◆市場調査レポート:2011年01月17日発刊

2011年 プラスチック高機能化材料の現状と将来展望

機能性プラスチック添加剤、配合剤、ナノフィラー等、次世代技術・環境対応状況、応用部材における方向性を明確化
−調査の背景−
  • プラスチックは、成形加工性、軽量性、耐久性、安価などの特徴を有する材料である。金属やガラスなど無機系材料と比較すると、熱に弱い、燃えやすい、傷付きやすい等の短所もみられるものの、その特性を活かして、大量のプラスチック製品が自動車、電気電子、包装資材等、広範な分野で応用されている。
  • プラスチックが大量に使用されるに至った背景のひとつとして、材料自体の特性を活かした利用のみならず、プラスチックの特性を補完するような副資材を配合することで、短所を改善すると共に、新たな機能を付与し、最終製品の高機能化、多機能化に対応する様々な特性を持つ材料開発を可能としてきた点が挙げられる。
  • このため添加剤、配合剤などの副資材は、プラスチックの高機能化、付加価値化に貢献する不可欠な材料として位置付けられており、素材や性状により多数の種類の添加剤が製品化されている。また、機能付与や改質の目的も多岐に亘っている。
  • 世界経済は一時期の低迷期を脱し、各市場は回復基調を迎えている。環境対応、省エネ化を背景に、自動車分野における金属代替の進展、LEDやリチウムイオン二次電池等の新規市場の拡大などにより、プラスチック製品の高機能化ニーズが従来以上に高まりつつある。これに応じる形で、添加剤、配合剤等の副資材料の需要も拡大傾向にある。
  • プラスチック高機能化材料市場は、2010年2兆4,004億円の市場規模となった。市場は2015年までに8.2%の平均成長率が期待され、3兆5,550億円規模にまで拡大していく。日本国内の成長性はそれほど期待できないが、世界では特に新興国での拡大が期待される。電気電子や自動車など消費材の動向に合わせて拡大していく方向性であるが、これらの新興国を含めた地域でも環境訴求の動きもあり、この動向も成長要因となるとみられる。
  • 本調査レポートは、プラスチックの高機能化、付加価値化に貢献する添加剤、フィラー、繊維などを高機能化材料と位置付け、調査対象とした。その中でも先端領域、高付加価値領域で使用される材料、及び応用部材を48品目取り上げ、材料別に市場規模や用途展開状況、材料構成、研究開発、環境対応状況等の観点から市場分析を行った。
  • 当資料が関連企業の経営、研究、製造、販売等、マーケティング全般において御活用頂けるものと確信している。
−調査目的−
  • 本調査レポートでは、プラスチック添加剤、及びプラスチック製品の二次加工工程で使用される高機能化材料を調査対象とした。そして、材料別に需要規模や用途展開状況、材料構成、研究開発、環境対応状況等の観点から市場分析を行うことで、プラスチック高機能化材料市場の今後の方向性を明確化することを目的とした。
−調査品目−
計48品目
汎用添加剤(14品目)、特殊添加剤(8品目)、フィラー・繊維(19品目)、応用材料・部材編(7品目)
分類品目名
汎用添加剤可塑剤、難燃剤(臭素系)、難燃剤(リン系)、難燃剤(無機系・塩素系)、安定剤、発泡剤、防曇剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤(HALS)、耐衝撃改良剤、光重合開始剤、抗菌剤、帯電防止剤(低分子、高分子)
特殊添加剤導電性高分子、シランカップリング剤、α−オレフィンコポリマー、ポリマーアロイ用相溶化剤、ポリオレフィン系グラフトポリマー(相溶化剤、樹脂改質剤)、粘着性付与剤(タッキファイヤー)、PLA用添加剤、撥水撥油剤
フィラー・繊維ガラス繊維、中空セラミックス粒子、光拡散剤、メソポーラスシリカ、制振フィラー、近赤外線吸収材料、光触媒酸化チタン、熱膨張性マイクロカプセル、高屈折率付与剤、導電性カーボンブラック、CNT(カーボンナノチューブ)、銀粉、銅粉、ITO粉末、導電性酸化亜鉛、パラ系アラミド繊維、炭素繊維(PAN系)、炭素繊維(ピッチ系)、セラミックファイバー
応用材料・部材編放熱エンプラコンパウンド、長繊維コンパウンド、ナノコンポジットプラスチックス、自動車用樹脂外装部材、低燃費タイヤ、リチウムイオン電池部材(バインダー他)、トナー材料
−調査ポイント−
1. 製品概要
2. 参入企業動向
3. 価格動向
4. 市場規模推移及び予測(2008年〜2015年予測)
5. 世界の需要構造
6. メーカーシェア
7. 用途動向
8. 競合・棲み分け状況
9. 環境対策動向
10. 研究開発技術動向
11. 市場・技術開発のポイント・方向性
採用材料動向(応用材料・部材編対象)
−目次−
I. 総合分析編(1)
1. プラスチック高機能化材料市場調査結果概要(3)
2. プラスチック高機能化材料市場・応用部材の需要構成(5)
3. プラスチック高機能化材料市場概要(6)
1) 全体市場規模推移及び予測(2008年〜2015年予測)(6)
2) 分野別需要トレンド(7)
3) 主要成長率品目(8)
4. 分野別の需要トレンド(10)
1) 汎用添加剤(10)
2) 特殊添加剤(12)
3) フィラー・繊維(13)
4) 応用部材・材料編(14)
5. 関連樹脂素材動向(16)
1) 品目別相手樹種動向(2010年)(16)
2) 世界の汎用・エンプラ樹脂の方向性(18)
6. 業界・流通構造概要(19)
1) 各品目及び各社の動向(19)
2) 添加剤・フィラー・高機能化材料(19)
7. 用途/ターゲットの方向性(22)
1) 用途(分野)別品目展開/ターゲット状況(22)
2) 注目分野動向(23)
3) 品目別用途一覧(24)
8. 環境・高付加価値化の動向(30)
1) 環境対策状況(30)
2) 高付加価値化及び開発の方向性(31)
9. 品目別製品概要一覧(32)
II. 集計編(37)
1. 主要参入企業一覧(39)
2. 市場規模推移及び予測(2008年〜2015年予測)(50)
3. メーカーシェア及び用途別ウェイト(2010年)(60)
4. 品目別価格一覧(69)
III. 品目別市場編(71)
A. 汎用添加剤(73)
1. 可塑剤(75)
2. 難燃剤(臭素系)(80)
3. 難燃剤(リン系)(85)
4. 難燃剤(無機系・塩素系)(90)
5. 安定剤(93)
6. 発泡剤(98)
7. 防曇剤(103)
8. 酸化防止剤(108)
9. 紫外線吸収剤(112)
10. 光安定剤(HALS)(116)
11. 耐衝撃改質剤(120)
12. 光重合開始剤(125)
13. 抗菌剤(130)
14. 帯電防止剤(低分子、高分子)(136)
B. 特殊添加剤(143)
15. 導電性高分子(145)
16. シランカップリング剤(151)
17. α−オレフィンコポリマー(158)
18. ポリマーアロイ用相溶化剤(163)
19. ポリオレフィン系グラフトポリマー(相溶化剤、樹脂改質剤)(165)
20. 粘着性付与剤(タッキファイヤー)(170)
21. PLA用添加剤(175)
22. 撥水撥油剤(180)
C. フィラー・繊維(185)
23. ガラス繊維(187)
24. 中空セラミックス粒子(191)
25. 光拡散剤(195)
26. メソポーラスシリカ(199)
27. 制振フィラー(203)
28. 近赤外線吸収材料(205)
29. 光触媒酸化チタン(209)
30. 熱膨張性マイクロカプセル(214)
31. 高屈折率付与材(219)
32. 導電性カーボンブラック(222)
33. CNT(カーボンナノチューブ)(226)
34. 銀粉(232)
35. 銅粉(237)
36. ITO粉末(241)
37. 導電性酸化亜鉛(244)
38. パラ系アラミド繊維(249)
39. 炭素繊維(PAN系)(254)
40. 炭素繊維(ピッチ系)(261)
41. セラミックファイバー(267)
D. 応用材料・部材編(271)
42. 放熱エンプラコンパウンド(273)
43. 長繊維コンパウンド(280)
44. ナノコンポジットプラスチックス(288)
45. 自動車用樹脂外装部材(291)
46. 低燃費タイヤ(298)
47. リチウムイオン電池部材(バインダー他)(302)
48. トナー材料(309)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2011年 プラスチック高機能化材料の現状と将来展望

頒価
97,000円+税

発刊日
2011年01月17日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
313ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3664-5839 FAX. 03-3661-1414

お申し込み方法
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