◆マルチクライアント調査レポート:2007年10月15日発刊

液晶TV用偏光板と構成部材の将来展望

TV用偏光板の構成、材料、超広幅(約2m以上)対応等、注目業界動向を徹底調査
−調査の背景−
  • 年率20〜30%のペースでコストダウンが進んでいるTV用TFTモジュールにおいて、偏光板のコストダウンが課題となっている。直接部材として最もコストウエイトの高いバックライトユニットではCCFL灯数削減やレンズシート削減といったコストダウンが進む一方、偏光板では位相差板のTAC(もしくはPVA保護基材)への機能統合が進んだ。
  • しかしながら、パネルメーカーの要求するコスト低減には追いついてなく、同時に液晶TVのサイズが大型化していることから、歩留りが低下し、従来のプロセス、部材の見直しが検討されている。
  • コストダウンを目的とした動きとして、2メートル以上のTACフィルム採用による偏光板面取り効率の向上やコーティング位相差補償による延伸レス化、連続プロセス(TAC+PVA+TAC)の改良などの研究開発が活発に行われている。
  • 2メートル以上の広幅化は偏光板、関連部材、製造装置の改良のほか、搬送などの物流面での対応も必要であり、現行規格である1475/1490mmのようには業界の足並みがそろっていない。
  • 生産/供給面では大手TFTメーカーによる欧州での偏光板貼合が増加し、偏光板の後工程も現地への拠点設置が行われている。また、大手TFTメーカーによる偏光板の内製化が進むといった業界構造の変化も進みつつある。
  • プロセス、フィルム構成、業界構造が急激に変化している業界であり、当該レポートでは下記ポイントにフォーカスした。
    −調査のポイント−
    (1) TV用偏光板のフィルム構成の変遷、今後のトレンド、コストシミュレーション(コーティング VS 延伸にフォーカス)
    (2) 構成部材から偏光板、パネルメーカーまでのバリューチェーン把握
    (3) 表面処理、コントラスト/偏光度、カラーシフトなどTV用偏光板のニーズを分析、今後のトレンドを予測
−調査目的−
  • 本調査TV用偏光板のフィルム構成の変遷、今後のトレンド、コストシミュレーション(コーティング VS 延伸にフォーカス)、構成部材から偏光板、パネルメーカーまでのバリューチェーン把握、さらに表面処理、コントラスト/偏光度、カラーシフトなどTV用偏光板のニーズを分析、今後のトレンドを予測することを目的とした。
−調査対象−
1) TFTパネルメーカー
7社(日本2社、韓国2社、台湾3社)
2) 偏光板メーカー
9社(日本3社、韓国2社、台湾4社)
3) 偏光板構成部材
9製品
−備考−
本調査資料では下記の為替レートを採用している。
年次20062007年
以降
円/USドル116.25119.0
韓国KRW0.1200.125
台湾NT$3.573.60
−目次−
1.0 TV/パネル市場の動向(1)
1.1 TVセットの生産動向と予測(2)
1.2 TVメーカーの生産シェア(2006CY)(3)
1.3 大型TFTパネルの市場動向(4)
1.4 TV用パネルのサイズ別市場動向(5)
1.5 TV用TFTのメーカーシェア(2006/2007見込み)(6)
1.6 TV用パネルのバリューチェーン(2007Q3)(7)
1.7 TV用モジュールのラインアップ(8)
2.0 TV用偏光板市場の動向(9)
2.1 TV用偏光板の原理と種類(10)
2.2 各社のシート構成の変遷と現状(13)
2.3 業界動向(20)
2.4 生産ライン一覧(前工程/後工程)(22)
2.5 市場規模推移・予測(26)
2.6 メーカー別出荷実績とシェア(31)
2.7 納入関係(33)
2.8 価格動向(35)
2.9 TAC幅と取得効率(36)
2.10 超広幅(1,960mm以上)への対応状況(39)
2.11 原価構成の分析と予測(40)
2.12 技術ロードマップ(45)
3.0 パネルメーカーケーススタディ(46)
(日系メーカー2社、韓国メーカー2社、台湾メーカー3社)
4.0 偏光板メーカーケーススタディ(68)
(日系メーカー3社、韓国メーカー2社、台湾メーカー4社)
5.0 構成部材市場(96)
5.1 PVA保護フィルム(プレーンTAC/他)(97)
5.2 WVフィルム(103)
5.3 VA用位相差フィルム(108)
5.4 IPS用位相差フィルム(115)
5.5 コーティング位相差材料(120)
5.6 表面処理フィルム(125)
5.7 PVAフィルム(132)
5.8 プロテクトフィルム(138)
5.9 リリースフィルム(144)
6.0 ディレクトリ(150)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
液晶TV用偏光板と構成部材の将来展望

頒価
550,000円(税抜 500,000円)

発刊日
2007年10月15日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
152ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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