◆市場調査レポート:2018年06月20日発刊

2018年 耐熱・光学ポリマー/特殊コンパウンドの現状と将来展望

各種ポリマーの注目成長用途、グレード別採用状況・ニーズ、特殊コンパウンドの方向性を徹底分析
−はじめに−
  • 樹脂(ポリマー)は金属やセラミックスに比べて成形加工性、軽量性などに優れ、自動車、電気電子、ライフサイエンス、土木・建築、農業など多岐にわたる産業で利用されている。
  • ポリマーによって特性はさまざまであるが、耐熱性のレベルが各用途における採用基準の一つとなり、要求温度領域に応じた樹脂の使い分けがみられる。自動車分野や光学分野などにおいては、金属代替、ガラス代替などを目的に耐熱化ニーズが顕在化しており、各ポリマーの一般的な使用可能温度上限よりも10℃以上の高温環境で使用可能な高耐熱グレードが開発・採用されている。
  • また、透明性や光学特性もポリマーを明確に特徴付ける要素として挙げられる。光学分野では、自動運転・ADASの普及による車載カメラの搭載、ヘッドアップディスプレイ、スマートフォンカメラの高解像度化、バーチャル・リアリティ(VR)関連産業の本格化などが成長キーワードとなっている。
  • 透明性が求められる用途は、雑貨・文具から食品容器、医療器具、自動車ランプ部品など幅広い。透明性については、全光線透過率の高さに加え、色味のない無色透明であるという点が、意匠性ニーズの高い容器などの用途で採用のポイントとなっている。透明かつ高耐熱、透明かつ高ガスバリア性など、透明+αの機能面で樹脂の使い分けが行われている。
  • ポリマーの特性が不十分な場合、フィラー・添加剤をコンパウンドすることで特性向上が図られている。ガラス繊維や無機フィラーなどの添加により強度改善が行われるケースが多いが、用途に応じて難燃性、摺動性、導電性・帯電防止性、放熱性、電磁波シールド性の付与や誘電率制御を行うなど、特殊コンパウンド品も樹脂メーカーやコンパウンド専業メーカーにより展開されている。
  • 本市場調査資料では、耐熱性や透明・光学特性を軸に採用されているポリマー35品目と、特殊コンパウンド6品目を対象とした。ポリマーについては、最高使用温度などの耐熱性、透明用途・光学用途における採用動向などに基づいて位置付けを整理し、市場の分析を行った。特殊コンパウンドは用途展開や採用ポリマー・添加剤の把握を行い、今後の市場方向性を捉えた。
  • 本市場調査資料が、当該市場参入各社の経営、研究、製造、販売など、マーケティング活動全般においてご活用いただけるものと確信している。
−調査目的−
  • 本市場調査資料は、各種ポリマーについて耐熱性、透明・光学特性を軸に多角的に分析し、市場の動向を把握することを目的とした。また、特殊コンパウンドにおける採用素材および用途展開を整理し、高機能化の方向性やニーズのトレンドを捉えた。
−調査対象−
対象品目
A ポリマー35品目耐熱ABS、透明ABS、AS、SBC(スチレン・ブタジエンコポリマー)、MS(メチルメタクリレート・スチレン)、PMMA、PC(ポリカーボネート)、特殊PC、フルオレン系ポリエステル、COP・COC(環状ポリオレフィン)、PAR(ポリアリレート)、共重合PET、PEN、PMP(ポリメチルペンテン)、超高分子量PE、PA6・66、耐熱PA、透明PA、変性PPE、PEI(ポリエーテルイミド)、サルフォン系樹脂(PES・PSU・PPSU)、PPS(コンパウンド)、PPS(繊維・フィルム用)、LCP、SPS(シンジオタクチックポリスチレン)、PEEK、PI(フィルム・ワニス)、熱可塑性PI、透明PI、フッ素樹脂、非晶性フッ素樹脂、エポキシ、脂環式エポキシ、メガネレンズ用熱硬化性樹脂、UV硬化性樹脂
B 特殊コンパウンド6品目難燃コンパウンド、摺動性改善コンパウンド、導電・帯電防止コンパウンド、放熱コンパウンド、電磁波シールドコンパウンド、誘電率制御コンパウンド
−調査項目−
ポリマー市場
1. 製品概要
2. 主要参入企業動向
3. 市場動向(2015年−2022年予測)
4. タイプ・グレード別動向
5. 価格動向
6. メーカーシェア(2018年見込)
7. 用途動向
8. 加工・使用形態別ウェイト(2018年見込)
9. 競合・すみ分け状況
10. 研究開発・技術動向
11. 今後の方向性
特殊コンパウンド市場
1. 製品概要
2. 主要参入企業動向
3. 市場動向(2015年−2022年予測)
4. 価格動向
5. 用途動向
6. タイプ・素材別動向
7. メーカー動向
8. 採用素材・技術開発動向
9. 今後の方向性
−目次−
I. 市場総括編(1)
1. 耐熱・光学ポリマー/特殊コンパウンド市場動向(3)
1) 市場概要(3)
2) 耐熱領域におけるポリマーの位置付け(4)
3) 透明・光学領域におけるポリマーの位置付け(7)
4) ポリマー全体市場規模推移および予測(9)
5) 特殊コンパウンド市場概要(10)
2. 注目ポリマー・用途の動向(11)
1) 成長率ランキング(11)
2) 市場成長キーワード一覧(13)
3) 注目用途一覧(14)
3. 耐熱ポリマーの動向(16)
1) ポリマー別最高使用温度一覧(16)
2) 主要用途において要求される耐熱温度・その他特性(17)
3) 高耐熱グレードの展開状況(19)
4. 光学・透明ポリマーの動向(20)
1) 光学・透明用途の採用比率一覧(2018年見込)(20)
2) 主要用途における競合・すみ分け状況(21)
5. 地域別動向(30)
1) 地域別販売量一覧(30)
2) 世界市場の全体像(2018年見込)(31)
3) ポリマー地域別生産拠点・増強予定一覧(33)
6. 加工・使用形態別動向(41)
1) 加工・使用形態別一覧(41)
2) 加工・使用形態別ウェイト(2018年見込)(42)
7. 研究開発動向(43)
II. 集計編(45)
1. 主要参入企業一覧(47)
2. 市場規模推移および予測(2015年〜2022年予測)(54)
1) ポリマー市場規模推移および予測(54)
2) 特殊コンパウンド市場規模推移および予測(58)
3. 価格一覧(59)
1) ポリマー(59)
2) 特殊コンパウンド(61)
III. 品目別市場編(63)
A. ポリマー(65)
A1. 耐熱ABS(67)
A2. 透明ABS(73)
A3. AS(79)
A4. SBC(スチレン・ブタジエンコポリマー)(84)
A5. MS(メチルメタクリレート・スチレン)(90)
A6. PMMA(95)
A7. PC(ポリカーボネート)(102)
A8. 特殊PC(110)
A9. フルオレン系ポリエステル(115)
A10. COP・COC(環状ポリオレフィン)(119)
A11. PAR(ポリアリレート)(125)
A12. 共重合PET(130)
A13. PEN(136)
A14. PMP(ポリメチルペンテン)(141)
A15. 超高分子量PE(146)
A16. PA6・66(152)
A17. 耐熱PA(160)
A18. 透明PA(168)
A19. 変性PPE(173)
A20. PEI(ポリエーテルイミド)(179)
A21. サルフォン系樹脂(PES・PSU・PPSU)(184)
A22. PPS(コンパウンド)(190)
A23. PPS(繊維・フィルム用)(198)
A24. LCP(202)
A25. SPS(シンジオタクチックポリスチレン)(210)
A26. PEEK(215)
A27. PI(フィルム・ワニス)(221)
A28. 熱可塑性PI(226)
A29. 透明PI(231)
A30. フッ素樹脂(236)
A31. 非晶性フッ素樹脂(244)
A32. エポキシ(248)
A33. 脂環式エポキシ(252)
A34. メガネレンズ用熱硬化性樹脂(257)
A35. UV硬化性樹脂(263)
B. 特殊コンパウンド(269)
B1. 難燃コンパウンド(271)
B2. 摺動性改善コンパウンド(276)
B3. 導電・帯電防止コンパウンド(281)
B4. 放熱コンパウンド(285)
B5. 電磁波シールドコンパウンド(288)
B6. 誘電率制御コンパウンド(292)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2018年 耐熱・光学ポリマー/特殊コンパウンドの現状と将来展望

頒価
120,000円+税

発刊日
2018年06月20日

報告書体裁
A4版 オフセット印刷

ページ数
294ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二部門
TEL. 03-3664-5839 FAX. 03-3661-1414

ISBNコード
ISBN978-4-89443-849-1

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