◆マルチクライアント調査レポート:2011年03月31日発刊

遺伝子組み換えで市場拡大が見込まれるバイオマスケミカル中間材料 2011

バイオマス原料(遺伝子組み換え)から用途市場までバイオマスプラスチックを中心とした業界構造を網羅
−調査の背景−
  • 地球温暖化や、石油資源の枯渇を背景に、PLAを中心とした様々なバイオマスプラスチックが、現在様々な用途で実用化されており、今後さらなる拡大が見込まれる市場といえる。
  • バイオマスプラスチックの種類や、原料となるバイオマスも各社各様であり、多様化が進んでいる。さらに、近年はバイオマスを遺伝子組み換えによって、より収率の高い植物を開発する動きもみられる。
  • 特に、遺伝子組み換え技術は、食品としての利用は安全面(人体への影響)や倫理的な課題があるが、化学品原料として利用する場合は、食料として利用しないため安全面での課題は無いとも考えられる。すでに、遺伝子組み換え植物(デントコーンなど)を利用したバイオマスプラスチックも上市されている。ケミカル利用を目的とした遺伝子組み換え技術の可能性は、食料との競合も低く、今後有望な技術と考えることもできる。
  • 弊社ではこれまで、「生分解」や「バイオマス」といったキーワードで、レポートを発刊してきている。そこで、本調査レポートでは、これまでの経緯を踏まえつつ、新たなキーワードとして「遺伝子組み換え」にも着目し、バイオマスケミカル市場の全貌を明らかにすることを目的とした。
−調査ポイント−
市場拡大に伴う新たな課題・テーマ
(1) 出発バイオマス原料
遺伝子組み換え技術など、より生産性を向上させた、植物の利用は可能か?
すでに一部採用が進んでいるか?
(2) 中間原料などの開発動向
(3) バイオマスプラスチック市場
(4) 主要用途市場
現状どのような用途展開があるか? 今後の有望用途は?
  • 出発バイオマス(遺伝子組み換え)から、用途市場まで、バイオマスケミカル市場全体動向を整理
  • 各項目(出発バイオマス、中間材料、バイオマスプラスチック、用途市場)における課題や開発動向、今後の方向性の明確化
  • バイオマスプラスチック市場拡大のロードマップ・シナリオ
  • 現状の用途市場における実績・市場規模・今後の動向
  • バイオマスケミカル市場全体を俯瞰した全体像とトレンド
−目次−
I. 市場概要・分析編(1)
1. バイオマスプラスチック概要(2)
1) 本調査レポートにおける対象(2)
2) バイオマスプラスチックの位置付け(3)
3) バイオマスプラスチックを取り巻く環境(石油可採・CO2)(4)
4) バイオマスプラスチックのコンセプトの変遷(5)
2. バイオマスプラスチック一覧(6)
1) 主要バイオマスプラスチックメーカー一覧(6)
2) 主要バイオマスプラスチックのマテリアルフロー一覧(チャート図)(8)
3. バイオマスプラスチック市場概要(9)
1) 市場の現状(2010年実績、2011年見込)(9)
2) サプライチェーン(10)
3) 市場拡大シナリオ・展望(世界市場)(11)
4) 方向性と課題(12)
4. 石油化学工業とバイオマスプラスチック(13)
1) 石油化学工業市場とバイオマスプラスチック市場の位置付け(13)
2) 主な石化系プラスチックとバイオマスプラスチックの価格比較(14)
5. バイオマスケミカル中間材料動向(15)
1) 中間材料取り組み企業一覧(15)
2) 世界における出発バイオマスと中間材料(17)
3) 中間材料の価格と位置付け(18)
4) その他注目の中間材料(19)
6. 出発バイオマス概要(20)
1) 主なバイオマス資源の分類(20)
2) 世界のバイオマス資源の生産量・生産地域(21)
3) 食料の需給動向(食料問題)(22)
4) 石油化学とバイオマスのコスト競争力(23)
7. 非可食バイオマス(セルロース・リグニン他)(24)
8. 遺伝子組み換え技術(31)
9. バイオマスプラスチック別市場動向(32)
1) PLA(32)
2) 汎用樹脂(PE、PP、PVC)(38)
3) PA(42)
4) PET(47)
5) 微生物系(PHA系)(50)
6) 不飽和ポリエステル(52)
7) ポリウレタン(56)
8) PC(61)
9) その他(64)
10. 各研究機関の取り組み事例(66)
1) RITE(66)
2) 産業技術総合研究所(67)
3) 森林総合研究所(68)
4) NEDO(70)
5) 理化学研究所(72)
11. 国の政策(73)
12. 企業・研究機関の開発動向一覧(75)
1) 原料・ポリマーメーカー(75)
2) コンパウンドメーカー(78)
3) ユーザー・その他(80)
4) 大学・研究機関(82)
II. ケーススタディ編(83)
1. Nature Works(84)
2. 浙江海正生物材料(89)
3. 帝人(93)
4. 武蔵野化学研究所(100)
5. ピューラック・ジャパン(102)
6. 豊田通商(106)
7. 出光興産(111)
8. アルケマ(115)
9. ローディア・ジャパン(120)
10. DSMエンジニアリングプラスチックス(124)
11. ダイセル・エボニック(129)
12. 三菱ガス化学(131)
13. BASFジャパン(136)
14. デュポン(141)
15. 三菱化学(148)
16. 三井化学(154)
17. 住化バイエルウレタン(158)
18. ジャパンコンポジット(161)
19. 日本ユピカ(162)
20. 昭和電工(168)
21. カネカ(169)
22. エー・ディー・エム・ファーイースト(172)
23. 東洋紡績(178)
24. Solvay(184)
25. 富士フイルム(186)
26. 住友ベークライト(187)
27. ユニチカ(188)
28. 花王(191)
29. 東レ(192)
30. 三井化学東セロ(194)
31. 三菱自動車工業(197)
32. トヨタ自動車(199)
33. 富士ゼロックス(201)
34. キヤノン(203)
35. デンソー(206)
36. 資生堂(208)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
遺伝子組み換えで市場拡大が見込まれるバイオマスケミカル中間材料 2011

頒価
440,000円(税抜 400,000円)

発刊日
2011年03月31日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
209ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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