◆マルチクライアント調査レポート:2010年03月23日発刊

2010 クラウドコンピューティングサービスの全貌

仮想化/統合技術の進展に伴うプラットフォーム環境の変化を追及
−調査の背景−
  • 現在クラウド・コンピューティングという用語はIT業界のバズワードとして多方面で用いられている。確かにクラウド・コンピューティングをキーワードとしたテクノロジーは日々進化し続けている。これほどまでに市場を賑わせているクラウド・コンピューティングはIT業界にどれほどのインパクトを与えていくのだろうか?また、クラウド・コンピューティングを推し進める本質とは何なのだろうか?
  • 情報システムのトレンドは、分散型と集中型を繰り返している。メインフレームの時代は「集中型」であり、処理はホストコンピュータで集中して行ってきた。1990年代以降、クライアント・サーバが主流となり「分散型」へと移行が進んだ。分散システムを進めてきた結果、「システムへの二重投資」「複数拠点での運用による弊害(運用作業の非効率化等)」が生じてきている。また、インターネットの進展により、情報システムはこれまで以上にスピードが要求される時代になってきている。これらの課題に対応すべくクラウド・コンピューティングに注目が集まっている。
  • クラウド・コンピューティングは分散型のシステムを統合するものでありクラウド・コンピューティング=オープンメインフレームといっても過言ではない。クラウド・コンピューティングの本質は「分散するシステムを統合しシステムの最適化を図る」「日々変化するビジネス環境に柔軟性を持たせる」という点であると考えられる。
  • しかし、システムの多くはクラウド・コンピューティング環境にはないのが現状である。また、クラウド・コンピューティングに適していないシステムも多く存在する。これらのITの現状を踏まえクラウド・コンピューティングをSIビジネスに融合させ、ユーザーが求めるシステムをより早く、適正価格で構築することがSIベンダの今後の課題となる。
  • システム構築を行っているベンダにとってクラウド・コンピューティングは新たなビジネスチャンスであり、市場動向の研究や分析を実践する不断の努力が必要であり、当調査レポート「2010 クラウドコンピューティングサービスの全貌」を発刊するにあたって、各位のマーケティング活動において、当レポートが多様化するクラウドコンピューティングサービスでの関連製品やサービス市場分析、更にはSIビジネスの方向性を明確化する一助となることを願うと同時に、今後のマーケティング戦略立案の基礎データとして大いに活用されることを切に望むものである。
−調査目的−
  • クラウド・コンピューティングサービス市場動向、参入企業などを調査することでサービスの傾向を分析・把握し、市場トレンドの方向性を明確化すると共に、クラウド・コンピューティング事業を行っているベンダの企業戦略分析を行い、クラウド・コンピューティングにおける今後の方向性を把握することを目的とした。
  • 関連市場を掘り下げると共に、データセンタビジネスに係わる企業の事業戦略、ビジネスモデルなどを検証することで、当該市場における優位性を確保するためのマーケティング戦略立案の基礎データを提供することを目的とした。
−調査対象−
クラウド・コンピューティングサービス(4品目)
クラウド・コンピューティングサービスにおけるハードウェア/ソフトウェア製品(7品目)
クラウド・コンピューティングサービスベンダ(24社)
コンピュータベンダ(4社)
SIベンダ(8社)
キャリア/その他(3社)
パブリッククラウドベンダ(4社)
パブリッククラウド構築ベンダ(4社)
調査対象先の選定にあたっては、各カテゴリの売上上位企業を選定し調査を実施し、その調査過程で主要な事業者の把握を行い調査対象とした。
−サービス定義−
当資料におけるクラウド・コンピューティングの範囲
当資料におけるクラウド・コンピューティングの範囲:イメージ
各サービスを「フロービジネス」「ストックビジネス」に分類した
分類定義
対象レイヤアプリケーション
  • プロダクト販売(パッケージソフトウェア)、アプリケーション開発、アプリケーション保守等
プラットフォーム
  • プロダクト販売(ミドルウェア、OS、ハードウェア)、インフラ構築、プラットフォーム運用/保守等
サービス分類パブリッククラウド
  • 多種多様な企業や組織、あるいは個人といった、不特定多数の利用者を対象に広く提供されるサービス。
  • 当調査においては、「Google」「Amazon」「Salesforce.com」「Microsoft」のサービスをパブリッククラウドとして定義している。
  • PaaS/Iaas/HaaSのサービスとしてはGoogle App Engine、AmazonWS(EC2/S3)、Force.com、Windows Azureを対象サービスとしている。
  • SaaSのサービスとしては、Salesforce CRM 、Google Apps、Microsoft Online Servicesを対象サービスとしている。
  • サービスカテゴリは「SaaS」「PaaS」「Iaas/HaaS」「開発/導入支援」に分類した。
共同利用
  • 特定の複数の企業が共同で同一システムを利用する。
データセンタ型クラウド
  • パブリックとプライベートの中間的なサービスであり、国内データセンタにてクラウドサービスを提供する。
  • 現状のサービスとしては、データセンタ事業者が提供しているSaaS、PaaS、仮想化ホスティングサービス(IaaS)、個別対応型ホスティングが該当する。
  • サービスカテゴリは「SaaS」「PaaS」「Iaas/HaaS」「個別対応型ホスティング」「開発/導入支援」に分類した。
プライベートクラウド
  • 特定のユーザーに対して提供されるサービス。基本的にはユーザーのセンタ内で仮想化、自動化/標準化等の技術を用いてそのサービス基盤を全社及び関連会社に対してクラウド環境として提供されていることを条件とした。
  • サービスカテゴリは「企業内」「グループ内」に分類した。
サービスカテゴリSaaS
  • ネットワークを介してソフトウェアの機能のうち、ユーザーが必要とするものをサービスとして配布し利用できるようにしたソフトウェアの利用形態。
  • 個別に開発したアプリケーションであってもベンダ側にソフトウェアの販売権利があり、ユーザーがベンダに対して月額使用料金を支払っているケースはSaaSとして見なす(ユーザー資産となっているアプリケーションは「開発/導入支援」に含めた)。
PaaS
  • オンデマンドでのアプリケーション開発/実行を実現するための環境として、CPUやストレージなどのハードウェアリソースに加えOS、ミドルウェア(仮想化ソフト、Webアプリケーションサーバ等)が標準で組み込まれており、ミドルウェアレイヤを含めAPIの動作環境を保証しているサービスをPaaSとして定義した。
Iaas/HaaS
  • コンピュータリソースをインターネット経由のサービスとして提供する。
ソフトウェア(仮想化ソフト、Webアプリケーションサーバ、データベース等)をリソースとして提供しているサービスも同カテゴリのサービスとして定義した。
開発/導入支援
  • クラウドコンピューティングサービスに伴うイニシャルコスト(コンサルティングサービス、システム開発、設計等)を範囲とする。
契約形態フロービジネス
  • ユーザーが必要なものを提供(販売)することで利益を生むビジネス。
    【EX:システム開発、サーバ/PC販売、ソフト販売】
ストックビジネス
  • ベンダが保有する資産を利用してもらうことで利益を生むビジネス。
    【EX:システム運用・保守、ハウジング、ライセンス契約、XaaS等】
当資料におけるクラウド・コンピューティングの定義
当資料におけるクラウド・コンピューティングの定義:イメージ
  • 「仮想化」「サービス化」「自動化/標準化」の条件を全て満たすサービスをクラウド・コンピューティング(不特定)と定義した。
  • 「仮想化」「サービス化」「自動化/標準化」の条件のいずれかを満たすサービスをクラウド・コンピューティング(特定)と定義した。但し、プライベートクラウドにおいては「自動化/標準化」を必須条件とした。
技術要素定義
仮想化
  • 仮想化ソフトによりサーバ統合等を実施し、リソースプール型のプラットフォームを構築する。
サービス化
  • ユーザー側でコンピュータリソースを保有せずに、ベンダが用意したコンピュータリソースを利用する。
自動化/標準化
  • サービス申請から提供等のプロビジョニングを自動化し、スピードアップ及びスケーアビリティの向上を実現する(自動化)。
  • サーバ構築等におけるITサービスのプロセスを標準化、サービスカタログ化しユーザーの利便性/管理の向上を図る(標準化)。
各クラウド・コンピューティングの該当サービス
カテゴリ対応サービス
クラウド・コンピューティング
(不特定)
  • パブリッククラウド(SaaS/PaaS/IaaS/HaaS)
  • データセンタ型クラウド(SaaS/PaaS/IaaS/HaaS)
クラウド・コンピューティング
(特定)
  • データセンタ型クラウド(個別対応型ホスティング
  • プライベートクラウド
  • 共同利用型サービス
個別対応型ホスティングには仮想化、自動化/標準化されていないレンタルサーバも含めた。
対象レイヤ
  • プラットフォームレイヤだけではなく、クラウド・コンピューティング環境上にあるアプリケーションレイヤも対象とした。
−目次−
I. 総括編
1. クラウド・コンピューティングの市場規模推移(1)
2. クラウド・コンピューティングへのパラダイムシフト(2)
1) SIビジネスのパラダイムシフト(2)
2) プラットフォームレイヤ(3)
3) アプリケーションレイヤ(4)
4) ビジネス形態(ストック/フロー)(5)
3. プラットフォームビジネスのパラダイムシフト(6)
4. アプリケーションビジネスのパラダイムシフト(8)
1) アプリケーションビジネス全体傾向(9)
2) SaaS(10)
3) パッケージ開発(11)
4) 受託開発(12)
5) アプリケーション保守(13)
5. 業種別ポテンシャル(14)
6. ソリューション別ポテンシャル(17)
7. ユーザー規模別ポテンシャル(19)
II. サービス市場編
1. パブリッククラウド・コンピューティング(21)
2. データセンタ型クラウド・コンピューティング(29)
3. 共同利用型センタ(44)
4. プライベートクラウド・コンピューティング(47)
III. クラウド・コンピューティング関連製品動向編
ハードウェア
A-01. サーバ(55)
A-02. ストレージ(61)
A-03. ネットワーク機器(67)
A-04. UTM(72)
ソフトウェア
B-05. ウイルス対策ツール(77)
B-06. 運用・管理ツール(82)
B-07. 仮想化ソフト(88)
IV. 企業個票編
コンピュータベンダ
A-01. 日本電気(91)
A-02. 日本IBM(98)
A-03. 日立製作所(103)
A-04. 富士通(109)
SIベンダ
B-05. NTTデータ(115)
B-06. 新日鉄ソリューションズ(120)
B-07. 住商情報システム(125)
B-08. 電通国際情報サービス(129)
B-09. 東芝ソリューション(134)
B-10. 日本ユニシス(138)
B-11. 日立システムアンドサービス(144)
B-12. 日立情報システムズ(148)
キャリア/その他
C-13. NTTコミュニケーションズ(153)
C-14. KDDI(158)
C-15. インタリオジャパン(163)
パブリッククラウドベンダ
D-16. Amazon、Google、Microsoft、Salesforce.com(167)
パブリッククラウド構築ベンダ
E-17. ウフル(191)
E-18. サーバーワークス(193)
E-19. サイオステクノロジー(195)
E-20. 日立ソフトウェアエンジニアリング(197)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2010 クラウドコンピューティングサービスの全貌

頒価
209,000円(税抜 190,000円)

発刊日
2010年03月23日

報告書体裁
A4版 ワープロタイプアップ

ページ数
198ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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