◆市場調査レポート:2002年11月19日発刊

ストレージ関連市場調査総覧 2003年版

Non-PC、ネットワークストレージ需要の拡大をストレージデバイス技術の発展が支える
−調査の背景−
  • ストレージのアプリケーション・フィールドはPC/サーバーにローカルに繋がる域を出て、Non-PCといわれるAV機器/モバイル機器やネットワークストレージへと拡大し、ストレージ関連市場拡大の起爆剤となっている。

  • Non-PCでは、光ディスクドライブやHDDから成るAVレコーダー、デジタルTV、STBが注目されている。デジタル化に伴う放送と通信の融合は、AVネットワークの再構築を加速し、デジタルTV(HDD/STB内蔵)+DVDレコーダーという形態に集約されていく。また、モバイル機器でも光ディスクドライブ/小型HDD/フラッシュメモリカードがブリッジメディアとして活躍している。

  • ネットワークストレージでは、情報コンテンツの多様化と増大が情報トラフィック量の飛躍的増大に拍車をかけている。これに対応するのが、NAS、FC-SAN、IP-SAN、iSCSIといった技術/システムである。

    DAS世代
    ↓
    FC-SAN世代
    ↓
    デバイス・マテリアル技術の発展
    ↓
    IP-SAN世代
    (1) ストレージのハードウェア・管理コストの低減
    (2) 高速化が進むGB Ethernetを利用
    (3) ワールドワイド/マルチベンダなネットワーク構築
    ↓
    (1) ネットワーク管理ソフトウェアファームの台頭
    (2) ルータ/スイッチ/ブリッジ/ハブ/HBA/WDM(光ファイバー通信)などネットワーク製品市場の開花
    (3) ストレージ管理のコスト・技術革新に対するユーザー負担の軽減をもたらすSSPビジネスが登場

  • 本調査資料では次の2点に焦点をあてた。

    (1) ストレージ製品の市場動向とNon-PC/ネットワークストレージ用途における今後の展開

    • 光ディスク/HDD/データテープ/メモリーカードのドライブ/メディアをワールドワイドで調査した。

    • Non-PC/ネットワークストレージ用途におけるストレージ製品の将来像をアプリケーション/ネットワーク/コンテンツ/サービスの観点から分析し、市場動向/製品動向/技術動向を報告する。

    (2) ストレージ関連キーデバイス/キーマテリアルの市場動向
    • 光ディスク/HDD/データテープ/メモリーカードのドライブ/メディアに関連するキーデバイス/キーマテリアルの市場動向を予測し、次世代に向けた技術開発動向を調査した。

  • 本資料が関係各社の事業戦略立案にあたり、データベースとして活用されることを節に望むものである。

−調査目的−
  • 本調査ではストレージ全般をワールドワイド市場として調査した。特にストレージドライブとそれに関連するメディアやデバイス、材料に注目した。そして、PC、Non-PC(AV機器、モバイル等)、ネットワークストレージの各分野におけるストレージの将来像を予測し、それに関連するメディアやデバイス、材料の市場動向および技術動向を総括することを目的とした。

−調査対象−
A. ドライブ

CD Player
CD-ROM Drive
CD-R/RW Drive
DVD Player
DVD-ROM Drive
Combo Drive
記録型DVD Drive
DVD-RAM Drive/Recorder
次世代光ディスクドライブ
MD Player
MO Drive
HDD
データテープドライブ

B. メディア

CD-DA
CD-ROM
CD-R
CD-RW
DVD-Video/ROM
DVD±R
DVD±RW
DVD-RAM
次世代光ディスク
MO
MD
ハードディスク
フラッシュメモリカード
データテープカートリッジ
C. デバイス、材料

光ディスク関連
光ディスク基板材料
スパッタリングターゲット材(光磁気ディスク用)
有機色素
光ディスクコーティング剤
光ピックアップ
半導体レーザー(780nm)
半導体レーザー(680・650・635nm)
半導体レーザー(Blu-ray)
フォトダイオード
光ピックアップ用レンズ
微小光学部品
スピンドルモーター
フロントエンドLSI
バックエンドLSI

ハードディスク関連
ハードディスクサブストレート
磁気ヘッド
サスペンション
スパッタリングターゲット材(磁気ヘッド用)
スパッタリングターゲット材(メディア用)
スピンドルモーター
VCM(ボイスコイルモーター)
ハードディスク用潤滑剤
フロントエンドIC
バックエンドIC

フラッシュメモリカード関連
フラッシュメモリ

データテープ関連
ベーステープ
磁性粉

−目次−
()内は掲載ページ
I. 総括編(1)

1. ストレージ関連市場 概況(3)
1)ストレージとは(3)
2)ストレージ・デバイスのアプリケーション動向(4)
3)ストレージ関連業界の市場概況(5)
4)次世代ネットワーク・ストレージにむけた技術革新(6)

2. ストレージ関連市場の急成長とその背景(7)
1)データ/コンテンツ容量の激増(7)
2)激増しているデータ/コンテンツの種類(7)
3)バックアップ/ディザスタリカバリ、アーカイブのニーズ増大(9)

3. ストレージ関連市場の構造(10)
1)市場規模、メーカーシェア、価格(10)
(1) 光ディスクドライブ(10)
(2) HDD(13)
(3) その他ストレージ(16)
2)ストレージ関連市場の将来推移(18)
(1) ドライブ(18)
(2) メディア(20)
(3) 光ディスクドライブ関連デバイス、材料(22)
(4) HDDおよびその他のストレージ関連デバイス、材料(24)

4. アプリケーション別ストレージ市場動向およびストレージの将来像(25)
1)PC(25)
2)Non-PC分野(28)
(1) AVレコーダ(28)
   (A)AVレコーダ向けストレージ市場動向(28)
   (B)アプリケーションの応用製品の動向(28)
   (C)AVレコーダ向けストレージの将来像(29)
(2) TVゲーム機(33)
(3) Mobile 分野(34)
   (A)DVカメラ向けストレージ市場動向(34)
   (B)デジタルスチルカメラ向けストレージ市場動向(34)
   (C)シリコンオーディオプレーヤ向けストレージ市場動向(34)
3)ネットワーク・ストレージにおけるデバイス市場と技術の動向(37)
(1) ネットワーク・ストレージに使われるストレージ・デバイス市場(37)
(2) ディスク・ストレージにおける新しい動き(37)
   i)ネットワーク・ストレージでのディスク・ストレージの活用(37)
   ii)Entry Classでの2.5″/3.5″ATAドライブの活用(39)
   iii)Enterprise での2.5″SCSI/FCドライブの登場(39)
   iv)Enterprise での3.5″SCSI/FCドライブの高性能化(40)
(3) テープ・ストレージの競合関係と将来像(40)
   i)LTO vs SDLT(41)
   ii)Fast Access における競合について(42)
   iii)テープ・ストレージのすみわけ(43)
(4) ネットワーク・ストレージ・システムの市場動向と技術動向(43)
   i)日本におけるネットワーク・ストレージの普及の遅れ(43)
   ii)ネットワーク・ストレージのアーキテクチャーの変遷(44)
   iii)次世代に向けたネットワーク・ストレージのコンソリデーション(45)

5. ストレージおよびその周辺技術ロードマップ(49)
1)光ディスクドライブ(49)
(1) ロードマップ(49)
(2) 光ピックアップ、半導体レーザ、光学部品の動向(51)
   i)光ピックアップと関連部品動向(51)
   ii)DVDの規格と主な特性(52)
   iii)DVDの規格とアライアンス状況(52)
(3) ロードマップ解説(53)
   i)大容量光ディスクの開発動向(53)
   ii)ホログラフィックディスク(53)
   iii)次世代DVDの現状(54)
   iv)Blu-RayDisk 規格に向けた主な追記型媒体(54)
   v)次世代DVD方式別の構造(54)
2)HDD(55)
(1) ロードマップ(55)
(2) ロードマップ解説(57)
   i)次世代記録方式〜ポストGMRヘッドと垂直磁気記録〜(57)
   ii)HDDの大容量化・静音化・耐衝撃性への対応(58)
   iii)デスクトップPC向けHDDインターフェース(59)

II. 個票編(61)

A.ドライブ(61)
A-1 CD Player(63)
A-2 CD-ROM Drive(66)
A-3 CD-R/RW Drive(68)
A-4 DVD Player(71)
A-5 DVD-ROM Drive(73)
A-6 Combo Drive(75)
A-7 記録型DVD Drive(77)
A-8 DVD-RAM Drive/Recorder(80)
A-9 次世代光ディスクドライブ(83)
A-10 MD Player(85)
A-11 MO Drive(88)
A-12 HDD(91)
A-13 データテープドライブ(101)

B.メディア(107)
B-1 CD-DA(109)
B-2 CD-ROM(110)
B-3 CD-R(111)
B-4 CD-RW(114)
B-5 DVD-Video/ROM(117)
B-6 DVD±R(119)
B-7 DVD±RW(122)
B-8 DVD-RAM(125)
B-9 次世代光ディスク(127)
B-10 MO(129)
B-11 MD(132)
B-12 ハードディスク(134)
B-13 フラッシュメモリカード(141)
B-14 データテープカートリッジ(145)

C.デバイス,材料(149)
光ディスク関連
C-1 光ディスク基板材料(151)
C-2 スパッタリングターゲット材(光磁気ディスク用)(154)
C-3 有機色素(157)
C-4 光ディスクコーティング剤(159)
C-5 光ピックアップ(161)
C-6 半導体レーザー(780nm)(167)
C-7 半導体レーザー(680・650・635nm)(170)
C-8 半導体レーザー(Blu-ray)(173)
C-9 フォトダイオード(174)
C-10 光ピックアップ用レンズ(177)
C-11 微小光学部品(181)
C-12 スピンドルモーター(光ディスクドライブ用)(184)
C-13 フロントエンドIC(光ディスクドライブ/HDD用)(188)
C-14 バックエンドIC(光ディスクドライブ/HDD用)(191)

ハードディスク関連
C-15 ハードディスクサブストレート(194)
C-16 磁気ヘッド(197)
C-17 サスペンション(201)
C-18 スパッタリングターゲット材(磁気ヘッド用)(204)
C-19 スパッタリングターゲット材(メディア用)(206)
C-20 スピンドルモーター(HDD用)(209)
C-21 VCM(ボイスコイルモーター)(212)
C-22 ハードディスク用潤滑剤(215)

フラッシュメモリカード関連
C-23 フラッシュメモリ(EEPROM)(218)

データテープ関連
C-24 ベーステープ(221)
C-25 磁性粉(224)
()内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
ストレージ関連市場調査総覧 2003年版

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2002年11月19日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
226ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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