◆市場調査レポート:2003年07月10日発刊

2003 デジタルホームネットワークの現状と将来展望

高機能化が進むデジタル家電製品の現状とネットワーク対応家電の今後の方向性を探る
−調査の背景−
  • 2003年5月末の国内ブロードバンドサービス加入数はついに1,000万件を突破した。xDSLが約790万件、FTTHが約40万件、CATVインターネットが218万件となっている。これらブロードバンド回線に加えて、第三世代携帯電話による更なる高速データ通信の開発や無線LANなどの利用も進み、2003年12月には地上波デジタルテレビ放送もスタートするなど様々なネットワークインフラ・メディアが整いつつある。

  • 2002年4月に発売された東芝のネットワーク家電「FEMINITY」シリーズは、これまでの売り切り型だったビジネスを変革させ、「コンテンツ」で収益を得る新たな試みを模索している。この発想自体は古くから存在しており、例えばテレマティクスもその1つである。ただ必ずしも道は平坦ではなく、各社それぞれの思惑を抱えながら試行錯誤を続けている状況である。それではホームネットワークが真にコンシューマの間に浸透するのはいつか、ビジネスとして成立させるには何が必要なのか、課題として何が残っているであろうか。

  • 本調査資料ではホームネットワーク市場の現状と、これまでネットワークとは無縁であった家電製品が今後どのような進化を見せるのか、ネットワークインフラやキーデバイスなど含め多角的に分析していくことを目的としている。

−調査目的−
  • 本調査資料ではホームネットワークに関わるアプリケーション・サービス市場、ネットワークインフラ・メディアサービス市場/ネットワーク機器市場、ホームネットワーク端末機器市場などの関連市場及び標準化が進められている技術、企業・関連団体の動向を調査し、当該市場において今後事業を展開していく上での参考データを提供することを目的とした。

−調査項目−
1. 製品概要
2. 市場概況
3. 市場規模推移
4. 市場占有率(国内)
5. 主要参入企業の動向
6. 製品トレンド
7. ホームネットワークへの取り組み状況
8. 主要製品一覧

−調査対象−
A. アプリケーション・サービス市場

1. インターネットショッピング
2. ホームセキュリティ/ホームセーフティ
3. 健康支援サービス
4. 教育(eラーニング)
5. 行政サービス
6. テレマティクス

B. ネットワークインフラ/メディアサービス市場、ネットワーク機器市場

1. FTTH/FTTB/VDSL、メディアコンバータ/PONシステム
2. ADSL、ADSLモデム/ブロードバンドルータ
3. ホットスポットサービス、無線LANアクセスポイント
4. 携帯電話、携帯電話端末
5. PHS、PHS音声端末/PHSデータ通信カード
6. CATV、CATVホームターミナル/STB/ケーブルモデム
7. BS/CS/地上波デジタル放送、BS/CS/地上波デジタルチューナ

C. ホームネットワーク端末機器市場

1. パーソナルコンピュータ(デスクトップ/ノート型)
2. テレビ(CRT)
3. テレビ(LCD)
4. テレビ(PDP)
5. テレビ(リアプロジェクション)
6. VTR
7. DVDプレーヤ/レコーダ
8. MDプレーヤ
9. ポータブルオーディオプレーヤ
10. インターネットSTB
11. パーソナルファックス/コードレス電話
12. 携帯情報端末(PDA)
13. デジタルスチルカメラ
14. デジタルビデオカメラ
15. Webカメラ
16. ゲーム機
17. カーナビゲーションシステム
18. 冷蔵庫
19. 洗濯機
20. 電子レンジ
21. ルームエアコン
22. 照明器具

−調査対象先−
1. 家電メーカー
2. 通信・放送事業者
3. 関係官庁及び関連団体

−目次−
()内は掲載ページ
I. 総括編(1)

1. ホームネットワークの現状と今後の方向性(3)
1)ブロードバンドサービスの拡大とデジタル放送本格化で変わる生活(3)
2)ホームネットワークの形態(3)
3)ホームネットワークから生まれる新サービス(5)
  (1) 想定される新サービス(5)
  (2) 新サービスの市場性(6)
  (3) 普及阻害要因/問題点(6)
4)ホーム(AV)サーバ製品の動向(7)
  (1) ホームネットワーク関連製品(7)
  (2) ホームサーバとして想定される機能(7)
  (3) ホーム(AV)サーバ市場動向(9)
  (4) 普及阻害要因/問題点(9)
5)「脱パソコン」製品・規格の登場(10)
6)IPv6、ユビキタスによる「オールネットワーク化」社会の現状と今後の方向性(11)

2. ホームネットワーク関連の規格標準化動向及び搭載状況(12)
1)IEEE1394(IEEE1394-1995、IEEE1394a)(12)
2)USB1.1/2.0(14)
3)Ethernet(IEEE802.3)(16)
4)IEEE802.11a/b/g(18)
5)Bluetooth1.1/1.2(20)

共通調査項目
(1) 概要
(2) ホームネットワーク端末機器への搭載状況
(3) ホームネットワークにおけるインタフェースとしての方向性
(4) 価格動向
(5) 関連規格動向

〔参考〕メモリーカードスロット搭載状況(22)

3. 各社のホームネットワークの取り組み状況と業界団体の動向(24)
1)松下電器産業(24)
2)ソニー(29)
3)東芝(32)
4)日立製作所(36)
5)三菱電機(39)
6)シャープ(42)
7)三洋電機(45)
8)エコーネットコンソーシアム(47)
9)デジタルテレビ情報化研究会(51)
10)デジタルホーム・ワーキンググループ(DHWG)(51)

共通調査項目
(1) 売上高/営業利益/企業動向
(2) ホームネットワーク製品に対する主な取り組み
(3) アライアンス状況

II. 市場編(53)

A. アプリケーション・サービス市場(55)
A−1 インターネットショッピング(57)
A−2 ホームセキュリティ/ホームセーフティ(60)
A−3 健康支援サービス(63)
A−4 教育(eラーニング)(66)
A−5 行政サービス(69)
A−6 テレマティクス(73)

B. ネットワークインフラ/メディアサービス市場、ネットワーク機器市場(77)
 ネットワークインフラ/メディアネットワーク機器 
B−1FTTH/FTTB/VDSLメディアコンバータ/PONシステム(79)
B−2ADSLADSLモデム/ブロードバンドルータ(88)
B−3ホットスポットサービス無線LANアクセスポイント(97)
B−4携帯電話携帯電話端末(101)
B−5PHSPHS音声端末/PHSデータ通信カード(110)
B−6CATVCATVホームターミナル/STB/ケーブルモデム(117)
B−7BS/CS/地上波デジタル放送BS/CS/地上波デジタルチューナ(124)

C. ホームネットワーク端末機器市場(133)
C−1 パーソナルコンピュータ(デスクトップ/ノート型)(135)
C−2 テレビ(CRT)(145)
C−3 テレビ(LCD)(154)
C−4 テレビ(PDP)(163)
C−5 テレビ(リアプロジェクション)(171)
C−6 VTR(173)
C−7 DVDプレーヤ/レコーダ(179)
C−8 MDプレーヤ(195)
C−9 ポータブルオーディオプレーヤ(202)
C−10 インターネットSTB(206)
C−11 /パーソナルファックス/コードレス電話(210)
C−12 携帯情報端末(PDA)(219)
C−13 デジタルスチルカメラ(227)
C−14 デジタルビデオカメラ(238)
C−15 Webカメラ(246)
C−16 ゲーム機(250)
C−17 カーナビゲーションシステム(257)
C−18 冷蔵庫(264)
C−19 洗濯機(269)
C−20 電子レンジ(274)
C−21 ルームエアコン(280)
C−22 照明器具(285)

III. ユーザーアンケート調査編(289)

◇ インターネットの利用状況および今後のニーズについて
◇ 情報家電製品の保有状況と今後のニーズについて
◇ 家庭内のネットワーク化及びその利用状況について <計14項目>
()内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2003 デジタルホームネットワークの現状と将来展望

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2003年07月10日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
307ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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