◆市場調査レポート：2001年10月23日発刊

2001年版 ITS関連市場の現状と将来展望

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カーコミュニケーション向けモバイル・マルチメディア機器／端末とインフラの開発動向を探る
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−調査の背景−
  • ITSが社会基盤として普及開始を告げたのはVICSであるが、更に期待が高まっているのはETCの本格運用である。今春に首都圏を中心に約50ケ所でサービスがスタートし、2002年度中には全国約900ケ所の料金所をETC対応すべく整備中である。

  • また、ETCの普及を皮切りにICカードを使った決済機能や双方向高速通信を生かして経路案内の高度化、駐車場・ガソリンスタンド・ドライブスルーの店舗等での料金自動支払い、フェリー搭乗時の積荷検査や危険物積載車両誘導などの様々な用途が検討されている。

  • 一方、次世代のカーナビは、内蔵の携帯電話を通じてインターネットから地図データなどの幅広い情報を取り出すことができるほか、電子メールの送受信など情報の端末として進化している。また、次世代携帯電話を活用して、車内から動画像が送れる高速通信を可能にするほか、電子契約・決済など車内をオフィス化する構想も官民共同で開発が進められている。

  • 今後も自動車の更なる安全性、快適性を求めて、自動車とVICSやDSRCをはじめとする情報通信ネットワークといったインフラ側の協調が進められていくものと予測される。

  • 当調査資料ではITSにおけるコミュニケーション分野にターゲットを絞り、システム・サービス、インフラ、機器・部材の市場動向およびITSのトレンドを予測調査分析することにより、今後のITS事業の参考資料として、関係各位の皆様に御活用頂けるものと確信し発刊いたしました。

  • 尚、本資料作製にあたり、ご協力頂きました各位に厚く御礼申し上げます。

−調査目的−
  • ITSにおけるコミュニケーション分野にターゲットを絞り、システム・サービス、インフラ、機器・部材の市場動向を調査分析することにより、ITSの今後のトレンドを予測し、自動車および情報サービス産業の事業戦略上の基礎データを提供することを目的とした。

−調査対象品目−
1）システム・サービス
VICS（交通情報通信システム）、ETC（自動料金収受システム）、緊急通報システム、カーナビ向け通信サービス、車両盗難防止サービス、駐車場管理システム、駐車場情報提供サービス

2）インフラ
光ビーコン、電波ビーコン、光ファイバ、ETCゲート、LWGケーブル、路車間／車々間通信、予告／本線／料金所アンテナ

3）機器・デバイス・材料
次世代カーナビ、VICSユニット、GPS受信機、ETC車載器、DSRC車載器、CCDカメラ、ミリ波レーダ、ICカード、ブルートゥース、自動車用センサ、CMOSセンサ、スイッチ、車載用プリント基板リレー、車載用プラグインリレー、IEEE1394車内LAN、MOST車内LAN、CAN対応LSI、自動車用半導体、車載機器用OS

−調査対象先−
1）車両メーカー
トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、マツダ、三菱自動車、ダイハツ工業、ゼネラルモーターズ、フォード、ダイムラークライスラー、他

2）情報通信／機器・デバイス／ソフトメーカー
沖電気工業、松下電器産業、三菱電機、富士通、日本電気、日立製作所、オムロン、東芝、NTTドコモ、パイオニア、住友電気工業、カルソニックカンセイ、デンソー、日立国際電気、マイクロソフト、アンリツ、松下通信工業、NTTデータ、シャープ、星和電機、日立電線、日本無線、富士通テン、カヤバ工業、三菱電線工業、古河電気工業、フジクラ、スタンレー電気、アイシン精機、京三製作所、住友ゴム工業、トーキン、他

3）インフラ
鹿島建設、清水建設、ハザマ、三菱重工業、交通情報サービス、大成建設、大林組、日本鋪道、日本道路、JAST、NTTアドバンステクノロジ、他

4）関係省庁・団体、その他
（上記の内、太字の企業は今回個別事例編で取り上げた企業）

−調査項目−
I. 総括編
1. ITSの進展状況
2. 関係省庁の取り組み
3. 法規制／規格化の動向
4. ITSのカテゴリー別市場規模推移
5. カーコミュニケーション分野の開発と今後の方向性
II. 市場編
1. 参入企業マップ
2. システム・サービス／インフラ／機器・部材別市場見通し
3. ITSの需要先別市場見通し
III. 個別品目別市場編
1. システム・サービス／インフラ／機器・部材の定義・概念
2. 参入企業と取扱い品目
3. 市場規模推移
4. メーカー別シェア
5. 商品開発動向
6. 企業別動向
7. 普及上の課題・問題点
8. 今後の想定応用範囲と市場見通し
IV. ITS先進企業の個別事例編
1. ITSの参入経緯
2. 組織体制
1）研究開発部門／営業部門
2）外部機関との提携、協力関係
3. ITS事業化の方向性
4. 商品化動向
1）既存商品の概要
2）提案中の商品
5. ITS普及上の課題、問題点
6. ITSの潜在需要に対する見解
7. 所有技術の想定応用範囲と可能性見通し

−目次−
（）内は掲載ページ
I. 総括編（1）
1. ITSの進展状況（3）
2. 関係省庁の取り組み（12）
3. 法規制／規格化の動向（21）
4. ITSのカテゴリー別市場規模推移（24）
5. カーコミュニケーション分野の開発と今後の方向性（25）
II. 市場編（27）
1. 参入企業マップ（29）
2. ITSの需要分野別市場見通し（31）
3. システム・サービス／インフラ／機器・部材別市場見通し（35）
III. 個別品目別市場編（45）
1. 対象システム・サービス（47）
1）VICS（交通情報通信システム）（47）
2）ETC（自動料金収受システム）（50）
3）緊急通報システム（54）
4）カーナビ向け通信サービス（58） 		5）車両盗難防止サービス（62）
6）駐車場管理システム（66）
7）駐車場情報提供サービス（68）

2. インフラ（71）
1）光ビーコン（71）
2）電波ビーコン（74）
3）光ファイバ（77）
4）ETCゲート（79） 		5）LWGケーブル（83）
6）路車間／車々間通信（85）
7）予告／本線／料金所アンテナ（89）

3. 機器・デバイス・材料（91）
1）次世代カーナビ（91）
2）VICSユニット（95）
3）GPS受信機（97）
4）ETC車載器（100）
5）DSRC車載器（103）
6）CCDカメラ（106）
7）ミリ波レーダ（109）
8）ICカード（112）
9）Bluetooth（115）
10）自動車用センサ（117） 		11）CMOSセンサ（120）
12）スイッチ（122）
13）車載用プリント基板リレー（124）
14）車載用プラグインリレー（127）
15）IEEE1394車内LAN（129）
16）MOST車内LAN（132）
17）CAN対応LSI（135）
18）自動車用半導体（137）
19）車載機器用OS（139）
IV. ITS先進企業の個別事例編（143）
A. 車両メーカー（145）
1. トヨタ自動車（145）
2. 日産自動車（148）
3. 本田技研工業（151） 		4. ゼネラルモーターズ（155）
5. フォード・ジャパン・リミテッド（157）

B. 情報通信／機器・デバイス／ソフト（159）
1. 沖電気工業（159）
2. 松下電器産業（162）
3. 三菱電機（166）
4. 富士通（169）
5. 日本電気（172）
6. 日立製作所（175）
7. オムロン（178）
8. 東芝（180） 		9. NTTドコモ（185）
10. パイオニア（188）
11. 住友電気工業（190）
12. カルソニックカンセイ（193）
13. デンソー（195）
14. 日立国際電気（198）
15. マイクロソフト（200）

C. インフラ（203）
1. 鹿島建設（203）
2. 清水建設（206）
3. ハザマ（209） 		4. 三菱重工業（213）
5. 交通情報サービス（216）

（）内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2001年版 ITS関連市場の現状と将来展望

頒価
106,700円（税抜 97,000円）

発刊日
2001年10月23日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
218ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研　第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490　FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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