◆マルチクライアント調査レポート:2016年07月25日発刊

2016 有機&プリンテッドエレクトロニクス関連メーカーの事業戦略調査

フレキシブル対応で拡大する有機&プリンテッドエレクトロニクス市場と、
関連デバイス/材料メーカーの事業実績、将来動向を徹底分析
−はじめに−
  • 本調査資料では、有機エレクトロニクスおよびプリンテッドエレクトロニクスにおける参入メーカーの事業戦略を明らかにすることを目的とした。
  • 機能性有機材料を用いた有機エレクトロニクスは、有機ELや有機トランジスタ(TFT)、有機薄膜太陽電池に代表される電界発光機能、半導体機能、光電変換機能など、有機材料の特性に応じてさまざまな用途展開が期待されている。
  • 有機ELディスプレイはSamsung El.のスマートフォンにより市場が形成された。LCDに対し、薄型化、軽量化、コントラスト、応答速度の点で優れており、フレキシブル化が可能である。今後、Apple「iPhone」での採用が計画されており、従来LCDを供給していた日系メーカーや、後発の中国メーカーでも開発が加速している。フレキシブル化によってデバイス構造/構成部材/製造プロセスも大きく変化するため、材料メーカーの動きも慌ただしくなっている。
  • 有機EL照明はディスプレイと同様、有機ELの発光原理を用いるが、RGBの塗り分けが不要である点から、塗布プロセスによるコストダウン、大量生産が有望視されており、ロールtoロールによる生産が始まっている。
  • 塗布/印刷技術をデバイスの製造プロセスに採用するプリンテッドエレクトロニクスは、既存の真空成膜・フォトリソグラフィー・エッチングなどのプロセスに比べ、「大面積・薄型シートデバイスの生産」「多品種・少量・カスタム生産」「低温プロセスによるフレキシブル化」「材料ロス削減によるコストダウン」などのメリットを持つ。
  • プリンテッドエレクトロニクスは高度な材料技術・精密な印刷技術が求められるため、日本・米国・欧州の先進国が次世代のエレクトロニクスとして注力している。上述した有機ELのほか、有機トランジスタ、RFID、シート型センサーデバイスなどの開発が行われている。研究の中心は大学・研究機関だが、近年は大学発ベンチャーによるビジネス化の動きが活発化している。
  • 本調査資料では、有機&プリンテッドエレクトロニクスにおけるデバイスメーカー11社、材料メーカー15社、デバイス5製品市場を対象とし、各企業の事業実績と将来予測、投資計画、採用技術、研究開発動向、アライアンス/サプライチェーンに関する調査・分析を行った。関係各位が今後の事業戦略を立案・展開されるにあたり、本調査資料を役立てていただくことを切に望む。
−調査目的−
  • 有機&プリンテッドエレクトロニクスのデバイスメーカー、材料メーカーの事業戦略を調査・分析することによって、関連した事業戦略策定のための基礎データ提供を目的とした。
−調査対象−
調査対象品目
デバイス市場5品目有機ELディスプレイ(大型AMOLED、中小型AMOLED)、有機EL照明、RFID、パッチ式生体電位センサー、圧力センサーシート
調査対象企業
デバイスメーカー11社コニカミノルタ、ジャパンディスプレイ、シャープ、デンソー、凸版印刷、トッパン・フォームズ、パナソニック、リコー、LG Display、Samsung Display、Thin Film Electronics
材料メーカー15社出光興産、AgIC、カネカ、コロイダル・インク、JNC、住友化学、ダイセル、帝人、DOWAエレクトロニクス、長瀬産業、富士フイルム、三井化学、三菱化学、Du Pont、Merck
合計26社
その他、有機&プリンテッドエレクトロニクスに関連する日系および外資系メーカー
−調査項目−
デバイス市場分析
1. 製品概要
2. 部材構成と製造プロセス
3. 市場規模推移・予測(2015年実績〜2025年予測)
4. アプリケーション動向
5. 価格動向(2016年第2四半期時点)
6. メーカー動向
7. 研究開発ロードマップ
8. 今後の市場の重要トピック
デバイスメーカー分析
1. 企業プロフィール
2. 事業の現状と将来展望
3. PE採用動向
4. 研究開発ロードマップ
5. 投資計画
6. アライアンス動向
7. サプライチェーン
8. 有機&プリンテッドエレクトロニクスに対する今後の事業展開
材料メーカー分析
1. 企業プロフィール
2. 事業の現状と将来展望
3. 研究開発ロードマップ
4. 投資計画
5. アライアンス動向
6. 有機&プリンテッドエレクトロニクスに対する今後の事業展開
−目次−
1. 総括(1)
1.1 市場定義(3)
1.2 有機&プリンテッドエレクトロニクスデバイス市場分析(7)
1.3 調査対象メーカーの有機&プリンテッドエレクトロニクスに対する事業動向(9)
1.4 有機EL業界分析(15)
1.4.1 有機EL業界構造(15)
1.4.2 フレキシブルOLED動向(18)
1.4.3 塗布型OLED動向(21)
1.4.4 有機ELディスプレイ構造/サプライヤー動向(23)
1.4.5 有機ELディスプレイ製造ライン一覧/設備投資動向(27)
1.4.6 OLED面積市場(PE、ベンダーブル、フォルダブル別)(28)
1.5 プリンテッドエレクトロニクス業界分析(30)
1.5.1 プリンテッドエレクトロニクス業界構造(30)
1.5.2 プリンテッドエレクトロニクス採用デバイス動向(34)
1.5.3 IoT/センサーネットワーク社会とプリンテッドエレクトロニクス(37)
1.5.4 有機TFTの将来展望(40)
2. デバイス市場(43)
2.1 有機ELディスプレイ(45)
2.1.1 大型AMOLED(45)
2.1.2 中小型AMOLED(51)
2.2 有機EL照明(60)
2.3 RFID(67)
2.4 パッチ式生体電位センサー(72)
2.5 圧力センサーシート(76)
3. デバイスメーカー分析(81)
3.1 コニカミノルタ(83)
3.2 ジャパンディスプレイ(87)
3.3 シャープ(90)
3.4 デンソー(92)
3.5 凸版印刷(95)
3.6 トッパン・フォームズ(98)
3.7 パナソニック(102)
3.8 リコー(105)
3.9 LG Display(108)
3.10 Samsung Display(112)
3.11 Thin Film Electronics(116)
4. 材料メーカー分析(119)
4.1 出光興産(121)
4.2 AgIC(125)
4.3 カネカ(127)
4.4 コロイダル・インク(130)
4.5 JNC(133)
4.6 住友化学(137)
4.7 ダイセル(140)
4.8 帝人(143)
4.9 DOWAエレクトロニクス(146)
4.10 長瀬産業(149)
4.11 富士フイルム(152)
4.12 三井化学(155)
4.13 三菱化学(158)
4.14 Du Pont(159)
4.15 Merck(160)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2016 有機&プリンテッドエレクトロニクス関連メーカーの事業戦略調査

頒価
440,000円(税抜 400,000円)

発刊日
2016年07月25日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
161ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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