◆最新マルチクライアント調査レポート:2024年07月05日予定
2024 法人インターネット市場の現状と将来展望
− |
法人インターネット市場の10G化、WANにおけるインターネットシフト、法人インターネット市場におけるモバイルシフトなどを調査、分析 |
− |
- ■関連したテーマを持つレポートがあります
- 2024 クラウドコンピューティングの現状と将来展望 市場編 (刊行:2024年03月04日)
- データセンタービジネス市場調査総覧 2024年版 市場編 (刊行:2024年02月22日)
- 2023 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧 市場編 (刊行:2023年12月14日)
- 2023 コミュニケーション関連マーケティング調査総覧 (刊行:2023年10月05日)
−調査の背景− |
- 法人の情報系システム、基幹系システムについてクラウドサービスの利用が進む中で、法人のWANにおけるインターネットの利便性が低下している。要因としては、法人のWANの構成によるもの、通信回線の速度によるもの、キャリアの網構成によるものなどが挙げられる。対策として、ローカルブレイクアウトに対応した回線やルーターの利用、10G回線など通信回線の増速、キャリアの変更などが行われている。
- クラウドサービスの利用拡大に加え、働き方改革やコロナ禍を背景にしたテレワークの普及により、法人のインターネットへの接続点がオフィス、外出先の店舗、自宅などマルチポイント化している。これに対応するため、プロキシサーバーやリモートアクセスのゲートウェイをクラウドに移行する動きが出てきている。クラウドセキュリティの採用によりインターネット接続のセキュリティが担保されたことで、WANにおいて品質は高いものの割高なVPNではなく、低廉かつ通信速度が高速なインターネット回線を選択する動きもみられる。
- 国内における5Gサービスの提供開始から3〜4年が経過し、提供エリアが拡大してきており、インターネット回線にモバイル回線を利用したり、小規模な拠点ではZTNAを利用したりするケースもみられる。
- 本マルチクライアント特別調査企画では、クラウドの利用拡大、ハイブリッドワークの普及などを背景に、WANの構成、通信速度などに変化が起きている法人インターネット市場について、関連企業やユーザーへのヒアリングを基に、市場規模推移、マーケットシェアの算出を行う。また、通信回線の高速化、WANにおける閉域網からインターネットへのシフト、法人インターネット市場における固定からモバイルへのシフトなどをポイントに調査、分析を行う。
|
−調査のポイント− |
- 法人インターネット市場の市場規模推移を業種別、規模別、速度別など詳細に算出
- WAN市場におけるインターネットシフトを考察
- 法人インターネット市場におけるモバイルシフトを分析
|
−調査対象− |
- 1. 市場
-
- 1) ベストエフォート型固定インターネット接続サービス
-
(1) FTTHサービス(回線サービス)
(2) FTTHサービス(回線サービス+ISPサービス)
(3) ISPサービス
- 2) 帯域保証/帯域確保型固定インターネット接続サービス
- 3) ゲートウェイ型サービス
- 4) モバイルインターネット接続サービス(携帯型/据置型ルーターなど利用)
- 5) リモートアクセスサービス
- 6) ZTNAサービス
- 2. 事業者
-
分類 | 事業者名 |
ベストエフォート型 固定インターネット接続サービス
| NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTPCコミュニケーションズ、KDDI、インターネットイニシアティブ、ソフトバンク、アルテリア・ネットワークス、Coltテクノロジーサービス、TOKAIコミュニケーションズ、USEN ICT Solutions、ソニービズネットワークス、オプテージ、中部テレコミュニケーションなど
|
帯域保証/帯域確保型 固定インターネット接続サービス
| NTTコミュニケーションズ、NTTPCコミュニケーションズ、インターネットイニシアティブ、KDDI、ソフトバンク、アルテリア・ネットワークス、Coltテクノロジーサービス、TOKAIコミュニケーションズ、USEN ICT Solutions、ソニービズネットワークスなど
|
ゲートウェイ型サービス
| NTTコミュニケーションズ、KDDI、ソフトバンク、インターネットイニシアティブなど
|
モバイルインターネット接続サービス
| NTTコミュニケーションズ、KDDI、ソフトバンク、インターネットイニシアティブ、富士通など
|
リモートアクセスサービス
| NTTコミュニケーションズ、KDDI、ソフトバンク、インターネットイニシアティブ、NTTテクノクロス、スプラッシュトップ、RSUPPORTなど
|
ZTNAサービス
| Netskope Japan、アカマイ・テクノロジーズ、ゼットスケーラー、パロアルトネットワークスなど
|
|
−調査項目− |
- 1. 総括編
-
1) 市場総括
2) 市場を取り巻く環境
3) 業界構造
4) 法人インターネット市場の全体イメージの現状と今後
5) 法人インターネット市場の10G化の状況
6) WANにおける閉域からインターネット(インターネットVPN、インターネット+SASE)へのシフトの動向
7) 法人インターネット市場における固定からモバイルへのシフトの動向
8) クラウド利用拡大などに伴う法人インターネットの機能面の変化
9) リモートアクセスサービス/ZTNAサービス市場の動向
10) ユーザーアンケート結果の総括
11) 法人インターネット市場の課題と対策の方向性
- 2. 市場編
-
- 1) 市場定義
- 2) サービスイメージ
- 3) 市場規模推移/予測(2022〜2027年度)
-
(1) 企業業種別(製造、金融、流通、公共、サービスプロバイダーなど、その他)
(2) 企業規模別(小規模:従業員数99名以下、中規模:従業員数100〜999名、大規模:従業員数1,000名以上)
(3) 通信速度別(1Gbps未満、1Gbps、2.5/5Gbps、10Gbps以上)※
(4) エリア別(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州・沖縄)※
- 4) マーケットシェア(2022〜2023年度)
- 5) 市場の課題と対策の方向性
- 6) 主要サービス一覧
- ※FTTHサービス(回線サービス)、FTTHサービス(回線サービス+ISPサービス)のみ算出
- 3. 事業者編 (10社程度を個票化予定)
-
- 1) 企業プロフィール
- 2) サービスラインアップ、特徴
- 3) クラウド利用拡大などに伴う法人インターネットの機能面の変化への対応
- 4) 販売動向(2022〜2023年度)
-
(1) 企業業種別(製造、金融、流通、公共、サービスプロバイダー、その他)
(2) 企業規模別(小規模:従業員数99名以下、中規模:従業員数100〜999名、大規模:従業員数1,000名以上)
- 5) 関連組織
- 6) 販売チャネル
- 7) 事業の課題
- 8) 今後のサービス/販売戦略
- 9) 法人インターネット市場の今後に対する見解
- 4. ユーザーアンケート編 (500社程度の回答を掲載予定)
-
1) 現在利用している主なインターネットサービスの企業名、サービス名、通信速度、1回線あたりの月額利用料金
2) 現在利用している主なインターネットサービスに対する評価
3) 満足、おおむね満足の理由
4) やや不満、不満の理由
5) インターネットサービスの冗長化動向
6) 今後(3〜5年後)のインターネットサービスの利用意向
7) WAN回線におけるインターネット利用の現状、今後の利用意向
|
|