◆市場調査レポート:2021年07月09日発刊

2021年 パッケージングマテリアルの現状と将来展望

環境対策(リサイクル・モノマテリアル・バイオプラスチック・フードロス)で注目される容器・包装の市場と材料開発動向の徹底分析
−はじめに−
  • 近年、SDGs(持続可能な開発目標)対応要求の高まりを背景に、国内の容器・包装業界においてもフードロスの削減、プラスチック使用量の削減、プラスチック廃棄物の海洋放出といった課題への取り組みが求められている。
  • 例えば、容器・包装業界においては、フードロス削減への対応として、長期保存や賞味期限の延長を可能にするためにバリア性を訴求した包材の需要が年々増加している。
  • プラスチック使用量の削減として、従来取り組まれてきた容器・包装の薄肉化は限界に達してきており、紙やバイオ樹脂をはじめとする非石化・環境対応素材との複合化、あるいは完全な代替の取り組みが進展している。また、レジ袋やカトラリーなど、使い捨てプラスチック包装資材については法規による使用量削減が今後も進む見通しとなっている。
  • プラスチック廃棄物削減においては、さらにリサイクル技術に改めて注目が集まっている。ガラスびんや金属缶、紙、PETボトルなどの製品で高い回収・再資源化率が実現しているものもある一方で、これ以外の容器・包装においては回収スキームが構築されていないため、現状では回収率が頭打ちとなっている。新たな法整備から、回収率の向上が期待され、ひいてはケミカルリサイクル技術が進展する見込みである。
  • 今後、Package to Packageのプラスチック循環サイクルを構築するために、複数素材をラミネートした多層構造からのモノマテリアル化(素材単一化)や、材料分離技術、再資源化を前提とする回収スキームの構築といった課題が明確なものとなっている。
  • 本市場調査資料では、各種容器・包装材料の市場トレンドとともに、それぞれの品目における環境対応素材の採用の現状、課題への対応動向を整理し、SDGs時代における容器・包装材料の市場の方向性を分析した。
  • 本市場調査資料が参入各社の経営、研究、製造、販売など、マーケティング活動全般においてご活用いただけるものと確信しております。
−調査目的−
  • 本市場調査資料では、各種容器・包装や包装資材の市場および採用素材の動向、ならびに環境対策動向を把握し、今後の方向性を明確化することを目的とした。
−調査対象−
調査対象品目
調査対象対象品目
A 飲料・液体容器12品目A1 PETボトル、A2 PETボトルキャップ、A3 金属缶、A4 ガラスびん、A5 飲料カートン、A6 チルド飲料カップ、A7 透明飲料カップ、A8 紙カップ、A9 スパウト付きパウチ(飲料用)、A10 バッグインボックス、A11 PE・PPボトル、A12 ラミネートチューブ
B 食品容器包装11品目B1 PSP食品容器、B2 OPS食品容器、B3 HIPS食品容器、B4 PP系発泡食品容器 、B5 PPフィラー食品容器、B6 その他PP系食品容器、B7 PET系食品容器、B8 PLA食品容器、B9 無菌米飯用容器、B10 パルプモールド容器、B11 紙器
C 軟包装・フィルム・シート16品目C1 パウチ(食品用)、C2 パウチ(非食品用)、C3 ラップフィルム(業務用)、C4 ラップフィルム(小巻)、C5 スキンパック、C6 シュリンクフィルム、C7 ラベル用シュリンクフィルム、C8 軟包装用フィルム、C9バリアフィルム、C10 包装用アルミ箔、C11 ヒートシール紙、C12 バリア紙、C13 防曇フィルム、C14 鮮度保持フィルム、C15 非食品系容器・シート、C16 EVOH系共押出シート
D 包装資材10品目D1 レジ袋、D2 ストロー、D3 カトラリー、D4 チャックテープ、D5 軟包装ラミネート用接着剤、D6 ラミネート用ポリエチレン樹脂、D7 包装用インキ、D8 粘着ラベル、D9 紙管・プラスチックコア、D10 石灰石複合材料・ストーンペーパー
E メディカル6品目E1 PTPシート、E2 分包・SP、E3 プレフィルドシリンジ、E4 バイアル、E5 輸液バッグ・ボトル、E6 アルミチューブ
−調査項目−
1. 製品概要
2. 主要参入企業一覧
3. 市場動向
4. 価格動向
5. メーカーシェア(2020年)
6. タイプ別ウェイト(2020年)
7. 用途動向
8. チャネル別ウェイト(2020年)
9. グローバル動向
10. 採用素材・開発動向
11. 競合・すみ分け状況
12. 環境問題対策の国内動向
−目次−
I. 総合分析編(1)
1. 調査結果概要(3)
1) パッケージングマテリアル市場全体トレンド(3)
2) 分野別市場規模推移および予測(2017年〜2024年予測)(4)
3) 成長率ランキング(5)
2. 市場環境キーワード(8)
1) 市場トレンド一覧(8)
2) 新型コロナウイルス感染拡大によるパッケージングマテリアル業界のトレンド(9)
3) 新型コロナウイルスの影響一覧(10)
3. 環境問題対策動向(11)
1) 環境対応素材動向(11)
2) 回収・リサイクル状況(15)
3) マテリアル・ケミカルリサイクル動向(17)
4) 日本の法律・規制動向(19)
4. 採用素材動向(20)
1) 採用素材一覧(2020年)(20)
2) 採用素材ウェイト(2020年)(22)
3) 主要構成一覧(23)
5. 分野別市場動向(26)
1) 飲料・液体容器(26)
2) 食品容器包装(28)
3) 軟包装・フィルム・シート(31)
4) 包装資材(33)
5) メディカル(35)
6. 海外動向(37)
1) 海外拠点一覧(37)
2) 輸出入一覧(39)
II. 集計編(41)
1. 市場規模推移および予測(2017年〜2024年予測)(43)
2. 価格一覧(48)
III. 品目別市場編(51)
A. 飲料・液体容器(53)
A1. PETボトル(53)
A2. PETボトルキャップ(57)
A3. 金属缶(61)
A4. ガラスびん(67)
A5. 飲料カートン(72)
A6. チルド飲料カップ(77)
A7. 透明飲料カップ(81)
A8. 紙カップ(85)
A9. スパウト付きパウチ(飲料用)(91)
A10. バッグインボックス(95)
A11. PE・PPボトル(100)
A12. ラミネートチューブ(104)
B. 食品容器包装(108)
B1. PSP食品容器(108)
B2. OPS食品容器(113)
B3. HIPS食品容器(118)
B4. PP系発泡食品容器(123)
B5. PPフィラー食品容器(128)
B6. その他PP系食品容器(133)
B7. PET系食品容器(138)
B8. PLA食品容器(144)
B9. 無菌米飯用容器(149)
B10. パルプモールド容器(153)
B11. 紙器(158)
C. 軟包装・フィルム・シート(164)
C1. パウチ(食品用)(164)
C2. パウチ(非食品用)(170)
C3. ラップフィルム(業務用)(174)
C4. ラップフィルム(小巻)(181)
C5. スキンパック(188)
C6. シュリンクフィルム(192)
C7. ラベル用シュリンクフィルム(197)
C8. 軟包装用フィルム(201)
C9. バリアフィルム(211)
C10. 包装用アルミ箔(221)
C11. ヒートシール紙(225)
C12. バリア紙(230)
C13. 防曇フィルム(234)
C14. 鮮度保持フィルム(237)
C15. 非食品系容器・シート(241)
C16. EVOH系共押出シート(244)
D. 包装資材(250)
D1. レジ袋(250)
D2. ストロー(254)
D3. カトラリー(260)
D4. チャックテープ(265)
D5. 軟包装ラミネート用接着剤(270)
D6. ラミネート用ポリエチレン樹脂(275)
D7. 包装用インキ(278)
D8. 粘着ラベル(283)
D9. 紙管・プラスチックコア(289)
D10. 石灰石複合材料・ストーンペーパー(295)
E. メディカル(298)
E1. PTPシート(298)
E2. 分包・SP(303)
E3. プレフィルドシリンジ(308)
E4. バイアル(313)
E5. 輸液バッグ・ボトル(317)
E6. アルミチューブ(322)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2021年 パッケージングマテリアルの現状と将来展望

頒価
165,000円(税抜 150,000円)

発刊日
2021年07月09日

報告書体裁
書籍(A4)

ページ数
324ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一部
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

ISBNコード
ISBN978-4-89443-940-5

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