◆市場調査レポート:2002年12月24日発刊

2003 情報機器マーケティング調査総覧(下巻)

コンピュータ周辺機器編
−調査の背景−
  • (社)電子情報技術産業協会(JEITA)が発表した、2002年度上半期(4月〜9月)の国内パソコン本体出荷実績は数量ベースで対前年度同期比10%減の455万5千台という第1四半期としては過去最高であった昨年を大幅に下回る結果となった。また金額ベースでは対前年同期比7%減の7,743億円と低価格化の影響があるものの約1割弱のマイナス成長となった。これは景気低迷の影響から企業における情報化投資の抑制が行われたことに加えてパーソナルユースの需要低迷がその背景として考えられる。形状別ではデスクトップ型/ノートブック型の構成比率は43%:57%と、デスクトップ型が第一四半期と比較して構成比率を上げる結果となった。

  • 同様に急成長してきた移動体電話(携帯電話/PHS)の出荷に関しても2002年度上半期(4月〜9月)は2,033万2千台(対前年同期比23.2%減)と大きく減少することとなり、落ち込み幅は縮小したものの2001年6月以降16ヶ月連続の対前年同期比マイナスとなった。人口普及率が60%を超えたことにより需要の低迷は致し方ないものの、カメラ付き携帯電話や第三世代携帯電話など新たな需要を牽引する要素も見受けられる。

  • このような状況は日本国内だけではなくグローバル規模でも巨額のIT投資を継続したため世界同時不況の影響を受けて過剰IT設備の調整に伴い、企業における情報化投資の抑制並びに個人消費の低迷等IT分野の成長に急ブレーキがかかり、文字通りITバブルの崩壊となった1年であった。特に米国では2001年9月のテロ事件以降景気低迷が深刻化してきており、2002年に入って若干回復の兆しは見られたものの、エンロンやワールドコム等の巨額粉飾決算による大型企業倒産が続発するなど、再び混迷期に入りつつある。日本国内企業においてももはや聖域と呼ばれる領域はなく人員整理による固定費の削減さらには設備投資の抑制、不採算分野からの撤退等続々とリストラプランを打ち出し始めている。その結果企業としての体質をハードウェアメーカーからソフトウェア・サービス中心のソリューションプロバイダへと急速に転換すると共に事業推進を強化してきている。

  • 21世紀に入って情報機器を取り巻く環境(需要の低迷及び汎用製品の低価格化等による収益率の悪化)がますます厳しい状況となってきていることは事実であるが、ハードウェアがなければサービスの享受のみならずソフトウェアもそれ単独でのビジネスとしては成り立たず、これらは三位一体の関係にあるものといえよう。また日本国内でもADSLやFTTH等のブロードバンドインフラ環境は急速に整備され、次世代情報機器市場に関してはこのブロードバンドがキーポイントとして挙げられ、これにより新たな製品あるいはサービスの需要が創造されていくであろう。

  • 当調査資料は、ブロードバンド時代に向けて従来以上に激しい変革の中で、マーケットの再構築がよりいっそう進むであろう情報機器市場に関して、上巻でコンピュータ/OA機器を、下巻でコンピュータ周辺機器を収録した総合データである。

−調査目的−
  • パソコンの世帯普及率が50%以上となり、従来ビジネス社会のみで影響を及ぼしていたIT技術/IT製品は今や我々のライフスタイルに欠かせないものとなってきている。市場としては企業情報システムへの投資抑制が続く中、e-Japan施策に基づく電子政府/電子自治体関連での投資が期待されている。当調査資料はコンピュータ周辺機器のマーケット動向を調査・分析し、関連企業におけるマーケティング戦略立案に際しての基礎データとなることを目的とした。

−調査対象製品−
1. 入出力装置15品目
2. 外部記憶装置11品目
3. 外部記憶媒体7品目
4. ボード・カード4品目
計 37品目

−目次−
()内は掲載ページ
I. 総括編(1)

1. 製品カテゴリー別市場予測(2000年〜2005年、2008年)(3)
2. 製品別マーケット推移(2000年〜2005年、2008年:数量/金額)(6)
3. 製品別メーカー別市場占有率(2002年:数量/金額)(20)
4. 製品別市場トレンド(32)
5. カテゴリー別業界マップ(44)
6. 製品別主要参入企業一覧(48)

II. 個別製品編(57)

1. 入出力機器(59)
(1)イメージスキャナ(フラットベット/シートフィード/ハンディ)(60)
(2)フィルムスキャナ(65)
(3)デジタルビデオカメラ(70)
(4)デジタルスチルカメラ(画素別)(75)
(5)マウス(84)
(6)タブレット/ディジタイザ(88)
(7)キーボード(92)
(8)ゲームデバイス(97)
(9)PCカメラ(101)
(10)プリンタ(105)
(11)バーコードプリンタ(126)
(12)ワイドフォーマットプリンタ(130)
(13)オンデマンド・プリンティングシステム(135)
(14)スピーカー(139)
(15)PC用ヘッドセット(143)

2. 外部記憶装置(147)
(1)磁気テープ装置(148)
(2)ディスクアレイ(157)
(3)ハードディスクドライブ(163)
(4)フロッピーディスクドライブ(169)
(5)大容量FDD(Zip/スーパーディスク)(174)
(6)光磁気ディスクドライブ(640MB以下/1.3GB以上)(178)
(7)CD-ROMドライブ(183)
(8)CD-R/RWドライブ(189)
(9)DVD-ROMドライブ(197)
(10)書込み・書換え可能DVDドライブ(203)
(11)メモリーカードリーダ/ライタ(208)

3. 外部記憶媒体(213)
(1)磁気テープ(214)
(2)フロッピーディスク(223)
(3)大容量FD(Zip/スーパーディスク)(228)
(4)光磁気ディスク(容量別)(232)
(5)CD-R/RW(237)
(6)書込み・書換え可能DVD(243)
(7)メモリーカード(媒体別)(250)

4. ボード・カード(265)
(1)グラフィック関連ボード(266)
(2)サウンドボード(272)
(3)LANアダプタ(276)
(4)インターフェース関連ボード/カード(281)
()内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2003 情報機器マーケティング調査総覧(下巻)

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2002年12月24日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
293ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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