◆マルチクライアント調査レポート:2015年08月28日発刊

プロジェクター市場の徹底分析総調査(2015年版)

フロント〜リアプロジェクターおよびモジュール/デバイス/周辺機器までプロジェクター関連市場/参入企業動向の詳細調査
−調査の背景−
  • 弊社ではプロジェクター市場に着目し、毎年定期的な市場調査を実施している。
    本調査企画は今年で23回目を迎え、ビジネス〜コンシューマー製品に至るフロント/リア各プロジェクターの業界/市場動向および参入企業の事業展開などの把握を目的として制作した。
  • プロジェクター市場の中心であるビジネスプロジェクター(フロントタイプ)は、主要先進国における会議/プレゼンテーション機器として安定した需要を形成しているほか、新興国では政府主導による教育用機器としての需要が拡大している。日本のみならず、アジア/新興国を中心に政府のIT教育推進予算により、各教室にプロジェクターやフラットパネルディスプレイなどの大型映像機器の導入が進められており、特にインタラクティブボードとして短焦点製品の需要は大きく増加している。2013〜2014年は景気低迷に伴い欧米市場が伸び悩んだほか、新興市場の伸び率鈍化もみられたものの、2015年以降も依然として増加傾向で推移している。
  • 製品面では、前年に続き短焦点/固体光源モデルの製品化が一層活発化している。短焦点モデルは前述の教育機関向けのインタラクティブボードとしての需要増加が各地域で見込まれており、参入各社ともに高輝度化や小型軽量化、付加機能を含めた製品ラインアップの拡充(レンズ式/ミラー反射式)および提案強化が図られている。また、固体光源モデル(LED/レーザー光源採用のハイブリッド/レーザー光源モデル)は、現在も一部先行メーカーによる製品展開/市場形成となっているものの、2015年以降、新規参入メーカー/ブランドを含め、まずは高輝度モデルを中心に製品化が活発化している。
  • 一方、ホームプロジェクターは、これまでも薄型TVの大画面/低価格化の影響や競合が懸念されてきたが、フルハイビジョン(1080)/3D対応モデルの低価格化、TVを含めた4K製品の普及による高解像度ニーズの高まりもあり、日欧米市場における需要回復に加えて、中国を筆頭とするアジア/新興国での需要増加によって、2014年の世界市場は前年に続き二桁成長が続いている。
  • ポケットプロジェクター(モバイル型/ポケット型)も、長寿命、小型軽量(モバイル性)により、ビジネス〜コンシューマー/パーソナルユーザーともに一定の需要を確保している。モバイル型については、700〜1,000ルーメンまで輝度向上が図られた反面、重量が1kgを超え、価格も上昇したことで、ビジネスプロジェクター/モバイル製品(2kg前後)との競合により市場は伸び悩んだ。また、ポケット型はローカルブランドや新規参入が多い一方で、撤退ブランドも多く、2014年の世界市場は前年を下回る結果となったものの、小型軽量化/高輝度化、低価格化により、今後はビジネス/モバイルユーザー向けのほか、ギフト需要を含めたコンシューマー/パーソナル用途など潜在需要は大きいことから、市場は再び拡大推移が予測されている。
  • 本調査企画は、プロジェクター(フロント/リアタイプ)を、各製品/デバイス別市場動向および参入企業の事業展開をポイントに総括的かつ詳細に調査することを目的とした。調査は、国内市場編・世界市場編の2構造とし、国内市場編は、各製品別の国内市場詳細調査および日系メーカー(一部海外メーカーの日本法人)の事業展開(15社)を、世界市場編では、国内市場編に加えて、世界市場動向および海外メーカー/ブランドの事業展開(10社)をまとめた。
    本調査企画は、当該市場参入各社の今後の事業展開における有益なマーケティングデータを提供することを目的に制作した。
−調査対象−
調査対象品目
プロジェクター フロント
  • ビジネスプロジェクター
  • パネル(LCD/DLP/LCOS)
  • 光源(水銀/LED/レーザー、他)
  • ホームプロジェクター
  • ポケットプロジェクター(固体光源採用)
    • モバイル型(現状、輝度:1,000ルーメン以下(重量1.6kg以下))
    • ポケット型(現状、輝度:100ルーメン以下(重量300g以下))
リア
  • リアプロジェクター(マルチビジョン)
参考 デバイス
  • 光源(高圧水銀/キセノン/LED/レーザー)
  • レンズユニット
モジュール
  • ヘッドアップディスプレイ(HUD)
  • アミューズメント機器(パチンコ/パチスロ機)
  • ノートPC/タブレット端末/スマートフォン
  • デジタルカメラ(DVC/DSC)、他
競合/周辺
機器市場
  • 業務用モニター(FPD)
  • 書画カメラ(資料提示装置)
調査対象企業
A. 国内市場編(15社対象)
B. 世界市場編(10社対象)
−調査項目−
国内市場編:個別企業編
1. 製品概要
2. プロジェクター事業概況
3. 製品・デバイス別販売規模推移(2013〜2014年度実績/2015年度見込:数量/金額)
4. 販売形態(自社ブランド/他社OEM供給)
5. 地域別販売動向 自社ブランド対象
6. 解像度別販売動向 自社ブランド対象 (国内+海外販売)
7. 短焦点モデル販売動向 自社ブランド対象(国内+海外販売)
8. 国内販売動向 自社ブランド対象
9. 生産体制
10. チャネル動向
11. 今後の事業展開
世界市場編:個別企業編
1. プロジェクター事業概要(製品展開状況/製品一覧/2015年新製品の特長)
2. 販売動向(製品別/デバイス別/解像度別/エリア別)
3. 生産動向(生産委託/OEM調達先)
4. 今後の事業展開(注目製品・機能/製品面/生産面/事業の方向性)
−目次−
国内市場編(1)
I. 総括・分析編(2)
1. プロジェクター国内市場概況(3)
2. フロントプロジェクター国内市場規模推移と予測(2013年度〜2020年度:数量/金額)(4)
3. 調査対象15社のプロジェクター事業規模比較(2014年度:金額)(5)
4. 製品別メーカーシェア(2014年度:数量) フロントプロジェクター対象(6)
1) 総販売 国内市場+日系メーカーの海外販売(6)
2) 国内(国内市場)(7)
3) 海外(日系メーカーの海外販売)(8)
5. ビジネスプロジェクター市場動向(9)
1) 国内市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(9)
2) ブランドシェア(2014年度:数量/金額)(10)
3) デバイス別市場動向(11)
4) 解像度別市場動向(14)
5) 輝度別市場動向(17)
6) 重量別市場動向(24)
7) 価格帯別市場動向(27)
8) 短焦点モデル市場動向(33)
9) 需要先/用途別販売動向(36)
10) 日系メーカーの海外販売動向(39)
6. ホームプロジェクター市場動向(43)
1) 国内市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(43)
2) ブランドシェア(2014年度:数量/金額)(44)
3) デバイス別市場動向(45)
4) 解像度別市場動向(47)
5) 輝度別市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(50)
6) 価格帯別市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(51)
7) 日系メーカーの海外販売動向(2013年度〜2020年度:数量/金額)(52)
7. ポケットプロジェクター市場動向(56)
1) 製品別国内市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(56)
2) ブランドシェア(2014年度:数量/金額)(57)
3) デバイス別市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(58)
4) 輝度別市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量)(59)
8. リアプロジェクター市場動向(60)
1) デバイス別国内市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(60)
2) ブランドシェア(2014年度:数量/金額)(61)
3) 需要先別販売動向(2014年度:数量/金額)(61)
4) 製品化の方向性(61)
9. 関連製品市場動向(62)
1) 書画カメラ(62)
2) 業務用FPD(63)
10. 主要デバイス市場動向(66)
1) 光源市場動向(66)
2) レンズユニット市場動向(69)
11. 固体光源モデル市場動向(70)
1) 固体光源モデルの国内市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量)(70)
2) 固体光源モデルにおけるブランドシェア(2014年度:数量)(72)
3) 主要企業の製品化/販売動向(ビジネスプロジェクター)(74)
12. フロントプロジェクター市場予測(75)
1) 輝度別国内市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量)(75)
2) ビジネスプロジェクター/短焦点モデルの市場予測(76)
3) ビジネスプロジェクター/固体光源モデルの市場予測(77)
4) フロントプロジェクター製品化の方向性(78)
II. 個別企業編(15社対象)(79)
世界市場編(242)
I. 総括・分析編(243)
1. フロントプロジェクターの世界市場概況(2014年実績/2015年見込/2020年予測:数量)(244)
2. フロントプロジェクター世界市場規模推移(2013年〜2020年:数量/金額)(245)
3. ビジネスプロジェクター市場動向(246)
1) デバイス別世界市場規模推移(2013年〜2020年:数量/金額)(246)
2) メーカーシェア(供給量シェア)(247)
3) ブランドシェア(OEM供給量を除く自社ブランド販売を対象)(249)
4) 地域別世界市場規模推移(2013年〜2020年:数量/金額)(251)
5) 世界の教育機関向け市場動向(252)
6) エリア別ブランドシェア(2014年:数量)(253)
7) 解像度別世界市場規模推移(2013年〜2020年:数量/金額)(258)
8) 解像度別ブランドシェア(2014年:数量)(259)
9) 輝度別世界市場規模推移(2013年〜2020年:数量/金額)(261)
10) 短焦点モデル/タイプ別世界市場規模推移(2013年〜2020年:数量/金額)(262)
11) 短焦点モデル/ブランドシェア(2014年:数量)(263)
4. ホームプロジェクター市場動向(265)
1) デバイス別世界市場規模推移(2013年〜2020年:数量/金額)(265)
2) メーカーシェア(供給量シェア)(266)
3) ブランドシェア(OEM供給量を除く自社ブランド販売を対象)(267)
4) 地域別世界市場規模推移(2013年〜2020年:数量/金額)(269)
5) エリア別ブランドシェア(2014年:数量)(270)
6) 解像度別世界市場規模推移(2013年〜2020年:数量/金額)(273)
7) 解像度別ブランドシェア(2014年:数量)(274)
5. ポケットプロジェクター市場動向(276)
1) 製品別世界市場規模推移(2013年〜2020年:数量/金額)(276)
2) メーカーシェア(2014年:数量)(277)
3) ブランドシェア(2014年:数量)(278)
4) 地域別世界市場規模推移(2013年〜2020年:数量/金額)(279)
6. リアプロジェクター市場動向(280)
7. 内蔵モジュール市場動向(281)
1) ヘッドアップディスプレイ(281)
2) パチンコ/パチスロ機(国内市場対象)(281)
3) ノートPC(282)
4) タブレット端末(282)
5) スマートフォン(283)
6) コンパクトデジタルカメラ(283)
7) デジタルビデオカメラ(284)
8. 固体光源モデル市場動向(285)
1) 固体光源モデルの国内市場規模推移(2013年〜2020年:数量/金額)(285)
2) 固体光源モデルにおけるブランドシェア(2014年:数量)(287)
3) 主要企業の製品化動向(289)
9. フロントプロジェクターのOEM供給図 2015年8月時点(290)
10. フロントプロジェクターの市場予測(291)
1) 輝度別世界市場規模推移(2014年実績/2015年見込/2020年予測:数量)(291)
2) ビジネスプロジェクター/固体光源モデルの輝度別市場予測(2014年実績/2015年見込/2020年予測:数量)(291)
3) 製品化の方向性(291)
II. 個別企業編(10社対象)(292)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
プロジェクター市場の徹底分析総調査(2015年版)

頒価
880,000円(税抜 800,000円)

発刊日
2015年08月28日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
338ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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