◆最新市場調査レポート:2021年02月12日予定
デジタルサイネージ市場総調査 2021
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システム構築〜コンテンツ制作/配信サービス〜広告ビジネス、周辺/関連ソリューションまでのサイネージビジネスの全貌、オリンピック特需の反動やコロナ禍における需要/ビジネスの変化、市場予測を調査/分析 |
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−調査の背景− |
- 『デジタルサイネージ』とはディスプレイ(映像機器)を活用したインフォメーション/販促/空間演出/広告などの各種情報/映像表示を指す。ディスプレイの大画面化/薄型軽量化、ネットワーク環境の整備/低コスト化により、幅広い分野/用途において需要が増加してきた。さらに、設置面数の増加により、配信ビジネスや広告ビジネスなど導入後のビジネス(市場)も立ち上がるなど、2000年代前半より市場拡大が続いてきた。
- また、当初はディスプレイ/システムを取り扱うハードウェアメーカーやベンダーを中心とした参入企業は、市場拡大に伴い導入後のコンテンツ制作/配信/運営サービスを担うサービス事業者、同ディスプレイを媒体として用いた広告ビジネスなど、現在は多種多様かつ業種業態/規模を問わない企業が多数参入するなど、市場活性化とともに事業者間の競合も激化してきている。
- 2019年は、当初2020年開催予定であった「東京オリンピック」を見据え、首都圏を中心とした交通機関、自治体施設、公共施設などにおいて新設案件のほか、追加/リプレース案件が増加し市場拡大を後押しした。そのため、2020年は反動が予測されていたが、新型コロナウイルス感染拡大/緊急事態宣言に伴う外出自粛の影響などを受け、導入ユーザーの経営悪化/投資抑制などにより、ディスプレイ/システム需要を含めたシステム構築/販売市場はさらに落ち込んだものとみられる。さらに経営悪化による広告出稿の減少により広告ビジネス市場の停滞も推測される。
- 一方で、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、サービス/施設案内などの一般的なインフォメーションやイベント/キャンペーンなどの販促コンテンツといった従来コンテンツに代わり、ソーシャルディスタンス/検温/消毒の啓蒙や混雑状況の可視化(密回避)など感染拡大防止対策を含めた注意喚起コンテンツの活用、同対策を兼ねたデジタルサイネージシステム/ソリューションの訴求/提案が活発化しており、新規需要の創出/リプレース需要の喚起が期待されている。
- 本市場調査資料では、デジタルサイネージ市場を「システム販売/構築市場」「コンテンツ制作/配信サービス市場」「広告ビジネス」および「周辺/関連ソリューション市場」に分類し、各市場/ビジネスの市場規模推移のほか、分野/需要先別のシステムニーズ/トレンド、コロナ禍における需要/ビジネスの変化、方向性を調査/分析する。本市場調査資料は、参入企業ならびに関連各社の今後の事業展開における有益なマーケティングデータの提供を目的に制作するものである。
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−調査ポイント− |
- ■国内デジタルサイネージ市場規模推移/予測
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- システム販売/構築、コンテンツ制作/配信サービス、広告ビジネスおよび周辺/関連ソリューション/サービスまでの市場カテゴリー別市場分析
- ■分野別市場分析
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- 分野/製品別市場規模推移、分野別用途/コンテンツのトレンド
- コロナ禍における用途/コンテンツに対するニーズの変化(注意喚起コンテンツの訴求拡大)
- オフィスサイネージ:社外向け情報発信から社内向け情報共有/可視化へ
- ■最新/注目技術動向、サービス/ビジネストレンド
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- 5G、AR、8K、フレキシブル/フォルダブルディスプレイ、空中投影ディスプレイ、空中タッチパネル、他
- ■オリンピック特需の反動/コロナ禍における需要変動、ビジネス/サービスに与える影響
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−調査対象− |
- ■デジタルサイネージ市場
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- 映像機器を活用したインフォメーション/販促・空間演出/広告コンテンツなど各種情報表示システムおよび付随するソリューション/サービス(ビジネス)を対象
- I. 調査対象ビジネス/サービス/ソリューション
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市場分類
| 周辺/関連市場
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- A. システム販売/構築市場
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A-1. ディスプレイ市場(製品別)
A-2. 配信システム市場
A-3. その他ディスプレイ市場
A-4. 関連機器/システム市場
- ディスプレイ/配信システム/周辺機器および設置/施工費(デジタルサイネージ用途で利用される「ディスプレイ市場」「配信システム市場」および「設置/施工費」を対象)。
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- D. 周辺/関連ソリューション(10〜12品目予定)
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D-1. インバウンド/多言語対応ソリューション
D-2. 防災/減災ソリューション
D-3. 顔認証/画像認識ソリューション
D-4. 行動/購買分析ソリューション
D-5. チャットボットソリューション
D-6. 混雑状況可視化/密回避ソリューション
D-7. 検温/検知ソリューション
D-8. 建設/工事現場向け仮設サイネージ
D-9. デジタル内装ソリューション
D-10. ARソリューション
D-11. SNS連携ソリューション
D-12. デジタルサイネージアドネットワーク
D-13. マンション/家庭内サイネージ
D-14. その他
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- B. コンテンツ制作/配信サービス市場
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B-1. コンテンツ制作/編成
B-2. 配信/運営/管理
- コンテンツ制作/加工/編集・配信/運営/管理費用(クラウドサービスにおける‘サーバー利用料’は配信サービスに含め算出)。
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- C. 広告ビジネス
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- C-1. 媒体別
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C-1-1. ビルボード(屋外ビジョン)
C-1-2. 交通広告
C-1-3. インストアメディア、他
- C-2. 運営形態別
- ディスプレイ(デジタルサイネージシステム)を活用した広告市場として、メディアオーナー(媒体管理者)の媒体売上(広告/媒体収入)を対象として算出。
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- II. 調査対象分野(主要12分野対象予定)
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E-1. 小売店舗/商業施設 | スーパー/百貨店、ショッピングセンター、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ブックストア、アパレルショップ、ホームセンター、他 |
E-2. その他店舗:サービス業等 | 理容室/美容室、ネイルサロン、エステティックサロン、不動産店舗、旅行代理店、ガソリンスタンド、他 |
E-3. 外食店舗 | ファストフード店、ファミリーレストラン、コーヒーショップ、居酒屋チェーン、他 |
E-4. 交通機関 | 鉄道(車両・駅/ホーム)、空港、道路サービス施設(SA/PA・道の駅)、バス/タクシー車両、バスターミナル/バス停、他 |
E-5. 金融機関 | 銀行/証券会社、消費者金融、他 |
E-6. レジャー/アミューズメント施設 | 映画館/シネコン、カラオケ店、パチンコホール、ボウリング場、フィットネスクラブ、テーマパーク、他 |
E-7. 宿泊施設/結婚式場 | ホテル/結婚式場、旅館、他 |
E-8. 公共施設 | スタジアム/競技場、自動車教習所、美術館/博物館、図書館、文化ホール、他 |
E-9. 一般企業 | 受付/ショールーム、オフィス内、工場/研究所、他 |
E-10. 教育機関 | 大学、専門学校、学習塾/予備校、小〜高等学校、幼稚園/保育所、他 |
E-11. 医療機関 | 病院/診療所、歯科診療所、整骨院、他 |
E-12. 官公庁施設 | 自治体施設、官庁施設、警察/消防署、他 |
E-13. その他 | 建設/工事現場、一般住宅/マンション/アパート、葬儀場、老人ホーム/介護施設、宗教法人、他 |
- III. 調査対象機器/システム(18〜20品目対象予定)
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F-1. STB
F-2. デジタルサイネージ向けスティック型STB
F-3. ビデオエクステンダー
F-4. 中小型モニター(30インチ未満)
F-5. 大型モニター(30インチ以上)
F-6. デジタルTV
F-7. ビジネスプロジェクター
F-8. 演出照明用プロジェクター
F-9. フルカラーLEDディスプレイ
F-10. 小型一体型ディスプレイ
F-11. タブレット端末
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F-12. ホログラムディスプレイ
F-13. 透明ディスプレイ
F-14. ウィンドウディスプレイ(透明スクリーン)
F-15. 内蔵ディスプレイ(自動販売機/エレベーター/POS、他)
F-16. マルチメディア端末
F-17. 空中タッチパネル/非接触サイネージシステム
F-18. サーモグラフィー(デジタルサイネージ利用)
F-19. その他(顔認識/顔認証ソフト、コミュニケーションロボット、他)
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- ※ 2021年版新規/追加品目
- ※調査対象品目はご要望に応じて変更する場合がございます。
- IV. 調査対象企業
- ディスプレイメーカー、周辺機器/システムメーカー、SIer、デザイン/内装業者、コンテンツ制作事業者、TV局/CATV事業者、新聞・出版社、配信/運営事業者、広告代理店、メディア運営事業者、サイン事業者、他
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−調査項目− |
- I. 総括編
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- 1. 調査総括
- 2. 業界構造
- 3. デジタルサイネージ市場規模推移
- 4. 市場カテゴリー別市場分析
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1) システム販売/構築市場【ディスプレイ/配信システム市場規模推移、他】
2) コンテンツ制作/配信サービス市場分析
3) 広告ビジネス市場分析【媒体別/運営タイプ別/分野別市場規模推移、他】
4) 周辺/関連ソリューション市場分析
- 5. 分野別市場分析
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1) 分野別需要動向/市場予測
2) 分野別有望ビジネス/サービス
3) コロナ禍における需要/ビジネスの変化
- 6. 技術動向
- 7. 業界/周辺を取り巻く環境(関連)
- 8. 主要/注目企業動向
- 9. 海外市場動向
- 10. デジタルサイネージ市場/ビジネスの方向性
- II. 集計編
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1. 周辺/関連ソリューション市場規模推移
2. デジタルサイネージ向けディスプレイ市場規模推移
3. 配信システム市場規模推移
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4. 分野別配信システム稼働数/配信業務委託数/比率推移
5. 分野別コンテンツ制作/配信サービス市場規模推移
6. 機器/システム市場規模推移
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- III. 周辺/関連ソリューション編(10〜12品目予定)
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1. 調査対象定義
2. 主要参入企業動向(サービス/ソリューション概要)
3. デジタルサイネージビジネスにおける位置付け/連携
4. 市場規模推移(2019年実績〜2026年予測)
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5. ターゲット分野
6. ビジネス/サービス上の課題/問題点
7. ビジネス/サービスの方向性
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- IV. 分野別市場編(12分野予定)
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- 1. 調査対象定義および主な需要先
- 2. 主要需要先別用途/コンテンツ動向
- 3. 主要参入企業動向(ビジネス/サービス特長)
- 4. 市場規模推移(2019年実績〜2026年予測)
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1) ディスプレイ市場(製品別)
2) 配信システム市場
3) コンテンツ制作/配信サービス市場
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- 5. 主要需要先別導入状況(普及台数/総需要/顕在化率)
- 6. オリンピック特需の反動/コロナ禍における需要変動
- 7. 広告ビジネス動向(主な媒体/有望度/課題、他)
- 8. 関連ソリューション連携動向
- 9. 市場の方向性
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1) 需要予測
2) ビジネス/サービストレンド
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- V. 機器/システム編(18〜20品目予定)
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1. 調査対象定義/概況
2. 主要参入企業動向
3. 市場規模推移(2019年実績〜2026年予測)
4. メーカーシェア(2020年見込)
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5. 分野別市場推移(2020年見込/2026年予測)
6. 有望分野/用途
7. 製品化/技術トレンド
8. 市場の方向性
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- ※都合により若干の項目変更を行う場合があります。
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