◆マルチクライアント調査レポート:2004年11月04日発刊

光学透明プラスチックフィルム需要競合分析

LCDを構成するフィルム/シート資材を中心に
オプトエレクトロニクスに於ける素材間競合・代替の方向性を明確化
−調査の背景−
  • LCDのパソコンディスプレイへの搭載、さらに液晶テレビ需要が立ち上がったことで、LCD市場及びディスプレイマーケットは現在大きな変革期を迎えている。LCD生産も世界的規模で増産体制に入り、今後も大幅な需要の伸長が予測される。

  • STN、アモルファスシリコンTFT、低温・高温ポリシリコンTFTなどLCD駆動方式の高品質化及び、高精細化・高輝度化など画像技術の向上、さらに画面大型化・薄型化が求められるなど、ディスプレイ技術をめぐる技術革新、研究開発の動きも、年々スピードが高まっている。

  • LCDは、偏光フィルムや位相差フィルム、拡散板、導光板など、多数の透明プラスチックフィルム/シート資材により構成されている。大画面化・薄型化などの技術革新に対応するため、同資材に要求される品質も年々厳しくなり、透明性・光学特性はもとより寸法安定性、強度、耐熱性、耐久性等、ディスプレイ品質をより向上させる機能が求められる傾向が強まっている。またパネル価格の下落による資材への低価格要求も厳しい。

  • より高品質な透明材料の追及、また低コスト化の観点からも、現在、プラスチックフィルム・シートをめぐる透明材料の競合・代替の動きが活発化している。

  • 本調査企画では、上記背景から、LCDを構成するプラスチックフィルム/シート資材を中心に対象に取り上げ、既存の透明樹脂の採用理由、需要規模や競合状況を前提に、これらをターゲットとする新規参入樹脂の代替可能性の有無、代替条件、潜在需要等を示し、同分野に於ける透明樹脂の需要構造の現状、及びその方向性を明確化した。


−調査ポイント−
  • 光学透明フィルム/シート資材別採用樹脂の把握

  • LCD資材の採用素材競合/代替の現状と方向性の把握

  • 光学材料の主な需給関係とLCD資材の流通構造

  • 透明樹脂、光学フィルム/シート、LCD資材など主な関連メーカーの素材代替への取組状況


−目次−
I. 総合分析編(1)

1. LCD構成フィルム/シート資材・採用樹脂の市場概要(2)

2. 樹脂競合・代替の概要(4)
1)パネル・資材別樹脂採用の現状(4)
2)注目市場の代替の方向性(5)
   (1) VA/IPS用位相差フィルム(5)
   (2) 直下型バックライト拡散板(6)
   (3) 資材別代替の概要(9)
   (4) パネルメーカー別代替の概要(11)

3. 採用樹脂の状況(12)
1)製品別樹脂使用状況(2004年見込)(12)
2)樹脂使用量の今後の方向性(13)

4. LCD資材・樹脂の業界構造(16)
1)光学材料供給状況(16)
2)資材別メーカーシェア及び流通構造(17)

II. 集計編(19)

1. 主要参入メーカー一覧(20)

2. 市場規模推移及び予測(2002〜2007年予測)(23)

3. メーカー別取扱製品及び樹脂代替の方向性(25)

4. 主要資材価格一覧(30)

III. メーカーケーススタディ(31)

1. 光学フィルム・バックライト関連資材(32)
1)JSR(33)
2)日本ゼオン(38)
3)帝人化成(46)
4)日東電工(52)
5)住友化学/偏光・位相差フィルム(56)
6)サンリッツ(62)
7)積水化学工業(65)
8)新日本石油(69)
9)三井化学/αPO(72)
10)ポリプラスチックス(74)
11)富士写真フイルム(78)
12)コニカミノルタ(85)
13)クラレ(87)
14)日本合成化学工業(89)
15)三菱レイヨン/導光板(90)
16)住友化学/導光板・拡散板(96)
17)旭化成ケミカルズ(100)
18)三菱エンジニアリングプラスチックス(105)
19)住友ダウ(108)
20)筒中プラスチック工業(110)
21)東レ(113)
22)東洋紡績(117)
23)住友3M(120)
24)三菱レイヨン/プリズムシート(124)
25)GEアドバンスマテリアルズ(130)
26)大阪ガスケミカル(132)
27)日立化成工業(135)
28)エンプラス・ディスプレイ・デバイス(138)
29)ツジデン(142)
30)恵和(145)
31)きもと(147)
32)三井化学/反射フィルム(152)
33)麗光(155)
34)KOLON(157)
35)ユニファスアルミニウム(159)
36)昭和電工(161)

2. バックライトユニットメーカー(163)
1)日本ライツ(164)
2)茶谷産業(168)
3)富士通化成(176)
4)多摩ファインオプト(179)
5)スタンレー電気(183)

3. パネルメーカー(186)
1)シャープ(187)
2)東芝松下ディスプレイテクノロジー(189)
3)日立ディスプレイズ(191)
4)NEC液晶テクノロジー(193)
5)三洋エプソンイメージングデバイス(195)
6)富士通ディスプレイテクノロジーズ(197)
7)ソニー(199)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
光学透明プラスチックフィルム需要競合分析

頒価
550,000円(税抜 500,000円)

発刊日
2004年11月04日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
200ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
下記のフォームにて直接お問い合わせ、お申し込みください。
受信後、担当者より折り返しご連絡いたします。
また、必要事項をE-mail、ファクシミリにてinfo@fcr.co.jpまでお送りいただいても結構です。
お申し込み後の処理フローは“市場調査レポートのお申し込みについて”のページでご確認ください。


E-mailお申し込み書

お問い合わせ・お申し込み内容
このレポートについて詳細な説明を受けたい
このレポートに類似した内容について市場調査の依頼を検討している
このレポートの見積を依頼する
このレポートの購入を希望する

お名前 (必須)
御社名 (必須)
ご所属 (必須)
ご役職
ご所在地 郵便番号(必須)
電話番号 (メール、電話どちらか必須)
FAX
電子メール (メール、電話どちらか必須)
富士キメラ総研担当者
お支払い予定日
お支払い規定
通信欄
ご入力いただいた個人情報はお申し込み・お問い合わせへのご対応に利用させていただきます。
市場調査レポートのご購入・お問い合わせに際して取得する個人情報のお取り扱いについて(新しいウィンドウもしくはタブで開きます)』の内容をご確認の上、ご同意いただける場合のみ、以下の入力欄にチェックを入れてください。
『市場調査レポートのご購入・お問い合わせに際して取得する個人情報のお取り扱いについて』に同意する (必須)
簡単入力機能 入力内容を保存する  
チェックをつけるとフォームの内容が保存され次回以降の入力が簡単になります。


ページトップ