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『デジタルコンテンツ/メディア市場調査総覧 2010』まとまる(2010/8/6発表 第10072号)

デジタルコンテンツの国内市場を調査

2014年市場予測
国内デジタルコンテンツ 8兆1,211億円(2009年比105.7%)
電子書籍端末等向けの本格展開で電子書籍は3,000億円(2009年比567.1%)
広告メディアとしての存在感が年々増すインターネット広告は6,900億円(同156.8%)

 マーケティング&コンサルテーションの株式会社富士キメラ総研(本社:東京都中央区日本橋小伝馬町2−5 TEL:03-3664-5839 社長:田中 一志)は、デジタルTVや携帯電話、PCなど各種メディアで活用される映像や音楽配信サービス、ゲーム等のデジタルコンテンツの国内市場を調査した。その結果を報告書「デジタルコンテンツ/メディア市場調査総覧 2010」にまとめた。

 この報告書では、「デジタルTV」「ネットサービス」「モバイルサービス」「電子書籍」「パッケージソフト」「デジタルシネマ」「デジタルサイネージ」「テレマティクス」の8メディアにおけるデジタルコンテンツ市場を中心に調査・分析し、今後を展望した。

調査結果の概要
1. デジタルコンテンツ市場
2010年見込2009年比2014年予測2009年比
7兆6,676億円99.8%8兆1,211億円105.7%
 2009年の国内のデジタルコンテンツ市場は、各メディア市場とも拡大したが、規模の大きいデジタルTVとパッケージソフトの両メディア市場が縮小し、前年比2.5%減の7兆6,798億円となった。2010年もパッケージソフト市場の縮小が続き前年比0.2%減の7兆6,676億円と見込まれる。
 拡大するメディア市場の中で特に伸びているのが電子書籍、ネットサービス、デジタルサイネージである。電子書籍は携帯電話/スマートフォン向けを中心に拡大している。ネットサービスはオンラインゲーム中心に拡大している。デジタルサイネージは広告を対象としているが、広告市場全体が減少する中、デジタルサイネージ向けは拡大している。デジタルサイネージの導入が思うように進んでいなかった流通/小売業で導入が進んだことが拡大につながっている。
 最も規模が大きいメディア市場のデジタルTVは2009年の縮小の反動もあり2014年までは拡大するが、以降縮小が予測される。
 一方パッケージソフトは各ソフト共に縮小しており、特に音楽コンテンツの減少が目立つ。個人が利用する各種情報/AV機器のデジタル化が進み、コンテンツもデジタルデータとして扱われるようになったため楽曲データなどではパッケージソフトの形態を採る必要がなくなってきたことが要因である。
 今後のデジタルコンテンツ市場は、2010年から一部の企業で業績が回復し徐々に広告収入も戻ってきていることから、2011年以降プラスに転ずると予測される。しかし、パッケージソフトの縮小が続くため、微増に留まる。
2. コンテンツ全体市場におけるデジタルコンテンツ市場
 アナログコンテンツを含めた国内のコンテンツ市場全体は、2010年に12兆7,236億円、2014年には12兆6,711億円と予測される。流通プラットフォームの多様化によりコンテンツの利用機会は増加するが、パッケージソフトや書籍、雑誌、新聞等、物販を伴うアナログコンテンツから配信サービス等のデジタルコンテンツへのシフトでコンテンツ単価が低下することから、市場はやや縮小する。
 2010年見込2014年予測
デジタル化率60.3%64.1%
 コンテンツ市場全体に占めるデジタルコンテンツ市場の比率(=デジタル化率)は、2010年の60.3%から2014年の64.1%へとアップする。コンテンツの種類別に見ると、映像コンテンツが伸び、音楽コンテンツが縮小する。
注目市場
1. 電子書籍
2010年見込2009年比2014年予測2009年比
631億円119.3%3,000億円567.1%
 PCや携帯電話/スマートフォン、その他の表示端末向けに電子化した書籍を配信するサービスを対象としている(尚、辞書コンテンツは対象外)。
 市場はゲームと共に“暇つぶし”需要を獲得した携帯電話/スマートフォン向けのコミックを中心に拡大してきた。そのため市場の90%近くが携帯電話/スマートフォン向けで、その内コミックが8割以上を占めている。PC向けに関しては持ち運びが不自由なため“暇つぶし”需要を獲得し難く、一部の利用に留まっている。
 コミックは大半が成人向けでニッチな層をターゲットとしており、無料ゲームに需要がシフトしはじめていることから数年後には伸びが頭打ちになると見られる。しかし、2010年5月に「iPad」(Apple)が発売され、またソニーから「Reader」の発売が予定され、さらにAmazon.comから「Kindle(日本語版)」の発売が予想されることから、電子書籍の市場が大幅に拡大すると予測される。米国と同様に新刊本やベストセラー本の電子書籍化が進む契機が訪れている。
2. ネットサービス市場
 2010年見込2009年比2014年予測2009年比
有料サービス1,703億円105.8%2,091億円129.9%
インターネット広告4,800億円109.1%6,900億円156.8%
合計6,503億円108.2%8,991億円149.6%
 インターネットによりPC向けに提供される各種(映像/音楽配信、ゲーム等)有料サービスと広告を対象としている。インターネット広告が全体市場の拡大を牽引している。また、市場が確立しているゲームに加え、映像/音楽配信などのコンテンツが充実してきており、有料サービス市場が拡大している。
 インターネット広告は拡大しており、4大マスメディアの内テレビを除く3媒体(新聞、雑誌、ラジオ)を抜き去り、広告市場における存在感を年々増している。当初は4大マスメディアと比較して広告単価が安かったが、広告メディアとしての成長や、映像などを組み合わせた広告展開が可能となったことで徐々に単価が上昇しており、更なる市場拡大が期待される。
 有料サービスでは、映像/音楽配信サービスやゲームの実績が大きい。特にゲームは有料サービスの6割を占めている。ゲームの操作、即時入手/決済といった全てをインターネット上で完結できるところが実績を伸ばしている要因である。また、映像/音楽配信サービスでは、放送局やレコード会社などが当初より注力度を高めており、コンテンツも増加していることから、今後も拡大が予想される。
内容の詳細につきましては『デジタルコンテンツ/メディア市場調査総覧 2010』をご覧ください。
報道関係のお問い合わせは
富士キメラ総研広報担当 Tel. 03-3664-5697(窓口:富士経済グループ広報部)

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最終更新日:2016年9月29日

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