである。
−調査目的−
  • 本市場調査資料は、データセンターサービス市場や関連製品投資動向などを把握する「上巻:市場編」とデータセンター事業者の戦略動向ならびにユーザー企業におけるデータセンター利用動向を把握する「下巻:ベンダー戦略/ユーザー実態編」の2分冊とした。
  • 上巻では、データセンタービジネスで提供されるサービスの動向や、サービスを提供するにあたって必要な関連製品の市場動向を明らかにすることで、データセンタービジネス市場の今後の方向性を把握することを目的とした。
−調査対象−
調査対象品目
1. データセンターサービス8サービス
ホスティング(基本)、ホスティング(アウトソーシング)、IaaS/PaaS、ハウジング(基本)、ハウジング(アウトソーシング)、通信回線サービス、共同利用、DinD
2. データセンター関連製品13製品
サーバー、ストレージ、ルーター/スイッチ、サーバーラック、パッケージエアコン、ターボ冷凍機、チラー、UPS(無停電電源装置)、インテリジェントPDU、PDU/PDP、DCIM、非常用発電機(ディーゼル/ガスタービン)、ビル型データセンター
−目次−
I. 総括編(1)
1. データセンタービジネス市場の展望(3)
1) 市場展望(3)
2) 地域別市場規模推移(3)
3) メガクラウドベンダー向けデータセンター需要(3)
4) AI関連データセンター需要(3)
2. 市場規模推移(5)
1) 全体市場(5)
2) 事業者カテゴリー別(7)
3) 業種別(8)
4) 企業規模別(9)
5) 地域別(10)
3. 全国データセンター分布(11)
1) データセンター分布図(11)
2) 地域別データセンター立地概要(12)
3) 全国の主要データセンター概要(13)
4) 地方データセンター市場分析(23)
5) データセンターの新設計画(37)
4. データセンターサービス価格動向(40)
1) ハウジング価格動向(40)
2) コロケーション価格動向(51)
5. 新設データセンターの需給状況(53)
1) 新設データセンターの稼働率推移(53)
2) 年代別データセンターの需給状況(54)
6. データセンターのサービス面積推移(58)
1) 事業者カテゴリー別(58)
2) 地域別(61)
3) 竣工年代別(63)
7. データセンターの電力スペック動向(64)
1) データセンターにおける電力の位置付け(64)
2) 電力スペック別データセンター概要(64)
3) 電力スペック別データセンター推移(64)
4) 利用電力別稼働ラック推移(65)
8. データセンター関連コスト分析(66)
1) データセンター建設コストの推移と展望(66)
2) データセンター運営コスト(69)
3) データセンター収益モデル(70)
9. 設備投資動向(71)
1) 全体(71)
2) ITプロダクト(72)
3) ファシリティ(74)
4) データセンター建築物(76)
10. データセンター事業者一覧(77)
II. データセンター周辺環境編(85)
1. メガクラウドベンダー向けデータセンター需要(87)
1) 定義(87)
2) 市場動向(87)
3) サービス別新規純増稼働ラック数(88)
4) メガクラウドベンダー別調達ラック数(89)
2. AIがもたらすデータセンターの環境変化(90)
1) AI関連データセンター需要(90)
2) AIを用いたデータセンター運用体制の変化(96)
3. データセンターに関わる法制度の実態と整備(99)
1) 概要(99)
2) データセンター地域分散化に関する支援施策(99)
3) 大規模事業所への温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度(101)
4) データセンターに関する指標(103)
5) 国内の電気料金の推移(105)
4. データセンターの老朽化とその対応(106)
1) 老朽化データセンターのサーバールーム面積推移(106)
2) 老朽化データセンターへの対策のメリットおよびデメリット(107)
3) 主要データセンター事業者の老朽化対策状況一覧(108)
4) 老朽化データセンターリプレース市場(110)
5) エンドユーザー所有の老朽化データセンター(111)
5. データセンターとオンプレミス環境の稼働サーバー推移動向(112)
1) 概要(112)
2) データセンター内稼働サーバーとオンプレミス稼働サーバー台数推移(113)
III. データセンターサービス編(115)
A-1. ホスティング(117)
A-1-1. ホスティング(基本)(120)
A-1-2. ホスティング(アウトソーシング)(123)
A-2. IaaS/PaaS(126)
A-3. ハウジング(129)
A-3-1. ハウジング(基本)(133)
A-3-2. ハウジング(アウトソーシング)(136)
A-4. 通信回線サービス(139)
A-5. 共同利用(142)
A-6. DinD(147)
IV. 製品編(151)
B-1. サーバー(153)
B-2. ストレージ(157)
B-3. ルーター/スイッチ(162)
B-4. サーバーラック(168)
B-5. パッケージエアコン(172)
B-6. ターボ冷凍機(174)
B-7. チラー(177)
B-8. UPS(無停電電源装置)(180)
B-9. インテリジェントPDU(184)
B-10. PDU/PDP(188)
B-11. DCIM(192)
B-12. 非常用発電機(ディーゼル/ガスタービン)(196)
B-13. ビル型データセンター(199)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
データセンタービジネス市場調査総覧 2018年版(上巻)

頒価
120,000円+税

発刊日
2018年02月21日

報告書体裁
A4版 オフセット印刷

ページ数
201ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二部門
TEL. 03-3664-5839 FAX. 03-3661-1414

ISBNコード
ISBN978-4-89443-841-5

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