◆マルチクライアント調査レポート:2007年03月13日発刊

LCDにおける光効率アップ取組み事例分析

光源ロス低減・光効率アップの為の部材メーカーの取組み/次世代偏光板への可能性を探る
−調査の背景−
  • LCDは大型から小型まで各種のディスプレイとしてブラウン管からの代替を図り、ナンバーワンディスプレイとしての地位を確立した。各社で量産体制・研究開発を突き進めた結果、コスト下落を実現し、機能としてもコントラストや色相、視野角などの改善が今も進む。
  • LCDは偏光板と液晶、バックライトを基本構造としている。方式により視野角やコントラストに違いはあるものの、偏光板原理として光効率は理論値最大50%である。
  • その為、バックライトから射出する光効率を高めるために、光学フィルムによる補償や拡散、高輝度光源を利用することで対応している。また偏光板代替の可能性など次世代材料への取組みも一部で進んでいるとみられる。
  • 本レポートでは、LCD関連部材における光効率アップの為の部材や光源に焦点を当て、現状の光効率がどのくらいまで高められているのか、更なる光効率アップの可能性は考えられているのか、その方法や課題点はどんなものかを追求した。
  • また個々の材料メーカーからの提案や開発状況を明確化すると共に、新しいアプローチとしてハイブリッド化や新規材料の可能性の有無の探索を行った。そして、現行の偏光板構造に左右されない次世代LCDへの取り組み状況やその課題点、市場投入時期の予測も視野にいれ、調査を行った。
−調査のポイント−
偏光板光効率
  • 偏光板の光損失・制御により光効率はどれくらい高められるのか?
  • 材料からのアプローチはどんなものがあるのか?
  • 偏光板代替の新しい可能性は?
バックライト光効率
  • 光源を活かす部材・テクノロジーによって、光効率はどれくらい上がるのか?
  • 新しいアプローチの可能性は?
光源輝度向上
  • 光源自身の輝度向上テクノロジーは?
  • ナノテク等の材料技術によるアプローチは?
  • 次世代光源の在り方は?
↓
  • 偏光板/バックライト(フロントライト)/光源部材および材料からのトライアルテクノロジー事例!
  • 各部材のトライアルにより光効率はどれくらいのアップ、また光効率ダウン制御事例!
  • 次世代偏光板、バックライト材料の探索、材料からのアプローチとその方向性!
−目次−
I. 総合分析編(1)
1. 液晶部材における光効率の概要と方向性(2)
1) LCD光効率の概要(2)
2) LCD光効率の方向性(3)
3) 光効率・コスト・消費電力等の関連部材相関図(4)
2. 液晶関連市場および光効率関連部材ロードマップ(現製品・次世代製品)(5)
3. 現行代替技術の可能性(6)
1) 偏光板(6)
2) バックライト(7)
4. 液晶部材光効率テクノロジー概要(8)
1) 液晶駆動方式と光効率(8)
2) 偏光板と光効率(14)
3) カラーフィルタと光効率(17)
4) バックライトユニットと光効率(18)
5) 光源(CFL、LED他)と光効率(22)
5. 液晶関連材料における光効率関与(27)
1) ヨウ素・染料(27)
2) 偏光板用光学フィルム基材(TAC、PVA、PC、α-PO等)(29)
3) ガラス材料(32)
4) 液晶材料(ミクスチャ)、ギャップ、配向膜材料(34)
5) カラーフィルタ用材料(37)
6. サイズ別液晶部材の構成例とトレンド(41)
1) 構成トレンド概要(41)
2) 小型(2〜5in)(42)
3) 小型(6〜10in)(44)
4) 中型(10〜15in)(45)
5) 中型(15〜20in)(46)
6) 大型(20〜40in)(47)
7) 大型(40in以上)(48)
7. メーカー別液晶部材取扱いアイテムの光効率関与の有無(49)
II. メーカーケーススタディ(51)
パネルメーカー編(52)
1. IPSアルファテクノロジ(53)
2. エプソンイメージングデバイス(56)
3. シャープ(58)
4. 東芝松下ディスプレイテクノロジ(60)
5. 日立ディスプレイズ(62)
バックライトメーカー編(66)
6. オムロンプレシジョンテクノロジー(67)
7. 多摩ファインオプト(68)
8. 日本ライツ(70)
9. ミネベア(71)
部材メーカー編(74)
10. 旭化成(75)
11. SKC(81)
12. きもと(84)
13. クラレ(87)
14. 恵和(95)
15. 住友化学(97)
16. 住友スリーエム(104)
17. 大日本印刷(110)
18. ツジデン(115)
19. 帝人化成(118)
20. 帝人デュポンフィルム(121)
21. デュポン(123)
22. 東レ(125)
23. 凸版印刷(130)
24. 日東電工(133)
25. 日本ゼオン(139)
26. 富士フイルム(141)
27. 古河電気工業(146)
28. 三菱レイヨン(148)
29. 麗光(151)
30. サンケン電気(153)
31. ハリソン東芝ライティング(154)
32. シチズン電子(155)
33. 日亜化学工業(158)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
LCDにおける光効率アップ取組み事例分析

頒価
550,000円(税抜 500,000円)

発刊日
2007年03月13日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
160ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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