◆マルチクライアント調査レポート:2022年08月30日発刊

プロジェクター市場の徹底分析総調査(2022年版)

フロントプロジェクターの製品別(デバイス/解像度/輝度/光源別等)市場動向、参入企業の事業展開、主要デバイス/競合ディスプレイ市場を含めたプロジェクター市場の全体像を多角的に調査/分析
−はじめに−
  • 弊社ではプロジェクター市場に着目し、毎年定期的な市場調査を実施しており、本マルチクライアント特別調査企画は本年で30回目となる。
  • フロントプロジェクター市場は、一般企業における会議/プレゼンテーション機器や教育機関における教育用機器(電子黒板/大型提示装置)として、またコンシューマーにおけるホームシアター機器として安定した市場を形成してきたが、業務用FPD(フラットパネルディスプレイ)/TVの大画面化/高解像度化/低価格化などに伴う競合が激化。さらに2020年以降、COVID-19の世界的な感染拡大、半導体不足による影響など生産/販売面ともに大きな打撃を受けている。
  • 一部ホームプロジェクター(エントリーモデル)やポケットプロジェクターについては、COVID-19感染拡大に伴う巣ごもり需要による市場拡大がみられたが、ポケットプロジェクターに関しては、中国ローカルメーカー/ブランドを中心とした参入であり、低単価かつ価格競争が厳しいこともあり、日系メーカー/ブランドの注力度は低くなっている(ただし、潜在需要は大きく、参入各社は市場を注視している状況である)。
  • モバイル製品を中心とした低価格製品の需要が減少傾向にある中で、参入各社は高輝度/高解像度化、固体光源モデルの製品化増など高付加価値/高単価製品の拡充、販売単価の向上/売上維持を図っている。ビジネスプロジェクターにおいては、これまで高輝度製品や一部短焦点製品にとどまっていたレーザー光源の採用がモバイル製品へと広がっているほか、ホームプロジェクター/ポケットプロジェクターにおいては、OS内蔵/Wi-Fi接続などによるユーザー開拓が進められている。COVID-19の感染拡大以降、会議/商談/生活スタイルが変化してきている中で、今後は新機能付加による新たな用途/ユーザー開拓、他のディスプレイを含めたソリューション提案などによる差別化提案が一層進むものとみられる。
  • 国内市場編/世界市場編の2部構成とし、国内市場編では各製品の国内市場動向および日系メーカー(一部海外ブランドの日本法人)の事業展開(10社)を、世界市場編では世界市場動向および海外メーカー/ブランドの事業展開(8社)をまとめた。本マルチクライアント特別調査企画は、フロントプロジェクター市場を多角的かつ詳細に調査/分析することで、参入各社における今後の事業展開/戦略立案において有益なマーケティングデータを提供することを目的に制作した。
−調査対象−
1. 調査対象品目
フロント
プロジェクター
製品別ビジネスプロジェクター重量1.5kg以上、輝度1,000ルーメン以上。会議/プレゼンテーション用、教育用を主体とした製品。
ホームプロジェクターホームシアター用途を主ターゲットとしたワイドパネル採用シアター専用機。
ポケット
プロジェクター
モバイル型重量300g以上1.5kg未満
ポケット型重量300g未満
演出照明用/プロジェクター
(参考:国内市場対象)
天井や配線ダクトに取り付ける照明機能、コンテンツ再生機能を搭載した演出/照明用のスポットライト型製品。
デバイス
(パネル)別
  • LCD方式(液晶)
  • DLP方式(DLP単板式/DLP3板式)
  • LCOS方式(反射型液晶)
光源別
  • ランプ光源(高圧水銀/キセノン)
  • 固体光源(LED/ハイブリッド/レーザー)
主要デバイス
世界市場対象
光源分類:高圧水銀/キセノン/LED/レーザー
フロントプロジェクター向け
投写レンズユニットビジネスプロジェクター/ホームプロジェクター向け
競合製品
国内市場対象
業務用FPD業務用FPD(30インチ以上対象、医用画像ディスプレイ/放送局用モニターなど専用機器除く)
2. 調査対象企業
A. 国内市場編:10社
B. 世界市場編:8社
−調査項目−
国内市場編:個別企業編
1. プロジェクター事業概要
2. 製品概要
3. 製品/方式別販売規模推移(2020〜2021年度実績/2022年度見込:数量/金額)
4. 販売形態(自社ブランド/他社OEM供給)
5. 地域別販売動向 総販売/自社ブランド対象
6. 製品別販売動向 総販売/自社ブランド対象
7. 国内販売動向 自社ブランド対象
8. OEM調達/供給先動向
9. 今後の事業展開
世界市場編:個別企業編
1. プロジェクター事業概要(製品展開/製品一覧)
2. 販売動向(製品/方式別、地域別、製品/解像度別、製品/短焦点タイプ別、製品/光源別)
3. 生産動向 ブランド:生産委託/OEM調達 メーカー:生産拠点、他社供給(OEM)
4. 今後の事業展開(製品化の方向性/プロジェクター事業の方向性)
−目次−
国内市場編(1)
I. 総括編(2)
1. フロントプロジェクター国内市場概況(3)
1) 調査対象製品分類/定義(3)
2) 製品別市場概況(3)
2. フロントプロジェクター国内市場規模推移と予測(2020年度〜2027/2030年度:数量/金額)(4)
3. 主要参入企業のプロジェクター事業比較(5)
4. 製品/デバイス別ブランドシェア(国内市場、2021年度:数量)(6)
5. ビジネスプロジェクター市場動向(7)
1) 国内市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量/金額)(7)
2) ブランドシェア(2021年度:数量/金額)(8)
3) デバイス別市場動向(9)
4) 解像度別市場動向(13)
5) 輝度別市場動向(17)
6) 短焦点モデル市場動向(23)
7) 需要先/用途別市場動向(25)
6. ホームプロジェクター市場動向(28)
1) 国内市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量/金額)(28)
2) ブランドシェア(2021年度:数量/金額)(29)
3) デバイス別市場動向(30)
4) 解像度別市場動向(32)
5) 輝度別市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量)(35)
6) 価格帯別市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量/金額)(36)
7) 短焦点モデル/タイプ別市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量)(37)
7. ポケットプロジェクター市場動向(38)
1) 製品別国内市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量/金額)(38)
2) ブランドシェア(モバイル型/ポケット型合計、2021年度:数量)(39)
3) デバイス別市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量/金額)(40)
4) 解像度別市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量)(41)
5) 輝度別市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量)(42)
6) 短焦点モデル/タイプ別市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量)(43)
8. 演出/照明用プロジェクター市場動向(44)
1) 国内市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量/金額)(44)
2) メーカーシェア(2021年度:数量/金額)(44)
9. 競合ディスプレイ(業務用FPD)市場動向(45)
1) サイズ別市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量/金額)(45)
2) メーカー(ブランド)シェア(2021年度:数量/金額)(46)
3) 需要先別市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量)(47)
4) 業務用ディスプレイ(映像機器)間の競合/すみ分け(48)
10. 固体光源モデル市場動向(49)
1) 固体光源モデルの国内市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量)(49)
2) 製品/光源別国内市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度年度:数量)(50)
3) 固体光源モデルにおけるブランドシェア(2021年度:数量)(51)
4) ビジネスプロジェクター/輝度別固体光源モデル市場規模推移(2020年度〜2027/2030年度:数量)(52)
11. フロントプロジェクター市場予測(53)
II. 個別企業編(10社)(54)
世界市場編(159)
I. 総括編(160)
1. フロントプロジェクター世界市場規模推移(2020年〜2027/2030年:数量/金額)(161)
2. 調査対象企業の事業比較(162)
3. 地域別市場動向(163)
4. ビジネスプロジェクター市場動向(164)
1) デバイス(方式)別市場動向(164)
2) 地域別市場動向(169)
3) 解像度別市場動向(172)
4) 輝度別世界市場規模推移(2020年〜2027/2030年:数量)(175)
5) 教育機関向け市場動向(176)
6) デジタルシネマプロジェクター市場動向(177)
7) 短焦点モデル市場動向(178)
5. ホームプロジェクター市場動向(180)
1) デバイス(方式)別市場動向(180)
2) 地域別市場動向(184)
3) 解像度別市場動向(187)
4) 短焦点モデル世界市場規模推移(2020年〜2027/2030年:数量)(189)
6. ポケットプロジェクター市場動向(190)
1) 製品タイプ別世界市場規模推移(2020年〜2027/2030年:数量/金額)(190)
2) ブランドシェア(2021年:数量)(191)
3) 地域別世界市場規模推移(2020年〜2027/2030年:数量)(192)
4) 短焦点モデル世界市場規模推移(2020年〜2027/2030年:数量)(193)
7. 固体光源モデル市場動向(194)
1) 固体光源モデルの世界市場規模推移(2020年〜2027/2030年:数量)(194)
2) 製品/光源別世界市場規模推移(2020年〜2027/2030年:数量)(195)
3) 固体光源モデル市場におけるブランドシェア(2021年:数量)(196)
4) ビジネスプロジェクター/輝度別固体光源モデル世界市場規模推移(2020年〜2027/2030年:数量)(197)
8. 主要デバイス市場動向(198)
1) 光源市場動向(198)
2) 投射レンズユニット市場動向(200)
3) 主要デバイスの供給関係(201)
9. 生産動向(202)
1) 主要メーカーの生産拠点(202)
2) 主要メーカー/ブランドの供給/調達先(203)
10. フロントプロジェクターのOEM供給図 2022年8月時点(204)
II. 個別企業編(8社)(205)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
プロジェクター市場の徹底分析総調査(2022年版)

頒価
国内市場編/世界市場編セット(調査項目A+B)
書籍版:880,000円(税抜 800,000円)、書籍/PDF版セット:968,000円(税抜 880,000円)
国内市場編(調査項目A)
書籍版:550,000円(税抜 500,000円)、書籍/PDF版セット:605,000円(税抜 550,000円)
世界市場編(調査項目B)
書籍版:440,000円(税抜 400,000円)、書籍/PDF版セット:484,000円(税抜 440,000円)

発刊日
各巻2022年08月30日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
国内市場編:158ページ
世界市場編:79ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一部
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
下記のフォームにて直接お問い合わせ、お申し込みください。
受信後、担当者より折り返しご連絡いたします。
また、必要事項をE-mail、ファクシミリにてinfo@fcr.co.jpまでお送りいただいても結構です。
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