◆市場調査レポート:2004年02月24日発刊

2004 次世代携帯電話とキーデバイス市場の将来展望

多様化・高機能化する3G時代の携帯機器とデバイスの動向・予測分析
−調査の背景−
  • 弊社での「次世代携帯電話プロジェクト」は、2001年に初刊のレポートを出してから、今年で早くも4回目のレポート発刊となる。2002年に日本のNTTドコモが「FOMA」を投入しWCDMAの市場が始まった。後を追うように、韓国やKDDIから「2000 1x」でのサービスが開始され、そしてJフォン(現ボーダフォン)が2002年の末に参入し、国内三大キャリアの端末が出揃ったかたちで2002年の幕を閉じ、弊社では紆余曲折を経ながらも着実に進んだ第三世代携帯電話への進化をデバイス市場の分析から見守ってきた。2004年に入り、世界市場においても、ゆっくりながらも第三世代携帯電話への歩みが見え始めている。

  • しかしながら、2003年の市場を振り返ったとき、注目される事象としては、カメラ付き携帯電話の存在が大きく、第三世代携帯電話本来の通信としての進歩は遅々たるものでしかなかった。カメラ付き携帯電話は、日本では普及期を通り過ぎ、成熟期が見え始めたところである。2003年には「100万画素」が投入されたと思うと、市場への定着もままならないうちに「200万画素」も登場した。海外市場においても、画素数こそ低いものの、LCDのカラー化と同時進行でカメラの搭載が急速に普及している。2003年は、真に「カメラ付き携帯電話」の年であったということができる。

  • カメラモジュールの搭載は、LCDのカラー化を引き上げただけでなく、携帯電話端末市場に大きな影響を及ぼした。詳細はレポートの各論を触れていただきたいと思うが、アプリケーションプロセサの追加、メモリ大容量化など、さらにはそれらのデバイスに使用される材料にまで、多くの恩恵が及ぶこととなった。ただし、携帯電話のデバイス市場全体を見ると、エンドユーザーである消費者は、携帯電話端末の価格が大きく上がることを許容することはない。端末価格の維持のため、旧来の通信関連のデバイスの分野では、よりコストダウンのシワ寄せが厳しくなったことは言うまでもない。

  • こういった状況を踏まえ、2004年の市場を見据えると、すでに飽和したカラー化、ある程度の見通しがついてしまったカメラ化など、はっきりとした新規のデバイス市場の牽引役に目処はついていない。次のブレイクスルーは、2006年の1セグのデジタルTVとも言われているが、その間、「空白の二年間」に欧州だけでなく中国などの海外の端末メーカーが後追いしてくる中で、日本の端末メーカーは先行したノウハウで海外市場へと打って出る。

  • ハイエンド端末による高収益を得た韓国メーカーを尻目に、欧米メーカーにおいても端末の高機能化が各社の戦略となる。日本の端末が「外」に出ていったとき、そこに優位性はあるのか?本レポートでは、携帯電話端末を構成するキーデバイスの観点から今後の市場規模、主要プレイヤーの動向について分析を行っている。とはいえ、本企画調査では、多くの日本の企業による情報収集によって成り立っている。このことは、日本が部材、デバイス、端末、そしてサービスの面から、世界に抜きん出ていることを意味すると言っても過言ではない。根底にある基本技術が日本にあるからこその強みがそこにあると考えられるのではないかと思う。今後も引き続き、日本が世界市場で優位性を保っていくための課題を本レポートから読み取っていただければ幸いである。

−調査目的−
  • 本調査資料では市場成長の著しい携帯電話端末における部品の調達状況の明確化及び次世代携帯電話端末への移行にともなうキーデバイスの変化から、参入メーカーの戦略、生産動向、市場予測についての情報収集、整理を行っている。これを基に、携帯電話の方式別、タイプ別の生産予測を行うことで、携帯電話の高機能化ないし多様化の方向性について分析し、関連各社に有益な情報を提供することを目的としている。

−調査対象−
1)端末メーカー各社

2)コンポーネント・デバイス

RF系8品目
インタフェース系6品目
表示/出力系8品目
情報処理・記憶系4品目
バッテリ系3品目
実装部品系6品目
センサ系4品目
合計39品目

−目次−
()内は掲載ページ
I. 総括(1)

1. 次世代携帯電話の概要(3)
1)第三世代携帯電話の現状(3)
2)第三世代携帯電話の方式(4)

2. 2003年の携帯電話市場(5)
1) 携帯電話端末のキーデバイス(5)
2) 国内端末に見る端末の変遷(6)
3) 国内市場と海外市場の比較(8)
(1)  携帯電話端末のラインナップの相似(8)
(2)  携帯電話端末の価格と性能の相関推移(9)
(3)  2004年の端末トレンド予測(10)
(4)  2004年におけるカテゴリ別端末の市場規模(13)
(5)  2004年におけるカテゴリ別端末のデバイス構成(14)

3. キーデバイスの動向(15)
1) ディスプレイパネルの動向(15)
(1)  ディスプレイパネルのロードマップ(15)
(2)  メインディスプレイへの表示コンテンツの変遷(16)
(3)  海外市場でのカラー化の進展(17)
(4)  携帯電話向けデジタルテレビ放送の動向(18)
(5)  サブディスプレイへの表示コンテンツの変遷(21)
2) CMOS/CCDカメラの動向(22)
(1)  各種イメージセンサの比較(22)
(2)  画素サイズとモジュール高さの相関(22)
(3)  カメラ付き携帯電話端末の画素数別トレンド推移(23)
3) アプリケーションプロセサの動向(25)
(1)  携帯電話端末の処理回路構成の推移(25)
(2)  アプリケーションプロセサの適用分野別ロードマップ(26)
(3)  アプリケーションプロセサ参入各社の戦略(28)
(4)  アプリケーションプロセサの多様化とコストの目安(31)
(5)  3Dグラフィックのハードワイヤ実装(32)
4) バッテリの動向(33)

4. インフラの動向(34)
1)第三世代までの経緯(34)
2)基地局無線システムの構成(35)
3)インフラビジネスの概況(36)
4)基地局市場の動向(36)
5)基地局のメーカーシェア(2003年)(37)
6)3G化の動向(38)
7)国内キャリアの設備投資(39)

5. 主要地域のキャリアシェア(40)

6. 携帯電話端末市場の動向(43)
1)携帯電話端末市場動向(2002〜2007年)(43)
2)方式別カラー携帯電話の市場規模推移と予測(2002〜2007年)(45)
3)方式別カメラ付携帯電話の市場規模推移と予測(2002〜2007年)(46)
4)メーカー別方式別生産量(2003年)(47)
5)主要携帯電話端末メーカーの動向(49)

II. 集計(59)

1. 全体の動向(61)

2. 分野別集計(62)
1)RF系(62)
2)インタフェース系(66)
3)表示・出力系(70)
4)情報処理・記憶系(76)
5)バッテリ系(80)
6)実装関連部品(82)
7)センサ(86)
8)携帯電話一台あたりのデバイス搭載数量(88)

III. デバイス個票(89)

1. RF系(89)
1-1 アンテナ(91)
1-2 パワーアンプ(95)
1-3 ローノイズアンプ(99)
1-4 水晶発振器(TCXO)(103)
1-5 SAWフィルター(108)
1-6 VCO(114)
1-7 RFモジュール(118)
1-8 TVチューナモジュール(123)

2. インタフェース系(129)
2-1 カメラモジュール(131)
2-2 カメラ用レンズ(137)
2-3 カメラ用光学フィルタ(142)
2-4 Bluetoothモジュール(145)
2-5 IrDAモジュール(149)
2-6 RFID・ICカード(153)

3. 表示・出力系(157)
3-1 メインディスプレイ(159)
3-2 サブディスプレイ(168)
3-3 有機ELディスプレイ(175)
3-4 LCDドライバ/コントローラ(179)
3-5 LCDバックライト/フロントライト(184)
3-6 白色LED(190)
3-7 スピーカー/サウンダー(195)
3-8 振動モーター(200)

4. 情報処理・記憶系(205)
4-1 ベースバンドプロセサ(207)
4-2 アプリケーションプロセサ(212)
4-3 内部メモリ(218)
4-4 外部メモリ(228)

5. バッテリ系(233)
5-1 リチウムイオン2次電池(235)
5-2 小型燃料電池(240)
5-3 コイン型リチウムイオン2次電池(244)

6. 実装関連部品(249)
6-1 積層セラミックコンデンサ(251)
6-2 タンタル電解コンデンサ(256)
6-3 チップ抵抗器(261)
6-4 電源IC(265)
6-5 ビルドアップ基板(270)
6-6 多層フレキシブル基板(274)

7. センサ(279)
7-1 指紋センサ(281)
7-2 小型加速度センサ(286)
7-3 照度センサ(289)
7-4 地磁気センサ(292)
()内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2004 次世代携帯電話とキーデバイス市場の将来展望

頒価
120,000円+税

発刊日
2004年02月24日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
296ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3664-5839 FAX. 03-3661-1414

お申し込み方法
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