◆マルチクライアント調査レポート:2021年03月26日発刊

2021 SD-WAN市場の現状と将来展望

ONUG SD-WAN 2.0やSASE対応などにより進化するSD-WAN市場を調査、分析
−調査の背景−
  • 法人ユーザーがSD-WANの導入検討や検証期間を経て、本格導入を進めつつあった2020年はじめから、世界的なCOVID-19感染拡大の影響が広がった。
  • COVID-19感染拡大の対策として、日本では緊急事態宣言が発出され、人々の生活や労働者の環境も変化した。労働環境については、出社や対面での面談が大きく制限され、テレワーク、Web会議といったICTを活用した働き方が急速に拡大した。
  • こうした労働環境の変化を受けて、SD-WAN関連製品/サービスにも拠点や在宅といった勤務場所、端末、時間を問わない、柔軟な利用形態に対応できる機能が求められている。需要面では法人ユーザーにおいてテレワーク関連製品/サービスへの投資が優先され、SD-WANを含むLANやWANへの投資の優先順位が一時的に下がる傾向がみられた。
  • COVID-19感染拡大の影響もあり、法人ユーザーのクラウド利用は拡大しており、WANの主要拠点におけるトラフィックの混雑が深刻化している。また、ICTやセキュリティに精通した人材が不足しており、WANを含めてICTやセキュリティの運用負担は増加していくと考えられる。そういった問題点への対策としてSD-WAN、SD-WAN関連セキュリティ市場は今後も拡大していく見通しである。今回の調査にて実施したユーザーアンケートにおいても、SD-WANユーザーの満足度は高いという結果が得られた。一方、SD-WANの導入を検討したものの見送った企業・団体は、価格の高さ、導入実績の少なさ、導入負担の大きさを見送りの理由としており、市場拡大に向けて対策が必要である。
  • 本特別調査報告書では、SD-WAN関連ベンダーへのヒアリングを踏まえ、SD-WAN関連市場の市場規模推移、マーケットシェアの算出を行うとともに、各ベンダーの製品/サービス戦略、販売戦略を明らかにした。
  • 末筆ではございますが、本特別調査報告書作成にあたり、ご多忙中にも関わらず、快く取材に応じていただきました各社ご担当者の方に対して深く御礼を申し上げます。
−調査目的−
  • SD-WAN市場について関連ベンダーへのヒアリングを行い、市場規模推移、シェアを算出するとともに、SD-WANにおけるセキュリティ対策の現状と今後の考察、SD-WANユーザーの利用状況や導入検討企業の見送り理由の把握、SD-WANユーザーの業種別、企業規模別に見たポテンシャル、有望ユーザー層の分析を行い、SD-WAN関連ベンダーの商材/販売戦略立案の参考となる情報の提供を目的とした。
−調査対象−
1. 市場編
分類品目数
SD-WAN市場2品目
SD-WAN関連セキュリティ市場4品目
合計6品目
2. ベンダー編
分類ベンダー数
SD-WANベンダー13社
SD-WANソリューションベンダー3社
SD-WAN関連セキュリティベンダー4社
SD-WAN関連セキュリティソリューションベンダー1社
合計21社
−調査項目−
1. 市場編
1) 市場定義
2) 当該製品/サービスのイメージ
3) 市場規模推移/予測(2019〜2024年度)
4) マーケットシェア(2019〜2020年度)
5) 主要製品/サービス一覧
2. ベンダー編
1) SD-WANベンダー/SD-WANソリューションベンダー
(1) 企業プロフィール
(2) SD-WAN関連商材ラインアップ
(3) SD-WAN関連商材販売動向(2019〜2020年度)
(4) 販売体制
(5) ユーザーにおけるSD-WAN導入前の問題点とSD-WANに対するニーズ
(6) SD-WANにおけるセキュリティ対策
(7) SD-WAN関連事業における強みと課題
(8) 今後の商材/販売動向
2) SD-WAN関連セキュリティベンダー/SD-WAN関連セキュリティソリューションベンダー
(1) 企業プロフィール
(2) SD-WAN関連商材ラインアップ
(3) SD-WAN関連商材販売動向(2019〜2020年度)
(4) 販売体制
(5) SD-WANにおける各SD-WAN関連セキュリティ商材の主な用途
(6) SD-WAN関連事業における強みと課題
(7) 今後の商材/販売動向
−目次−
I. 総括編(1)
1. 市場総括(3)
2. 市場を取り巻く環境(6)
3. 主要参入企業相関図(8)
4. SD-WANにおけるセキュリティ対策の現状と今後(10)
5. SD-WANユーザー/SD-WAN導入検討企業・団体のアンケート結果総括(14)
6. SD-WANユーザー分析(20)
7. エッジにおける仮想アプライアンスのユースケース(26)
8. COVID-19感染拡大によるSD-WAN市場への影響(27)
9. SD-WAN市場の課題と対策(28)
10. 主要SD-WAN製品/サービスのポジショニングマップ(30)
II. 市場編(33)
1-1. SD-WAN製品(35)
1-2. SD-WANサービス(41)
2-1. SWG(47)
2-2. CASB(52)
2-3. FWaaS(57)
2-4. ZTNA/SDP(62)
III. ベンダー編(67)
1-1. 網屋(69)
1-2. Versa Networks(73)
1-3. NTTPCコミュニケーションズ(77)
1-4. KDDI(82)
1-5. Cato Networks(87)
1-6. シスコシステムズ(91)
1-7. シトリックス・システムズ・ジャパン(99)
1-8. ジュニパーネットワークス(104)
1-9. ソフトバンク(109)
1-10. 西日本電信電話(113)
1-11. 日本電気(117)
1-12. 日本ヒューレット・パッカード(122)
1-13. 東日本電信電話(127)
2-1. 日商エレクトロニクス(132)
2-2. ネットワンパートナーズ(137)
2-3. マクニカネットワークス(141)
3-1. ゼットスケーラー(146)
3-2. Netskope Japan(150)
3-3. パロアルトネットワークス(155)
3-4. マカフィー(161)
4-1. テクマトリックス(166)
IV. ユーザーアンケート編(171)
1. ユーザーアンケート(173)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2021 SD-WAN市場の現状と将来展望

頒価
660,000円(税抜 600,000円)

発刊日
2021年03月26日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
185ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第三部
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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