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−調査の背景− |
- 地上デジタル放送の開始以降、映像のデジタル化/ハイビジョン化によりコンシューマAV機器市場が活況を呈している。TV市場ではデジタルTVへの買い替えに伴い、低価格化が進んだ薄型/大画面TVの需要が拡大しているが、32インチ以上の大型モデルではフルHD化が進んで大幅な単価下落を防いでいる。また、リビングのメインTVに加えて2台目以降や単身世帯向けのパーソナルTVについても薄型/デジタルTVの需要が本格化している。デバイス別では液晶TVの大画面化/低価格化によってPDP-TVとの競合が激化しているが、今後はSED-TVやEL-TVの製品化も控えるなどデバイスの多様化が見込まれる。
- デジタル放送の普及に伴うハイビジョン視聴ニーズの高まりはTVのフルHD化に留まらず、ホームプロジェクターやDVDプレーヤー/レコーダー、デジタルビデオカメラ等のハイビジョン化にも波及している。Bru-ray Disc及びHD-DVDの次世代DVDは両陣営よりDVDレコーダーが出揃ったことで本格的な市場の立ち上がりを迎えているが、映画スタジオや家庭用ゲーム機をも巻き込んだ規格争いが継続し、その動向が注目されている。
- 音響機器市場では急速に需要を拡大してきたデジタルオーディオプレーヤー市場が落ち着きを見せているものの、ヘッドフォンやアクティブスピーカー等の周辺機器需要を喚起している。また、メディアがパッケージソフトからデジタルコンテンツへと移行し、PCを中心とする音楽スタイルへも影響を与えている。一方、AVコンポーネント市場ではピュアオーディオ需要が盛り上がりを見せており、中高年層から若年層まで高価格帯製品の需要を拡大させている。
- 製品化動向としては、ネットワーク端子やメモリーカードスロットの搭載によりAV機器間のネットワーク化が進んでいる。中でもHDMI端子やi.LINK端子を活用したAV機器間の相互連携機能により、TV/DVDレコーダー/オーディオ機器を連動した需要創出も見られる。今後はDLNA対応機器の増加や、電力線通信に対する許認可整備等により、様々なAV機器がネットワークに接続してコンテンツを共有し、相互に制御し合う「ホームネットワーク化」の実現が期待される。
- しかしながらコンシューマAV機器市場は海外メーカーも含めた価格競争が激化していることから、単価下落の防止を見据えた製品化戦略や生産戦略などの収益性確保に向けた戦略策定、また新たな成長市場の開拓が急務となっている。
- 当調査では主要AV機器60品目を対象とし、各製品の国内市場動向/製品トレンド/参入メーカーの事業展開等をポイントに調査を実施した。更に33品目については、世界市場ベースで調査を実施し、各製品の地域別世界市場規模推移や海外メーカー動向等の把握を行った。
- 当調査資料は、デジタル化/ネットワーク化が進むコンシューマAV機器及び関連製品市場の現状と今後の方向性を調査することにより、当該ビジネスに関わる各企業の製品開発・販売戦略立案における有益なマーケティングデータを提供することを目的に制作したものである。
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−調査目的− |
- 本調査資料は、デジタル化やネットワーク化など次世代に向けた製品化が進むコンシューマAV機器及び関連製品市場の現状と方向性を調査することで、当該ビジネスに関わる各企業の製品開発・販売戦略立案における有益なマーケティングデータの提供を目的に制作したものである。
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−調査対象− |
- ■対象品目
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- A. 映像機器(28品目)
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1. 表示機器(11品目)
2. 映像記録・再生機器(8品目)
3. 入力・撮像機器(4品目)
4. 放送受信関連機器(5品目)
- B. 音響機器(18品目)
- C. エンターテインメント/情報機器(5品目)
- D. カーAV機器(5品目)
- E. メモリーカード(4品目)
- 計60品目を対象(内、32品目については世界市場動向を調査)
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−目次− |
- I. 総括編(1)
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- 1. デジタルAV機器市場総括(3)
- 2. 製品別マーケットの現状と今後の方向性(5)
- 3. デジタルAV機器市場トレンド(7)
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1) デジタル放送(7)
2) ネットワーク規格/技術動向(8)
3) 容量(10)
4) 製品の多機能化/複合化(11)
- 4. 製品別市場変遷(13)
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1) 映像機器(13)
2) 音響機器(15)
3) エンターテインメント/情報機器(15)
4) カーAV機器(17)
5) メモリーカード(17)
- 5. 主要製品別市場分析(19)
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1) 表示機器(19)
2) 映像記録・再生機器(24)
3) 入力・撮像機器(28)
4) 音響機器(32)
5) カーAV機器(42)
- 6. メモリーカード市場分析(46)
- 7. デジタルAV機器の世界市場規模推移(48)
- II. 集計編(57)
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1. 品目別国内市場規模推移(数量/金額:2005〜2011年)(59)
2. 主要AV機器の世界市場規模推移(数量:2005〜2011年)(72)
3. 製品別国内メーカーシェア(数量/金額:2006年)(79)
4. ネットワーク化動向(89)
- III. 個別品目編(95)
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- A. 映像機器(97)
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A-1. CRT-TV(98)
A-2. 液晶TV(102)
A-3. PDP-TV(106)
A-4. プロジェクションTV(110)
A-5. デジタルTV(114)
A-6. ポータブルTV(117)
A-7. インターネットTV(120)
A-8. VTR/DVD一体型TV(123)
A-9. SED-TV(126)
A-10. EL-TV(128)
A-11. ホームプロジェクター(130)
A-12. VTR(134)
A-13. DVDプレーヤー(138)
A-14. ポータブルDVDプレーヤー(142)
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A-15. DVDレコーダー(146)
A-16. HDDレコーダー(150)
A-17. 次世代DVDプレーヤー(153)
A-18. 次世代DVDレコーダー(157)
A-19. モバイルAVプレーヤー(161)
A-20. デジタルビデオカメラ(165)
A-21. デジタルスチルカメラ(169)
A-22. デジタル一眼レフカメラ(173)
A-23. PCカメラ(177)
A-24. 地上デジタル放送チューナー(181)
A-25. CATV-STB(184)
A-26. IP-STB(187)
A-27. AVパソコン(190)
A-28. モバイル衛星放送受信機(193)
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- B. 音響機器(197)
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B-1. ホームシアターシステム(198)
B-2. スピーカー(202)
B-3. アンプ(205)
B-4. CDデッキ(209)
B-5. MDデッキ(213)
B-6. チューナー(216)
B-7. レコードプレーヤー(219)
B-8. システムコンポ(CD/MD/DVD)(222)
B-9. システムコンポ(HDD)(226)
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B-10. ラジオ(229)
B-11. ポータブルCDプレーヤー(232)
B-12. ポータブルMDプレーヤー(236)
B-13. HDDオーディオ(240)
B-14. シリコンオーディオ(244)
B-15. メモリーカードオーディオ(248)
B-16. ヘッドフォン(251)
B-17. マイクロフォン (255)
B-18. アクティブスピーカー(259)
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- C. エンターテインメント/情報機器(263)
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C-1. 家庭用ゲーム機(据置型)(264)
C-2. 家庭用ゲーム機(携帯型)(268)
C-3. 携帯電話(272)
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C-4. ICレコーダー(276)
C-5. 電子書籍専用端末(280)
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- D. カーAV機器(283)
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D-1. カーナビゲーションシステム(284)
D-2. カーTV(288)
D-3. 車載用リアモニター(292)
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D-4. 車載用地上デジタルTVチューナー(295)
D-5. ヘッドユニット(CD/MD)(298)
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- E. メモリーカード(301)
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E-1. SDメモリーカード(302)
E-2. メモリースティック(304)
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E-3. xDピクチャーカード(306)
E-4. コンパクトフラッシュ(308)
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