◆市場調査レポート:2002年02月13日発刊

2002 次世代携帯電話とキーデバイス市場の将来展望

高速・大容量化する携帯コミュニケーション機器・デバイスの動向・予測
−調査の背景−
  • 携帯電話の加入者数は年々拡大を続けており、中国市場では1億加入を超え、世界の携帯電話人口は10億人突破が期待され今後の展開が大いに期待できる市場である。そして日本で始まった「i−mode」では携帯電話端末が音声通話に留まらず、モバイルデータ通信としての使途を示し、移動体通信に新たな可能性をもたらした。2001年はヨーロッパにおいてはGPRSが導入され、日本でも数多くのモバイルコンテンツ事業者の市場への参入が見られる年であった。

  • 2001年10月にNTTドコモがFOMAの本サービスを東名阪地区で開始し、世界に先駆けるかたちで日本の携帯電話市場は第三世代へと突入した。2002年にはFOMAのサービスエリアを全国規模に拡大させる計画である。日本国内の他キャリアをはじめとし、ヨーロッパ、アメリカへ、さらに2003年には中国を含むアジア地域へと第三世代携帯電話方式の本格導入が予定されている。

  • 第三世代携帯電話では通信速度が大幅に向上することで、よりクリアな音声での通話が可能となり、データ通信においても従来の静止画やテキストメールに留まらず、音楽や動画といった大容量コンテンツの利用による携帯電話市場の活性化が期待されている。もはやデジタルAV機器やパソコンに引けを取らない情報端末として携帯電話の開発が進展している。

  • そこで本調査企画では、第三世代携帯電話を見据えた電子機器および関連デバイスの技術、開発動向を追究し、需要予測を行った。また、2000年に予測された市場規模に向けて設備投資された各種部品材料の余剰生産能力と在庫状況について把握した。本企画調査が、モバイル機器関連各社の戦略立案に際してのデータベースとして活用いただければ幸いである。

−調査目的−
  • 本資料では、市場成長著しい携帯電話における部品の調達状況の明確化、及び次世代型端末のキーデバイスにおけるメーカーの戦略、生産動向、市場予測、携帯電話の方式別生産予測等の調査、更にインフラ動向等周辺情報の分析により、携帯電話市場の今後の方向性を多角的に分析し、関連各社に有益な情報を提供することを目的とした。

−調査対象−
1. セット機器

携帯電話、PHS、PDA
2. デバイス

1)RF系10品目
2)信号処理系3品目
3)記憶/保存系2品目
4)入力系2品目
5)出力系6品目
6)バッテリ2品目
7)汎用部品4品目

−目次−
()内は掲載ページ
I. 総括(1)

1. 第三世代携帯電話の概要(3)
2. 携帯電話のタイプ別推移と注目デバイスの動向(7)
3. デバイスの技術動向とロードマップ(17)
4. インフラ市場の動向(38)
5. 主要地域のキャリアシェア(2001年)(44)
6. 第四世代携帯電話の位置付け(47)
7. 携帯電話端末におけるEMS市場(49)
II. 集計・分析(51)

1. 製品分野別携帯電話向けデバイスの市場規模推移/予測(53)
2. RF系(54)
3. 信号処理系(58)
4. 記憶/保存系(60)
5. 入力系(62)
6. 出力系(64)
7. バッテリ(68)
8. 汎用部品(70)
9. 携帯電話1台あたりのデバイス搭載数量(74)
III. 個別事例・個票(75)

A. メーカー事例編(75)
A−1 Nokia(77)
A−2 Sony Ericsson(80)
A−3 松下通信工業(83)
A−4 京セラ(86)
A−5 シャープ(89)

B. セット機器編(93)
B−1 携帯電話(95)
B−2 PHS(102)
B−3 PDA(106)

C. デバイス編(109)
C−1 RF系(111)
  C−1−1 アンテナ(111)
  C−1−2 Power AMP(115)
  C−1−3 Low Noise AMP(119)
  C−1−4 TCXO(123)
  C−1−5 デジタルTV用地上波チューナー(128)
  C−1−6 SAWフィルタ(132)
  C−1−7 VCO(137)
  C−1−8 MMIC(142)
  C−1−9 RFモジュール(147)
  C−1−10 Bluetoothモジュール(152)

C−2 信号処理系(157)
  C−2−1 デジタルベースバンド(157)
  C−2−2 MPEG4コーデックLSI(162)
  C−2−3 音源LSI(167)

C−3 記録/保存系(172)
  C−3−1内蔵メモリ(172)   C−3−2 外付メモリ(177)

C−4 入力系(182)
  C−4−1 CMOSカメラ(182)   C−4−2 タッチパネル(187)

C−5 出力系(192)
  C−5−1 ディスプレイ(192)
  C−5−2 LCDドライバlC(199)
  C−5−3 バックライト/フロントライト(204)
  C−5−4 白色LED(209)
  C−5−5 振動モータ(213)
  C−5−6 スピーカ(218)

C−6 バッテリ(223)
  C−6−1 2次電池(223)   C−6−2 小型燃料電池(229)

C−7 汎用部品(232)
  C−7−1積層セラミックコンデンサ(232)
  C−7−2 電解コンデンサ(237)
  C−7−3 電源IC(242)
  C−7−4 ビルドアップ基板(247)

()内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2002 次世代携帯電話とキーデバイス市場の将来展望

頒価
132,000円(税抜 120,000円)

発刊日
2002年02月13日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
250ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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