◆市場調査レポート:2017年10月11日発刊

2018 自律制御・ロボット関連市場の現状と将来展望

自動車、ドローン、コミュニケーションロボット、FAロボット/AGV、農機などにおける自動運転や自律制御テクノロジーを徹底調査
(2017 自律制御とキーデバイス/システム市場総調査から改題)
−はじめに−
  • 自律制御とは、本来制御され機能する側の機器が思考・判断などを自己で行い、自律的に機能することを指す。
  • 自律制御を行うためにはさまざまなハードウェアやソフトウェアが連動する。ハードウェアは主にセンシングや処理、通信が該当し、自律制御行動を実現するための情報の収集、収集された情報の分析、フィードバックや外部との連携を行う。また、クラウドコンピューティングの要素を取り入れることによりネットワーク化を実現し、ディープラーニングなどの人工知能によって瞬時に膨大な蓄積データなどとの照合や解析が行われ、ハードウェアで収集された情報からさらに膨大な情報を引き出すことに成功している。
  • 自律制御を行う機器で最も注目を集めているのが、自動車における自動運転の実現である。技術面では、周囲の状況を認識するセンサー、それらの情報を処理し制御する半導体やAI、モーターなどの駆動系部品、ユーザーインターフェース、自動車間やインフラとの間で情報のやりとりを行う通信デバイスなどの進歩によって、限定的ではあるが、ドライバーが乗車しながらも自らは運転操作を行わない自動車が上市されるところまで来ている。
  • 自動運転は交通事故防止や環境負荷の低減、渋滞緩和などに貢献する技術として注目が集まっている。また、快適な車内空間の創出によりエンターテインメントをはじめ車内空間の利用シーンを大きく変化させる可能性も秘めている。さらに物流をはじめとしたサービス業界などに次世代の市場をもたらすことも期待されている。
  • 自動車以外の分野では、農機やFAロボット、ドローン、コミュニケーションロボット、家電などで自律制御を行う動きが活発化しており、省人化や生産性の向上、危険地帯での活動、快適な住環境の享受、日常生活の利便性の向上などさまざまな目的で利用が始まっている。
  • これらの機器は既存に行われてきたサービスや生産活動を根底から変えていく力を持っており、本格普及後には人の日常行動のアシストや、生産活動を代替していく可能性がある。
  • 本調査資料では実用化に向けた動きが活発化している自律制御・ロボット関連のシステムおよびキーデバイス、キーテクノロジーにフォーカスし、それぞれの市場動向や参入メーカーの動向、技術ロードマップなどを明らかにした。また、自動車に限らず、ドローンやFAロボット、AGV、農機、コミュニケーションロボットなどの注目アプリケーションでの搭載動向もまとめた。
  • 本調査資料が関係各位の事業戦略の立案・展開されるにあたり、役立てていただけることを切に望む。
−調査目的−
  • 本調査資料は自律制御・ロボット関連の技術・市場動向をそのアプリケーションとともに調査し、当該事業展開のための情報を提供することを目的とした。
−調査対象−
1) 調査対象品目
アプリケーション8品目自動車、農機、FAロボット、AGV、ドローン、家庭用掃除ロボット、コミュニケーションロボット、AIスピーカー
デバイス・システム通信デバイス4品目通信モジュール(2G/3G/4G/5G)、Wi-Fiチップ、GNSSチップ、サブギガ帯通信チップ
センサー12品目センシングカメラモジュール、車載カメラモジュール(ビューイング)、車載カメラモジュール(センシング)、遠赤外線カメラモジュール、ミリ波レーダー、車載用超音波センサー、レーザーレーダー、レーザースキャナー、TOFセンサー、車載用イメージセンサー、マイクロフォン、力覚センサー
機器モニタリング4品目エンコーダー、加速度・ジャイロ6軸センサー、気圧センサー、車載用加速度センサー
情報処理/制御関連10品目自動車用SoC・GPU、FPGA・PLD、車載マイコン、車載用DRAM、車載用NAND、自動車用EEPROM、次世代メモリー、IGBTモジュール、モータードライバーIC、ロボット用サーボモーター
電源4品目自動車用リチウムイオン二次電池(自動車専用)、自動車用リチウムイオン二次電池(小型シリンダー)、自動車用非接触給電モジュール(車載モジュール)、自動車用非接触給電モジュール(インフラ)
自律制御関連システム3品目SLAM、高精度地図データ、ADAS・自動運転システム
認識・コミュニケーション2品目音声認識、音認識
合計47品目
2) 調査対象企業
自律制御アプリケーションとそのデバイス/システム(通信、センサー、機器モニタリング、情報処理/制御関連、電源、ソフトウェア、認識/コミュニケーション)に関わる日系/外資系メーカー
3) 調査対象地域
日本、中国、その他アジア(台湾、韓国、フィリピン、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、インド、その他)、米国、欧州(西欧、ロシア・東欧)、その他(アフリカ、オセアニア、中南米、中東など)
−調査項目−
アプリケーション
1) 製品概要/定義
2) 注目デバイス/システム
3) エリア別動向
4) ワールドワイド市場動向
(1) 市場概況
(2) 市場規模推移・予測
  (2015年実績〜2021年、2025年予測)
(3) 自律制御/自動運転対応状況
5) メーカー別動向
(1) 自律制御対応製品メーカーシェア
  (2016年実績/2017年見込)
(2) 主要参入メーカーおよび動向
6) 技術動向
7) 主な業界動向
デバイス/システム
1) 製品概要/定義
2) ワールドワイド市場動向
(1) 市場概況
(2) 市場規模推移・予測
  (2015年実績〜2021年、2025年予測)
(3) 価格動向(2017年Q3時点)
3) メーカーシェア(2016年実績/2017年見込)
4) 主要参入メーカーおよび動向
5) タイプ別ウェイト(2016年実績/2017年見込)
6) 技術動向
7) 用途別ウェイト(2016年実績/2017年見込)
8) 納入関係(2017年Q3時点)
−目次−
1.0 総括編(1)
1.1 総括(3)
1.2 各アプリケーションの自律制御対応状況(7)
1.3 自動運転車市場と支える技術(11)
1.4 自律制御を支える無線デバイス(15)
1.5 自律制御に関わるカメラモジュールの動向(18)
1.6 自動運転向け半導体の業界動向(22)
1.7 非接触給電市場の動向(25)
1.8 家庭内の注目音声対話アプリケーション動向(31)
1.9 自律制御・自動運転に関わる規制動向(34)
1.10 センサー/通信デバイスの搭載動向(36)
2.0 アプリケーション(37)
2.1 自動車(39)
2.2 農機(46)
2.3 FAロボット(50)
2.4 AGV(54)
2.5 ドローン(59)
2.6 家庭用掃除ロボット(64)
2.7 コミュニケーションロボット(68)
2.8 AIスピーカー(73)
3.0 デバイス(79)
3.1 通信デバイス(81)
3.1.1 通信モジュール(2G/3G/4G/5G)(81)
3.1.2 Wi-Fiチップ(86)
3.1.3 GNSSチップ(91)
3.1.4 サブギガ帯通信チップ(95)
3.2 センサー(99)
3.2.1 センシングカメラモジュール(99)
3.2.2 車載カメラモジュール(ビューイング)(103)
3.2.3 車載カメラモジュール(センシング)(107)
3.2.4 遠赤外線カメラモジュール(111)
3.2.5 ミリ波レーダー(115)
3.2.6 車載用超音波センサー(119)
3.2.7 レーザーレーダー(122)
3.2.8 レーザースキャナー(126)
3.2.9 TOFセンサー(130)
3.2.10 車載用イメージセンサー(134)
3.2.11 マイクロフォン(138)
3.2.12 力覚センサー(143)
3.3 機器モニタリング(145)
3.3.1 エンコーダー(145)
3.3.2 加速度・ジャイロ6軸センサー(149)
3.3.3 気圧センサー(153)
3.3.4 車載用加速度センサー(157)
3.4 情報処理/制御関連(161)
3.4.1 自動車用SoC・GPU(161)
3.4.2 FPGA・PLD(165)
3.4.3 車載マイコン(169)
3.4.4 車載用DRAM(173)
3.4.5 車載用NAND(177)
3.4.6 自動車用EEPROM(181)
3.4.7 次世代メモリー(184)
3.4.8 IGBTモジュール(188)
3.4.9 モータードライバーIC(192)
3.4.10 ロボット用サーボモーター(195)
3.5 電源(197)
3.5.1 自動車用リチウムイオン二次電池(自動車専用)(197)
3.5.2 自動車用リチウムイオン二次電池(小型シリンダー)(200)
3.5.3 自動車用非接触給電モジュール(車載モジュール)(203)
3.5.4 自動車用非接触給電モジュール(インフラ)(206)
4.0 自律制御関連システム(211)
4.1 SLAM(213)
4.2 高精度地図データ(216)
4.3 ADAS・自動運転システム(220)
5.0 認識・コミュニケーション(225)
5.1 音声認識(227)
5.2 音認識(231)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2018 自律制御・ロボット関連市場の現状と将来展望

頒価
165,000円(税抜 150,000円)

発刊日
2017年10月11日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
233ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

ISBNコード
ISBN978-4-89443-826-2

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