◆市場調査レポート:2000年02月17日発刊

2000年 オーディオビジュアルマーケティング要覧

デジタルネットワーク時代の民生用AV機器の方向性
−調査の背景−
  • 長引く不況下にあって、AV業界はデジタル化された商品の浸透が下支えとなって、僅かながら前年比プラスに転じた。特に国内ではAV市場を取り巻く環境が大きく変化を見せてきていることが新たな需要を喚起している。

  • BSデジタル放送は本放送まで秒読みの段階に入り、地上波デジタル放送はその開始スケジュールに具体性化してきている。また、ネットワーク回線の容量アップや端末機器を構成するデバイス・コンポーネント類の技術/性能の飛躍的向上など、環境変化に加速がかかってきた。カラーTV(16:9)、デジタルスチルカメラ、DVDプレーヤーといった品目も大きな伸びが見てとれる。

  • 今回の調査では、'99年金額ベースで「映像関連」分野(国内販売)が1兆3,787億円(前年比109.4%)、「オーディオ関連」分野は5,305億円(同99.8%)、「カースペース機器」分野は4,445億円(同99.9%)という結果であり、映像関連が他の2分野の若干の減少分をカバーしたと言えよう。

  • 2000年は上記のように年末にBSデジタルの本放送が始まることにより、テレビ受像機の需要増が期待され、DVDプレーヤーの定着に伴い、ホームシアターニーズの高まりがオーディオ分野の需要を触発すると見られるなど、低迷が続いたAV業界を活気づかせる要因が既に需要となって現れてきており、メーカー各社はもとより流通業者の強い意気込みが感じられる。

  • 本調査資料はこうした業界各企業のマーケティング担当者へのヒアリングをベースに、客観的な立場から現状と今後の見通しをまとめたものであり、商品/販売戦略を立案される企業のご担当各位に活用していただければ幸いである。

−調査目的−
  • 民生用AV機器60品目の市場背景・市場規模推移・マーケットシェアを明確にし、国内AV機器の市場を把握することを目的とした。

−調査対象−
  1. 映像関連(27品目)

  2. オーディオ関連(26品目)

  3. カースペース関連(7品目)
  • 調査対象先:家電メーカー、AV関連機器メーカー、AV部品メーカー

−調査項目−
  1. 市場概況

  2. 市場規模推移、予測(1998年〜2003年、2005年)

  3. メーカーシェア(国内販売数量・金額:1999年)

  4. 年間上位機種とヒット要因

  5. ネットワーク/デジタル化対応の状況

  6. 上位メーカーの戦略

  7. 主要メーカーの新製品一覧

−目次−
()内は掲載ページ
I.総括編
  1. AV市場総括(3)

  2. AV市場規模の現状(1998年実績〜2000年見込み推移)(5)

  3. メーカーシェア状況(1999年、国内販売:数量・金額)(10)
      1)映像関連(10)
      2)オーディオ関連(17)
      3)カースペース機器(22)

  4. 商品別年間ヒット商品と要因(24)

  5. 今後の市場方向性(32)

  6. ネットワーク/デジタル化対応の状況(43)

  7. 主要メーカーの戦略(45)

  8. 音楽配信事業の展開とオーディオ機器の商品化予測(48)

  9. 製品別マーケット推移(1998年〜2003年/2005年)(51)
II.個別品目編
<A.映像関連(27品目)>(75)
  1. VHS-VTR(77)
  2. S-VHS-VTR(80)
  3. 8mmVTR(83)
  4. デジタルVTR(85)
      D-VHS-VTR
      その他(デジタルVTR)
  5. ディスクレコーダー(89)
  6. 再生専用VTR(91)
  7. 8mmビデオカメラ(94)
  8. デジタルビデオカメラ(96)
  9. ディスクビデオカメラ(99)
  10. デジタルスチルカメラ(101)
      〜100万画素、101〜200万画素、201万画素以上
  11. カラーTV(4:3)(107)
      〜15'、16〜21'、22〜29'、30'〜
  12. カラーTV(16:9)(113)
      〜21'、22〜29'、30'〜
  1. デジタルTV(118)
  2. VTR付TV(120)
  3. 液晶TV(据置型)(123)
  4. 液晶TV(携帯型)(126)
  5. プラズマTV(129)
  6. プロジェクションTV(132)
  7. ビデオプロジェクター(民生用)(135)
      CRTプロジェクター
      液晶プロジェクター
  8. フェースマウントディスプレイ(140)
  9. DVDプレーヤー(143)
  10. BS/CSデコーダ(147)
  11. BS/CSアンテナ(150)
  12. ビデオデジタルプリンタ(153)
  13. インターネットターミナル(156)
  14. TVゲーム機(159)
  15. 携帯型TVゲーム機(162)

<B.オーディオ関連(26品目)>(165)
  1. CDプレーヤー(据置型)(167)
  2. CDレコーダー(170)
  3. MDデッキ(173)
  4. カセットデッキ(176)
  5. ヘッドホンステレオ(179)
  6. ポータブルCD(182)
  7. ポータブルMD(185)
  8. シリコンオーディオプレーヤー(188)
  9. ラジカセ(192)
  10. CDラジカセ(195)
  11. MD/CDラジカセ(198)
  12. ラジオ(201)
  13. マイクロICレコーダー(204)
  14. ハイコンポステレオ(207)
  15. ミニコンポステレオ(210)
  16. マイクロコンポステレオ(213)
  1. アンプ(216)
      2chアンプ
      AVアンプ
  2. チューナー(221)
  3. レコードプレーヤー(224)
  4. スピーカー(227)
  5. ヘッドホン(230)
  6. インナーイヤータイプヘッドホン(233)
  7. ホームカラオケシステム(236)
  8. ホームシアター用オーディオ(239)
  9. 電子楽器(242)
  10. 音楽配信対応携帯電話/PHS(245)

<C.カースペース機器(7品目)>(249)
  1. カーステレオ(251)
  2. カーCDプレーヤー(シングル)(254)
  3. カーCDプレーヤー(オートチェンジャー)(257)
  4. カーMDプレーヤー(260)
  5. カースピーカー(263)
  6. カーナビゲーション(266)
      CD-ROMタイプ
      DVD-ROMタイプ
  7. カーモニター(271)
()内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2000年 オーディオビジュアルマーケティング要覧

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2000年02月17日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
273ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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