◆最新市場調査レポート:2017年03月28日発刊

中国・インド携帯電話メーカーの最新動向調査(2017年)

ハイエンド志向によりグローバル市場で存在感を増す中国スマートフォンメーカー、低価格帯で差別化を目指すインドメーカー、中国ODM/OEM動向を徹底調査
−調査の背景−
  • 2016年は中国スマートフォンメーカーのグローバル化の年となった。これまでは旺盛な中国国内需要に対応するため、参入各社が切磋琢磨し低価格化競争を繰り広げてきたが、2016年に入って一段と中国市場の飽和が明確となったことで、各社海外戦略を強化した。その結果、グローバル市場における中国ブランドの存在感が以前に増して高まっている。特にHuawei、OPPO、vivoの業績はSamsung El.とAppleに迫る勢いであり、2016年の出荷台数は3社合計で3億台を超えた。2017年もさらに拡大を継続していくとみられており、その差はさらに縮まるとみられる。
  • 中国スマートフォンメーカーは「Appleを模倣」から脱却し、「Appleに先行」する製品戦略の展開も可能になり始めている。例えば、2016年は独自チップセットの開発、感圧タッチパネルやフレキシブルディスプレイによる新規ユーザーインターフェースの提案、AR/VRなどの次世代コンテンツを見据えた高性能かつ大容量メモリーの採用など、独自の進化を遂げた。直近の注目事例としてHuawei「Ascend P9」がある。同端末は2016年4月に投入されたデュアルカメラ搭載端末である。Leicaとのコラボレーションによる宣伝効果や独自開発の撮影アルゴリズム搭載によって、一眼レフ風の撮影を可能にし、ユーザーの消費心理を掴むことでフラッグシップ機種として高い評価を獲得した。
  • 一方でポストチャイナとして注目されるインド市場への展開も本格化してきている。現在のインド市場は、Samsung El.やAppleなどのグローバルメーカー、MicromaxやLava、Intexなどのインド地場メーカー、そして中国メーカーの三つの企業群が競合する状況にある。
  • インド政府は「Make In India」のスローガンの下、輸入関税の引き上げを進めている。これにより、中国メーカーはインド国内での生産を進めざるを得なくなっている。例えば、Huaweiやvivoは大規模な自社インド工場を検討、XiaomiやGioneeはFoxconnのインド工場への委託を検討、Lenovoは旧Motorolaと密接であったFlextronicsへの委託検討などの動きがある。この他にも、One Plus(一加)やLeEco(楽視)などの新興中国ブランドでも積極的なインド展開がみられる。
  • これに対してインド地場メーカーは生き残りをかけ、インド消費者のリアルなニーズを取り込むことで、低価格かつコストパフォーマンスの高いスマートフォンを投入している。輸入関税の引き上げは、インド地場メーカーにも影響しており、これまでの中国(主に深圳)でのODMから、インド国内での自社設計、自社生産にシフトし始めている。
  • このように中国・インドスマートフォン業界の状況は、2015年1月に刊行した前回版から大きく様変わりした。中国市場では、主要プレーヤーの入れ替わりが進み、メーカー間での勝敗が明確化した。インド市場は当初の期待ほど市場は成長していないが、中国以上の低価格化競争が要求されており、既に中国メーカーとインドメーカーの厳しい競争が繰り広げられている。
  • 本調査資料のポイントは次の三つである。
    • 市場が飽和に近づく中国市場における中国メーカー各社の戦略
    • 「Make In India」に伴う、中国メーカー、インドメーカー、IDH/OEMの対応
    • 日系デバイスメーカーの商機の所在
    関係各位が本調査資料を今後の事業戦略立案・展開において役立てていただくことを切に望む。
−調査目的−
  • 本調査資料は、携帯電話の最大需要地として注目される中国・インドにおける携帯電話とキーデバイスメーカーの最新動向を調査することで、中国・インドの国内市場だけでなく、グローバル市場における携帯電話市場の将来を展望することを目的とした。
−調査対象−
1) 調査対象製品
携帯電話(スマートフォン、フィーチャーフォン)
2) 調査対象企業
(1) 中国ローカルブランドメーカー 掲載順
Huawei Device、Guangdong OPPO Mobile Telecommunications、vivo Communication Technology、Beijing Xiaomi Technology、Lenovo Group、ZTE、Gionee Communication Equipment、TCL Communication Technology Holdings、LESHI INTERNET INFORMATION&TECHNOLOGY、Meizu Telecom Equipment、Tinno Mobile Technology、SHENZHEN TRANSSION HOLDINGS
(2) インドローカルブランドメーカー 掲載順
Micromax Informatics、Lava International、Intex Technologies、Reliance Jio Infocomm
(3) キーデバイスメーカー
チップセットHiSilicon Technologies、MediaTek、Qualcomm、Samsung Electronics、Spreadtrum Communicationsなど
メモリー東芝、Micron Technology、Samsung Electronics、SanDisk、SK Hynixなど
RFデバイスAvago Technologies、Qorvo、Qualcomm、Skyworks Solutionsなど
カメラモジュールシャープ、Chicony Electronics、Darling、Foxconn、Lite Array、Lite-On Technology、OmniVision Technologies、Primax、Q Technology、Shenzhen O-film Tech、Sunny Optical Technology、Truly Opto-electronicsなど
ディスプレイシャープ、ジャパンディスプレイ、AU Optronics、BOE Technology、Chunghwa Picture Tubes、Innolux、LG Display、Samsung Display、Tianma Micro-electronics、Truly Semiconductorsなど
バッテリーAmperex Technology、BYD、LG Chem、NINGBO Veken Battery、Samsung SDI、SCUD BATTERY、Shenzhen BAK Battery、Shenzhen B&K Technology、Shenzhen Desay Battery Technology、SUNWODA Electronics、Tianjin Lishen Battery Joint-Stock、ZhuHai COSLIGHT Batteryなど
−調査項目−
2.0 キーデバイス動向
1) スペック帯別デバイス性能別採用状況(2015年、2016年)
2) デバイス市場概況
3) デバイスメーカー動向
上記は共通項目であり、その他の項目はキーデバイスによって異なる。
3.0 メーカーケーススタディ
1) 企業概要
(1) 基本プロフィール
(2) 携帯電話出荷数量の実績および見込
2) スマートフォンのプロダクト戦略
(1) セグメント別投入実績
(2) 製品セグメント別出荷数量
3) 販売チャネルの動向(2016年実績)
4) スマートフォン関連事業の拠点分布(2016年Q4時点)
5) 主要スマートフォンのラインアップ一覧
(1) 中国国内市場向けフラッグシップ/ハイエンド機種
(2) 中国国内市場向けミドルハイ/ミドルレンジ機種
(3) 中国国内市場向けミドルロー/ローエンド機種
(4) 中国国外市場向け機種
6) スマートフォンのキーデバイス採用動向
−目次−
1.0 中国・インド市場動向(1)
1.1 拡大する中国・インドのスマートフォン市場(3)
1) グローバル市場に本格進出を進める中国ローカルブランドとインド市場の位置付け(3)
2) 中国に次ぐ巨大市場として注目されるインドスマートフォン市場の潜在性(4)
3) スマートフォンのグローバルシェアにおける中国およびインドメーカーの存在感(5)
1.2 中国市場(7)
1.2.1 中国ローカルスマートフォン市場の現状と将来展望(7)
1) 中国ローカルスマートフォンの市場概況と今後(7)
2) 中国国内のスマートフォン市場における変化(13)
3) 中国ローカルスマートフォンメーカーの海外展開状況(19)
4) 主要各国/地域におけるスマートフォンの普及状況(24)
5) 中国ブランドを支える中国IDHの存在(33)
1.2.2 中国ローカルスマートフォンの製品動向(42)
1) 中国ローカルブランドメーカーのスマートフォン・ラインアップ(42)
2) 中国ローカルスマートフォンのブランドメーカー別スペック帯、販売価格帯の状況(43)
3) 中国ローカルスマートフォンのスペック帯別販売価格(2016年)(45)
1.3 インド市場(50)
1) インド国内市場における携帯電話販売の市場規模推移(50)
2) インドにおけるスマートフォン市場の業界構造と最新動向(51)
3) インド通信機器に対する輸入関税政策の変遷(55)
4) インドにおけるスマートフォン工場の展開状況(56)
5) インドローカルブランドを支える中国IDHの存在(57)
2.0 キーデバイス動向(59)
2.1 中国メーカーのCPU採用動向とCPU内製化動向(61)
2.2 メモリー大容量化と微細化の動向(68)
2.3 中国における多モードの進展(74)
2.4 中国におけるカメラ機能およびカメラモジュールメーカーの動向(77)
2.5 ディスプレイ調達とOLEDメーカーの動向(86)
2.6 中国におけるバッテリー仕様と市場の動向(93)
3.0 メーカーケーススタディ(99)
3.1 中国メーカー(101)
3.1.1 Huawei(101)
3.1.2 OPPO(110)
3.1.3 vivo(119)
3.1.4 Xiaomi(127)
3.1.5 Lenovo(135)
3.1.6 ZTE(144)
3.1.7 Gionee(153)
3.1.8 TCL(161)
3.1.9 LeEco(168)
3.1.10 Meizu(178)
3.1.11 Tinno(186)
3.1.12 TRANSSION(190)
3.2 インドメーカー(194)
3.2.1 Micromax(194)
3.2.2 Lava(203)
3.2.3 Intex(211)
3.2.4 Reliance Jio(219)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
中国・インド携帯電話メーカーの最新動向調査(2017年)

頒価
200,000円+税

発刊日
2017年03月28日

報告書体裁
A4版 オフセット印刷

ページ数
226ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3664-5839 FAX. 03-3661-1414

ISBNコード
ISBN978-4-89443-811-8

お申し込み方法
下記のフォームにて直接お問い合わせ、お申し込みください。
受信後、担当者より折り返しご連絡いたします。
また、必要事項をE-mail、ファクシミリにてinfo@fcr.co.jpまでお送りいただいても結構です。
お申し込み後の処理フローは“市場調査レポートのお申し込みについて”のページでご確認ください。


E-mailお申し込み書

お問い合わせ・お申し込み内容
このレポートについて詳細な説明を受けたい
このレポートに類似した内容について市場調査の依頼を検討している
このレポートの見積を依頼する
このレポートの購入を希望する

PDFセットがあります(市場調査レポートをPDF化したものです。単品でのご購入はできません)
    PDFセットでの購入を希望する
      追加費用 20,000円+税
      合計金額 220,000円+税

ネットワークパッケージ版があります(ネットワークパッケージ版の詳細について
    ネットワークパッケージ版の購入を希望する
      頒価 400,000円+税
    ネットワークパッケージ版をご購入いただく際は、『利用約款(新しいウィンドウもしくはタブで開きます)』をご確認の上、ご同意いただける場合のみ、以下の入力欄にチェックを入れてください。
    知財管理/購買調達を主たる業務とする企業/部署のご担当者様は、ネットワークパッケージ版を実際にご利用いただく企業名/部署名/所在地などの詳細情報を通信欄にご記入ください。
    『ネットワークパッケージ版の利用約款』に同意する (ネットワークパッケージ版のご購入時のみ必須)

お名前 (必須)
御社名 (必須)
ご所属 (必須)
ご役職
ご所在地 郵便番号(必須)
電話番号 (メール、電話どちらか必須)
FAX
電子メール (メール、電話どちらか必須)
富士キメラ総研担当者
お支払い予定日
お支払い規定
通信欄
ご入力いただいた個人情報はお申し込み・お問い合わせへのご対応に利用させていただきます。
市場調査レポートのご購入・お問い合わせに際して取得する個人情報のお取り扱いについて(新しいウィンドウもしくはタブで開きます)』の内容をご確認の上、ご同意いただける場合のみ、以下の入力欄にチェックを入れてください。
『市場調査レポートのご購入・お問い合わせに際して取得する個人情報のお取り扱いについて』に同意する (必須)
簡単入力機能 入力内容を保存する  
チェックをつけるとフォームの内容が保存され次回以降の入力が簡単になります。


ページトップ