◆市場調査レポート:2019年07月17日発刊

2019年 パッケージングマテリアルの現状と将来展望

環境問題を背景に脱プラスチック、生分解性、バイオプラスチックなどで注目される容器包装業界の市場・材料開発・環境対応動向徹底分析
−はじめに−
  • 国内における容器・包装材料市場は、環境対応をキーワードに変革を迎えようとしている。食品・飲料業界や外食産業の大手企業が相次いで脱プラスチックの方針を公表する一方で、紙や生分解性樹脂、バイオプラスチックなどに関連した素材メーカーの動向も活発になっている。
  • また、リサイクル化の推進も積極化している。大手流通企業と飲料メーカーが共同でPETボトルを再度PETボトルとして製品化するボトルtoボトルの取り組みを進め、2019年に緑茶飲料容器として販売を開始した。現状はボトルtoボトルにおけるPETボトル回収率が課題であるが、今後も同様の取り組みが推進されていくとみられる。
  • 軟包装分野では複数の素材をラミネートした多層構成が一般的であるため、リサイクルが難しい側面がある。しかし、環境対応ニーズの高まりを受け、リサイクル可能なモノマテリアルパッケージの開発が進められている。
  • 素材面では、2018年6月に公布された食品衛生法の改正により、ポジティブリスト制度の導入が決定された。業界内では、食品・飲料向けの容器・包装における採用素材の規制が懸念されている。ポジティブリスト制度の内容は厚生労働省により検討が進められており、2020年6月の施行が予定されている。
  • 容器・包装材料市場は、中食市場の増加に伴い、レンジアップ対応製品が引き続き好調である。また、eコマースの利用増加により、輸送用資材の需要が拡大している他、ドライバー不足を背景に輸送形態の効率化ニーズが高まっており、プラスチックパレットの採用が拡大している。
  • 弊社では長年、「パッケージングマテリアルの現状と将来展望」と題し、容器・包装市場について市場調査資料を発刊してきた。本市場調査資料では7分野62品目を対象に最新の市場動向をまとめた。特に、各製品における環境問題対策の方向性を明確化し、今後の市場・採用素材トレンドを整理した。
  • 本市場調査資料が関連企業の経営、研究、製造、販売などマーケティング全般において、ご活用いただけるものと確信しております。
−調査目的−
  • 本市場調査資料では、各種容器・包装資材の市場および採用素材の動向、ならびに環境対策動向を把握し、今後の方向性を明確化することを目的とした。
−調査対象−
調査対象対象品目
A. 飲料容器6品目PETボトル、金属缶、ガラスびん、 飲料カートン、チルド飲料カップ、透明飲料カップ
B. 食品容器10品目PSP食品容器、HIPS食品容器、OPS食品容器、PPフィラー食品容器、PP発泡食品容器、その他PP系食品容器、PET系食品容器、無菌米飯用容器、PLA系食品容器、紙カップ
C. メディカル6品目PTPシート、分包・SP、バイアル、プレフィルドシリンジ、輸液バッグ・ボトル、アルミチューブ
D. 産業用包装6品目エンボスキャリアテープ、ICトレー、防錆フィルム、PE・PPボトル、紙器、パルプモールド容器
E. 軟包装・フィルム16品目パウチ(食品用)、パウチ(非食品用)、電子レンジ対応パウチ、レジ袋、ラミネートチューブ、ラップフィルム(小巻)、ラップフィルム(業務用)、シュリンクフィルム、ラベル用シュリンクフィルム、脱酸素フィルム、吸湿フィルム、鮮度保持フィルム、抗菌フィルム、におい吸着フィルム、バリアフィルム、その他軟包装用フィルム
F. 重包装10品目段ボール、プラスチック段ボール、プラスチックコンテナ、プラスチックパレット、ドラム缶、IBC、フレキシブルコンテナ、バルクライナー、PE重袋、バッグインボックス
G. 関連資材8品目粘着ラベル・テープ、チャックテープ、紙管・プラスチックコア、ストロー、カトラリー、軟包装ラミネート用接着剤、緩衝材、PETボトルキャップ
−調査項目−
1. 製品概要
2. 主要参入企業動向
3. 市場動向
4. 価格動向
5. 用途動向
6. タイプ別ウェイト
7. メーカーシェア
8. 競合・すみ分け状況
9. 採用素材・開発動向
10. 環境問題対策動向
11. グローバル動向
12. 今後の方向性
−目次−
I. 総合分析編(1)
1. 調査結果概要(3)
1) パッケージングマテリアル市場全体像(国内需要)(3)
2) 分野別市場トレンド(4)
3) 成長率ランキング(6)
2. 注目市場トレンド(9)
1) 容器・包装材料を取り巻く市場環境キーワード(9)
2) ポジティブリストの動向(11)
3. 環境問題対策動向(13)
1) 環境問題および対策の方向性概要(13)
2) 国内における環境問題対策の方向性(14)
3) バイオプラスチックの動向(17)
4) 国内におけるマテリアルリサイクルの動向(18)
5) 海外における環境問題対策の方向性(19)
6) 主要企業の環境に関する取り組み事例(20)
4. 分野別市場動向(22)
1) 飲料容器分野(22)
2) 食品容器分野(24)
3) メディカル分野(27)
4) 産業用包装分野(29)
5) 軟包装・フィルム分野(30)
6) 重包装分野(32)
7) 関連資材分野(35)
5. 採用素材動向(36)
1) 採用素材一覧(2019年見込)(36)
2) 採用素材別ウェイト(2019年見込)(38)
3) 主要構成一覧(39)
6. 海外動向(42)
1) 海外拠点一覧(42)
2) 輸出入一覧(44)
II. 集計編(47)
1. 主要参入企業一覧(49)
2. 市場規模推移および予測(2016年〜2023年予測)(60)
3. 品目別価格一覧(71)
III. 品目別市場編(77)
A. 飲料容器分野
A1. PETボトル(79)
A2. 金属缶(84)
A3. ガラスびん(90)
A4. 飲料カートン(94)
A5. チルド飲料カップ(99)
A6. 透明飲料カップ(103)
B. 食品容器分野
B1. PSP食品容器(107)
B2. HIPS食品容器(113)
B3. OPS食品容器(117)
B4. PPフィラー食品容器(122)
B5. PP発泡食品容器(126)
B6. その他PP系食品容器(131)
B7. PET系食品容器(136)
B8. 無菌米飯用容器(142)
B9. PLA系食品容器(146)
B10. 紙カップ(150)
C. メディカル分野
C1. PTPシート(157)
C2. 分包・SP(162)
C3. バイアル(166)
C4. プレフィルドシリンジ(171)
C5. 輸液バッグ・ボトル(177)
C6. アルミチューブ(181)
D. 産業用包装分野
D1. エンボスキャリアテープ(185)
D2. ICトレー(190)
D3. 防錆フィルム(195)
D4. PE・PPボトル(200)
D5. 紙器(203)
D6. パルプモールド容器(208)
E. 軟包装・フィルム分野
E1. パウチ(食品用)(213)
E2. パウチ(非食品用)(218)
E3. 電子レンジ対応パウチ(222)
E4. レジ袋(226)
E5. ラミネートチューブ(231)
E6. ラップフィルム(小巻)(236)
E7. ラップフィルム(業務用)(242)
E8. シュリンクフィルム(247)
E9. ラベル用シュリンクフィルム(252)
E10. 脱酸素フィルム(257)
E11. 吸湿フィルム(261)
E12. 鮮度保持フィルム(266)
E13. 抗菌フィルム(271)
E14. におい吸着フィルム(274)
E15. バリアフィルム(277)
E16. その他軟包装用フィルム(292)
F. 重包装分野
F1. 段ボール(305)
F2. プラスチック段ボール(310)
F3. プラスチックコンテナ(315)
F4. プラスチックパレット(319)
F5. ドラム缶(324)
F6. IBC(329)
F7. フレキシブルコンテナ(335)
F8. バルクライナー(341)
F9. PE重袋(345)
F10. バッグインボックス(350)
G. 関連資材分野
G1. 粘着ラベル・テープ(355)
G2. チャックテープ(363)
G3. 紙管・プラスチックコア(369)
G4. ストロー(374)
G5. カトラリー(380)
G6. 軟包装ラミネート用接着剤(384)
G7. 緩衝材(389)
G8. PETボトルキャップ(395)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2019年 パッケージングマテリアルの現状と将来展望

頒価
132,000円(税抜 120,000円)

発刊日
2019年07月17日

報告書体裁
書籍(A4)

ページ数
398ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

ISBNコード
ISBN978-4-89443-885-9

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