◆マルチクライアント調査レポート:2023年09月15日発刊

プロジェクター市場の徹底分析総調査(2023年版)

フロントプロジェクターの製品別(デバイス/解像度/輝度/光源別等)市場動向、参入企業の事業展開、主要デバイス/競合ディスプレイ市場を含めたプロジェクター市場全体を多角的に調査/分析
−はじめに−
  • 弊社ではプロジェクター市場に着目し、毎年定期的な市場調査を実施しており、本マルチクライアント特別調査企画は本年で31回目となる。
  • フロントプロジェクター市場において、日系メーカー/ブランド各社が展開するビジネスプロジェクターは、一般企業の会議/プレゼンテーション用や教育機関における教育用(電子黒板/大型提示装置)を中心に大画面表示機器として安定した市場を形成してきたが、業務用FPD(フラットパネルディスプレイ)/TVの大画面化/高解像度化/低価格化などに伴う競合の激化に加えて、2020年以降はCOVID-19の世界的な感染拡大/半導体不足による影響を大きく受けるなどして、市場は縮小傾向で推移している。
  • 特にモバイル製品を中心とした低価格製品の需要が減少傾向にあり、さらに今後は業務用FPDに加えて、LEDディスプレイの狭ピッチ化/低価格化など、ディスプレイ間の競合激化が懸念されている。ただし、市場縮小の中で、高輝度/システム製品は安定したニーズ/需要を維持し、依然として需要は拡大傾向にあり、参入各社は高輝度/高解像度化、固体光源モデルなど高付加価値/高単価製品の拡充、販売単価の向上/売上維持を図っている。
  • 一方、ホームプロジェクター/ポケットプロジェクターは、映画鑑賞やスポーツ観戦のほか、ゲーム/ネット動画視聴などコンシューマー向けを中心に市場は拡大傾向が続いている。ホームプロジェクター市場は、エントリーモデルがポケットプロジェクターとの競合による苦戦がみられる中で、中国TVメーカーを中心としたレーザーTVを含めた固体光源採用の短焦点モデル(ミラー反射式)の製品化が活発化しており、新たなライフスタイル/視聴環境の提案が行われている。また、ポケットプロジェクターについては、低単価かつ価格競争が厳しいことから、現状は中国ローカルメーカー/ブランドを中心とした市場形成となっているが、市場拡大が続いているほか、潜在需要の大きさなどから、日系/台湾企業各社においても市場は注視しているなど、注目度は引き続き高くなっている。
  • 本マルチクライアント特別調査企画は、国内市場編/世界市場編の2部構成とし、国内市場編では各製品の国内市場動向および日系メーカー(一部海外ブランドの日本法人)の事業展開(10社)を、世界市場編では世界市場動向および海外メーカー/ブランドの事業展開(8社)をまとめた。本マルチクライアント特別調査企画は、フロントプロジェクター市場を多角的かつ詳細に調査/分析することで、参入各社における今後の事業展開/戦略立案において有益なマーケティングデータを提供することを目的に制作した。
−調査対象−
1. 調査対象品目
フロント
プロジェクター
製品別ビジネスプロジェクター重量1.5kg以上、輝度1,000ルーメン以上。会議/プレゼンテーション用、教育用を主体とした製品。
ホームプロジェクターホームシアター用途を主ターゲットとしたワイドパネル採用シアター専用機。
ポケット
プロジェクター
モバイル型重量300g以上1.5kg未満
ポケット型重量300g未満
演出/照明用プロジェクター
(参考:国内市場対象)
天井や配線ダクトに取り付ける照明機能、コンテンツ再生機能を搭載した演出/照明用のスポットライト型製品。
デバイス
(パネル)別
  • LCD方式(液晶)
  • DLP方式(DLP単板式/DLP3板式)
  • LCOS方式(反射型液晶)
光源別
  • ランプ光源(高圧水銀/キセノン)
  • 固体光源(LED/ハイブリッド/レーザー)
主要デバイス
世界市場対象
光源分類:高圧水銀/キセノン/LED/レーザー
フロントプロジェクター向け
投写レンズユニットビジネスプロジェクター/ホームプロジェクター向け
競合製品
国内市場対象
業務用FPD業務用FPD(30インチ以上対象、医用画像ディスプレイ/放送局用モニターなど専用機器除く)
2. 調査対象企業
A. 国内市場編:10社
B. 世界市場編:8社
−調査項目−
A. 国内市場編:個別企業編
1. プロジェクター事業概要
2. 製品概要
3. 製品/方式別販売規模推移
(2021〜2022年度実績/2023年度見込:数量/金額)
4. 国内販売動向
(製品/解像度別、製品/輝度別、地域別、製品/短焦点タイプ別、製品/光源別、製品/固体光源・輝度別、製品別上位モデル)
5. OEM調達/供給先動向
6. 今後の事業展開
(製品化の方向性/プロジェクター事業の方向性)
B. 世界市場編:個別企業編
1. プロジェクター事業概要(製品展開/製品一覧)
2. 販売動向
(製品/方式別、地域別、製品/解像度別、製品/短焦点タイプ別、製品/光源別)
3. 生産動向
ブランド:生産委託/OEM調達
メーカー:生産拠点、他社供給(OEM)
4. 今後の事業展開
(製品化の方向性/プロジェクター事業の方向性)
−目次−
国内市場編(1)
I. 総括編(2)
1. フロントプロジェクター国内市場概況(3)
1) 調査対象製品分類/定義(3)
2) 市場概況(3)
2. フロントプロジェクター国内市場規模推移と予測(2021年度〜2028/2030年度:数量/金額)(4)
3. 主要参入企業のプロジェクター事業比較(5)
4. 製品/デバイス別ブランドシェア(国内市場、2022年度:数量)(6)
5. ビジネスプロジェクター市場動向(7)
1) 国内市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量/金額)(7)
2) ブランドシェア(2022年度:数量/金額)(8)
3) デバイス別市場動向(9)
4) 解像度別市場動向(13)
5) 輝度別市場動向(16)
6) 短焦点モデル市場動向(22)
7) 需要先/用途別市場動向(24)
6. ホームプロジェクター市場動向(27)
1) 国内市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量/金額)(27)
2) ブランドシェア(2022年度:数量/金額)(28)
3) デバイス別市場動向(29)
4) 解像度別市場動向(31)
5) 輝度別市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量)(34)
6) 価格帯別市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量/金額)(35)
7) 短焦点モデル/タイプ別市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量)(36)
7. ポケットプロジェクター市場動向(37)
1) 製品別国内市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量/金額)(37)
2) ブランドシェア(モバイル型/ポケット型合計、2022年度:数量)(38)
3) デバイス別市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量/金額)(39)
4) 解像度別市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量)(40)
5) 輝度別市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量)(41)
6) 短焦点モデル/タイプ別市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量)(42)
8. 演出/照明用プロジェクター市場動向(43)
1) 国内市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量/金額)(43)
2) メーカーシェア(2022年度:数量/金額)(43)
9. 競合ディスプレイ(業務用FPD)市場動向(44)
1) サイズ別市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量/金額)(44)
2) メーカー(ブランド)シェア(2022年度:数量/金額)(45)
3) 需要先別市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量)(46)
4) 業務用ディスプレイ(映像機器)間の競合/すみ分け(47)
10. 固体光源モデル市場動向(48)
1) 固体光源モデルの国内市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量)(48)
2) 製品/光源別国内市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度年度:数量)(49)
3) 固体光源モデルにおけるブランドシェア(2022年度:数量)(50)
4) ビジネスプロジェクター/輝度別固体光源モデル市場規模推移(2021年度〜2028/2030年度:数量)(51)
11. フロントプロジェクター市場予測(52)
II. 個別企業編(10社)(53)
世界市場編(145)
I. 総括編(146)
1. フロントプロジェクター世界市場規模推移(2021年〜2028/2030年:数量/金額)(147)
2. 主要参入企業動向(148)
3. 地域別市場動向(149)
4. ビジネスプロジェクター市場動向(150)
1) デバイス(方式)別市場動向(150)
2) 地域別市場動向(155)
3) 解像度別市場動向(158)
4) 輝度別世界市場規模推移(2021年〜2028/2030年:数量)(161)
5) 教育機関向け市場動向(162)
6) デジタルシネマプロジェクター市場動向(163)
7) 短焦点モデル市場動向(164)
5. ホームプロジェクター市場動向(166)
1) デバイス(方式)別市場動向(166)
2) 地域別市場動向(170)
3) 解像度別市場動向(173)
4) 短焦点モデル世界市場規模推移(2021年〜2028/2030年:数量)(175)
6. ポケットプロジェクター市場動向(176)
1) 製品タイプ別世界市場規模推移(2021年〜2028/2030年:数量/金額)(176)
2) ブランドシェア(2022年:数量)(177)
3) デバイス(方式)別世界市場規模推移(2021年〜2028/2030年:数量)(178)
4) 地域別世界市場規模推移(2021年〜2028/2030年:数量)(179)
5) 短焦点モデル世界市場規模推移(2021年〜2028/2030年:数量)(180)
7. 固体光源モデル市場動向(181)
1) 固体光源モデルの世界市場規模推移(2021年〜2028/2030年:数量)(181)
2) 製品/光源別世界市場規模推移(2021年〜2028/2030年:数量)(182)
3) 固体光源モデル市場におけるブランドシェア(2022年:数量)(183)
4) ビジネスプロジェクター/輝度別固体光源モデル世界市場規模推移(2021年〜2028/2030年:数量)(184)
8. 主要デバイス市場動向(185)
1) 光源市場動向(185)
2) 投射レンズユニット市場動向(187)
3) 主要デバイスの供給関係(188)
9. 生産動向(189)
1) 主要メーカーの生産拠点(189)
2) 主要メーカー/ブランドの供給/調達先(190)
10. フロントプロジェクターのOEM供給図 2023年9月時点(191)
II. 個別企業編(8社)(192)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
プロジェクター市場の徹底分析総調査(2023年版)

頒価
国内市場編/世界市場編セット(調査項目A+B)
書籍版:880,000円(税抜 800,000円)、書籍/PDF版セット:968,000円(税抜 880,000円)
国内市場編(調査項目A)
書籍版:550,000円(税抜 500,000円)、書籍/PDF版セット:605,000円(税抜 550,000円)
世界市場編(調査項目B)
書籍版:440,000円(税抜 400,000円)、書籍/PDF版セット:484,000円(税抜 440,000円)

発刊日
各巻2023年09月15日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
国内市場編:144ページ
世界市場編:80ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一部
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
下記のフォームにて直接お問い合わせ、お申し込みください。
受信後、担当者より折り返しご連絡いたします。
また、必要事項をE-mail、ファクシミリにてinfo@fcr.co.jpまでお送りいただいても結構です。
お申し込み後の処理フローは“市場調査レポートのお申し込みについて”のページでご確認ください。


E-mailお申し込み書

お問い合わせ・お申し込み内容
このレポートについて詳細な説明を受けたい
このレポートに類似した内容について市場調査の依頼を検討している
「国内市場編/世界市場編セット・書籍版」の見積を依頼する
「国内市場編/世界市場編・書籍版/PDF版セット」の見積を依頼する
「国内市場編・書籍版」の見積を依頼する
「国内市場編・書籍版/PDF版セット」の見積を希望する
「世界市場編・書籍版」の見積を希望する
「世界市場編・書籍版/PDF版セット」の見積を希望する
「国内市場編/世界市場編セット・書籍版」の購入を依頼する
「国内市場編/世界市場編・書籍版/PDF版セット」の購入を依頼する
「国内市場編・書籍版」の購入を依頼する
「国内市場編・書籍版/PDF版セット」の購入を希望する
「世界市場編・書籍版」の購入を希望する
「世界市場編・書籍版/PDF版セット」の購入を希望する

お名前 (必須)
御社名 (必須)
ご所属 (必須)
ご役職
ご所在地 郵便番号(必須)
電話番号 (メール、電話どちらか必須)
FAX
電子メール (メール、電話どちらか必須)
富士キメラ総研担当者
お支払い予定日
お支払い規定
通信欄
ご入力いただいた個人情報はお申し込み・お問い合わせへのご対応に利用させていただきます。
市場調査レポートのご購入・お問い合わせに際して取得する個人情報のお取り扱いについて(新しいウィンドウもしくはタブで開きます)』の内容をご確認の上、ご同意いただける場合のみ、以下の入力欄にチェックを入れてください。
『市場調査レポートのご購入・お問い合わせに際して取得する個人情報のお取り扱いについて』に同意する (必須)
簡単入力機能 入力内容を保存する  
チェックをつけるとフォームの内容が保存され次回以降の入力が簡単になります。


ページトップ