◆マルチクライアント調査レポート:2007年05月31日発刊
ポスト多結晶Si太陽電池及び関連材料の現状と将来展望
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実用化が始まる薄膜Si、薄膜化合物半導体、球状Siを中心とした 太陽電池関連材料のマーケット予測と新規材料の可能性の探索 |
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−調査の背景− |
- 太陽電池市場は、年率30%以上の高成長が続いており、又、エリアも中国が2010年までに再生可能エネルギー設置容量を約60GWにする計画の中で、都市部には太陽電池を積極的に導入するなど、広がりを見せている。
- この中で、現在、市場の約90%を占める多結晶Si型太陽電池と単結晶Si型太陽電池のシリコン不足が、このまま、市場拡大すれば、深刻な問題になる可能性もある。又、今後は電極関係の銀関係の不足も懸念されている。
- 上記の背景を元に、2006年〜2009年に向けて、薄膜Si太陽電池、薄膜化合物半導体太陽電池、球状Si太陽電池の新材料を使ったポスト多結晶Si太陽電池の製品化、量産化が活発になってきている。この3製品の需要が拡大すれば、現状、モジュールの製造コストの約50%を占めるシリコンの使用量を大幅に削減できる事から、大幅なコストダウンが可能になる可能性がある。
- 弊社では、2006年5月に有機系の次世代太陽電池の「色素増感型太陽電池」を取り上げ、「色素増感型太陽電池の現状と将来予測」(525,000円/税込み)を調査、分析、発刊致しましたが、本調査は、先端エネルギー調査の第2弾として色素増感型太陽電池、有機薄膜型太陽電池より、量産化が早いポスト多結晶Si型太陽電池の主要3製品にスポットを当て、ポスト多結晶Si太陽電池と新規材料を含めた関連材料の需要予測及び可能性の探索並びに関連材料毎の主要関連太陽電池メーカー及び材料メーカーの詳細な販売戦略、開発動向、開発目標、アライアンス状況の方向性など中心に調査、分析を行う事を目的とした。
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−調査目的− |
- 本調査では、ポスト多結晶Si太陽電池及び多結晶Si太陽電池の産官学の詳細な開発動向、開発目標の他、アライアンス状況及び関連材料の課題、問題点及び新規材料の可能性を含めた関連材料の需要予測を中心に調査、分析を行う事で、ポスト多結晶Si太陽電池及び多結晶Si太陽電池の中長期的な研究開発、事業開発テーマの探索/選定、及び販売戦略の立案をされる際の、有効なデータを提供する事を目的とした。
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−調査対象− |
- ■調査対象製品
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- 1. ポスト多結晶Si太陽電池
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1) 薄膜Si太陽電池
2) 薄膜化合物半導体太陽電池
3) 球状Si太陽電池
4) その他
- 2. 多結晶Si太陽電池
- 3. 上記、主要関連材料(既存材料及び新規材料)
- ■調査対象先
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1. ポスト多結晶Si太陽電池メーカー(7件)
2. ポスト多結晶Si太陽電池関連材料メーカー(8件)
3. その他、周辺企業及び関連行政、工業会、団体
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−目次− |
- A. 総括(1)
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1. 全体市場の概要及び動向(1)
2. 市場鳥瞰図(13)
3. 主要関連材料の技術開発動向の概要(14)
4. ポスト多結晶Si太陽電池の市場規模推移(ワールドワイド:〜2020年)(15)
5. ポスト多結晶太陽電池別材料の将来展望(17)
- B. ポスト多結晶Si太陽電池別主要材料の市場分析編(20)
- C. 主要企業及び材料メーカー事例(15件及びその他関連企業)(25)
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1. 三菱重工業(25)
2. 富士電機システムズ(28)
3. カネカ(31)
4. シャープ(34)
5. フジプレアム(37)
6. 昭和シェル石油(40)
7. 三洋電機(44)
8. 東ソー(46)
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9. 日鉱金属(49)
10. 帝人デュポンフィルム(51)
11. 三井デュポンポリケミカル(54)
12. 三井化学ファブロ(56)
13. 大日本印刷(58)
14. トクヤマ(60)
15. 住友金属鉱山(62)
16. その他主要企業の動向(64)
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- D. 公開特許(最近1年間)(65)
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