◆市場調査レポート:2018年10月23日発刊

2019年 発泡プラスチックスの現状と将来展望

軽量化、断熱・保温、吸音など樹脂発泡体・フォーム市場を素材別・用途分野別に徹底分析
(2018年 発泡プラスチックスの現状と将来展望から改題)
−はじめに−
  • 発泡プラスチックスは、樹脂機能とポーラス構造(発泡化)の組み合わせにより、緩衝性、柔軟性、断熱・保温性、吸音性、軽量化などの性質を発揮する機能性素材であり、搬送資材から土木・建築資材、自動車部品まで、幅広い用途で採用されている。
  • 近年では特に建築物省エネ法における2,000m2以上の非住宅建築物で省エネ基準適合化が義務化されたことで、断熱材需要が大きく拡大している。自動車分野においては軽量化ニーズの高まりから金属や樹脂(ソリッド)代替として採用が増加している。
  • 一方、海外生産拡大によって一部需要縮小がみられた搬送資材や、漁獲量の減少などから魚箱の需要縮小がみられた食品包装関連分野においても、前者は海外シフトの傾向が落ち着き、直近では主要ユーザー層における市況が上向いていることから需要が堅調であり、後者はレンジアップ食品容器へのニーズ拡大によって耐熱タイプの販売が好調であるなど、市場を取り巻く環境は好転しつつある。
  • また、長期的には自動車吸音材の需要拡大が期待されている。車内の快適性向上ニーズの高まりやエンジンの騒音規制強化の検討も進められており、1台当たりの吸音材使用量や使用箇所の拡大が期待される。
  • 弊社では過去数度にわたり「発泡プラスチックス」をテーマとした市場調査資料を刊行してきた。本市場調査資料では、従来の素材別市場動向に加え、用途分野別市場動向として用途分野ごとの詳細な素材採用動向にフォーカスすることで、発泡プラスチックスの市場実態・ニーズを明確化した。
  • 本市場調査資料が、当該市場参入各社の経営、研究、製造、販売など、マーケティング活動全般においてご活用いただけるものと確信している。
−調査目的−
  • 本市場調査資料は、主要な発泡プラスチックスおよび競合材料を対象とし、素材別に市場動向や用途、主要参入企業動向などについて取りまとめた。また、用途分野ごとの詳細な採用動向にフォーカスして分析し、発泡プラスチックスの市場実態・ニーズと今後の方向性を明確化することを目的とした。
−調査対象−
調査対象対象品目
A 熱可塑性樹脂フォーム 21品目 LDPE無架橋押出シート・ボード、LDPE無架橋押出キャップ・ネット、LDPE架橋押出シート、LDPE架橋ブロック、LDPE架橋・無架橋パイプカバー、LDPEビーズ発泡(EPE)、HDPE発泡シート、PP無架橋押出、PP架橋押出、PPビーズ発泡(EPP)、軟質PVC、硬質PVC、PVC発泡シート、PSP、PS系低発泡(食品容器)、XPS(低発泡)、XPS(中・高発泡)、PSビーズ発泡(EPS)、軽量盛土材(EPS・XPS)、PE・PS複合ビーズ発泡、ABSフォーム
B 熱硬化性樹脂フォーム 3品目 軟質ウレタンフォーム、硬質ウレタンフォーム、フェノールフォーム
C 発泡ゴム・エラストマー 5品目 押出発泡ゴム・エラストマー(自動車用)、板状発泡ゴム、フッ素系ゴム発泡体、シリコーンゴム発泡体、ウレタン系エラストマー発泡体
D エンプラ・その他注目フォーム 5品目 変性PPEフォーム、PCフォーム、PAフォーム、バラ状緩衝材、FRP発泡複合体(CFRP・GFRP)
E 競合材料、他 6品目 グラスウール、ロックウール、繊維系吸音材、パルプモールド、多孔質金属、多孔質セラミックス
−調査項目−
品目別ケーススタディ
1. 製品概要
2. 主要参入企業・関連企業一覧
3. 市場動向
4. 価格動向
5. メーカーシェア
6. 用途動向
7. 採用素材動向
8. 研究開発・技術動向
9. 今後の方向性
用途分野別ケーススタディ
1. 市場概況・トレンド
2. 用途別発泡プラスチックス採用一覧
3. 業界構造/サプライチェーン
4. 市場動向
5. 主要用途別採用動向
−目次−
I. 市場総括編(1)
1. 調査結果概要(3)
1) 発泡プラスチックス市場の全体像(3)
2) 市場規模推移および予測(2015年〜2022年予測)(5)
3) 成長率ランキング(8)
2. 用途分野別市場動向(10)
1) 用途分野別採用素材一覧(2018年見込)(10)
2) 用途分野別発泡プラスチックス市場規模推移および予測(2015年〜2022年予測)(11)
3) 訴求ポイント別用途動向(13)
(1) 品目別訴求ポイント一覧(13)
(2) 軽量化(14)
(3) 吸音(15)
(4) 断熱・保温(16)
(5) 緩衝・クッション材(18)
(6) その他(20)
3. 主要素材別市場動向(21)
1) PE(21)
2) PP(24)
3) PVC(26)
4) PS(28)
5) 熱硬化性樹脂(31)
6) 発泡ゴム・エラストマー(33)
4. 主要参入企業動向(36)
1) アキレス(36)
2) イノアックコーポレーション(38)
3) カネカ(40)
4) JSP(42)
5) 積水化学工業(44)
6) 積水化成品工業(45)
7) 東レ(47)
5. 世界市場動向(48)
II. 集計編(51)
1. 主要参入企業・関連企業一覧(53)
2. 市場規模推移および予測(2015年〜2022年予測)(60)
3. 価格一覧(65)
III. 品目別市場編(67)
A. 熱可塑性樹脂フォーム(69)
A1. LDPE無架橋押出シート・ボード(71)
A2. LDPE無架橋押出キャップ・ネット(75)
A3. LDPE架橋押出シート(80)
A4. LDPE架橋ブロック(84)
A5. LDPE架橋・無架橋パイプカバー(88)
A6. LDPEビーズ発泡(EPE)(91)
A7. HDPE発泡シート(94)
A8. PP無架橋押出(97)
A9. PP架橋押出(103)
A10. PPビーズ発泡(EPP)(106)
A11. 軟質PVC(109)
A12. 硬質PVC(112)
A13. PVC発泡シート(116)
A14. PSP(121)
A15. PS系低発泡(食品容器)(125)
A16. XPS(低発泡)(128)
A17. XPS(中・高発泡)(132)
A18. PSビーズ発泡(EPS)(138)
A19. 軽量盛土材(EPS・XPS)(143)
A20. PE・PS複合ビーズ発泡(147)
A21. ABSフォーム(150)
B. 熱硬化性樹脂フォーム(153)
B1. 軟質ウレタンフォーム(155)
B2. 硬質ウレタンフォーム(161)
B3. フェノールフォーム (166)
C. 発泡ゴム・エラストマー(171)
C1. 押出発泡ゴム・エラストマー(自動車用)(173)
C2. 板状発泡ゴム(177)
C3. フッ素系ゴム発泡体(182)
C4. シリコーンゴム発泡体(185)
C5. ウレタン系エラストマー発泡体(189)
D. エンプラ・その他注目フォーム(193)
D1. 変性PPEフォーム(195)
D2. PCフォーム(198)
D3. PAフォーム(201)
D4. バラ状緩衝材(203)
D5. FRP発泡複合体(CFRP・GFRP)(208)
E. 競合材料、他(211)
E1. グラスウール(213)
E2. ロックウール(217)
E3. 繊維系吸音材(221)
E4. パルプモールド(227)
E5. 多孔質金属(231)
E6. 多孔質セラミックス(235)
IV. 用途分野別市場編(239)
F1. 食品包装関連(241)
F2. 土木資材(247)
F3. 建築資材(251)
F4. 自動車(257)
F5. 搬送資材(262)
F6. 工業資材(266)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2019年 発泡プラスチックスの現状と将来展望

頒価
198,000円(税抜 180,000円)

発刊日
2018年10月23日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
268ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

ISBNコード
ISBN978-4-89443-864-4

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