◆マルチクライアント調査レポート:2006年07月10日発刊

ロール・ツー・ロール方式プラスチック基板市場に関する調査

電子デバイスを効率よく量産するプロセス技術・材料・アイテム市場構造を明確化
−調査の背景−
  • 電子デバイスを効率よく量産する手法の1つにロール・ツー・ロール方式によるプラスチック基板を応用したプロセスが検討されている。例えばロール状に巻いたプラスチックフィルムに回路パターンを印刷し、更にロールに巻いた封止膜などを貼り合わせてから再びロールに巻き取るといったプロセスである。
  • 従来方式は、個別に切り離された基板に、印刷やコート、貼りあわせを施す処理方法であり、プロセスの一貫性に欠け、コストアップの大きな原因となっていた。
  • このプラスチック基板を応用したロール・ツー・ロール方式の製品化はコストダウン以外には、プラスチック特有の薄膜化、軽量化、フレキシブル化が訴求できるメリットも挙げられる。
  • このプロセス応用の検討アイテムはディスプレイのプラスチック基板や電子ペーパー、太陽電池等の注目用途が多く含まれる。
  • 但し同方式の実用化は装置やプロセス、マテリアルや製品の特性等高いハードルが多く、現状トライアルでとどまっているケースが多い。同方式が実用化できれば今後採用アイテムの増加が期待され、その潜在性は大きいと期待される。
  • そこで本調査企画ではプロセス上のハードルや求められる材料、更には実用化できた際の応用アイテムの抽出とその現市場ボリュームを把握し、ロール・ツー・ロール方式プラスチック基板の将来性を明確化することを目的とした。

−調査のポイント−
ロール・ツー・ロール方式プラスチック基板応用アイテムの抽出
液晶パネルのセル(カラーフィルター)、有機ELパネル、電子ペーパー、プリント配線基板、太陽電池モジュール、2次電池、その他
現トライアルの実態
1. プラスチックフィルムタイプ
2. 表面処理方法
3. その他テクニカル・マテリアル
4. 現状のハードル
プロセス、マテリアル、その他
サプライヤー側の提案
プラスチックフィルムメーカー、表面処理材メーカー、その他
装置メーカーから提案
フィルムに対する要求
現マーケットの把握
規模、部材、他
実用化が近いアイテムは? その際のブレイクスルーは?
プロセス面、ハード(装置)面、マテリアル面
潜在ボリュームの把握
時期・規模

−目次−
I. 調査結果・分析編(1)
1. ロール・ツー・ロール方式概要(2)
1) ロール・ツー・ロール方式/バッチ方式(2)
2) 次世代ロール・ツー・ロールアプリケーションへのトライアル(3)
3) 次世代ロール・ツー・ロール方式有望アプリケーション概要(3)
2. フレキシブル次世代技術取組み事例(4)
1) TRADIM(次世代モバイル用表示材料技術研究組合)(4)
2) NHK放送技術研究所(5)
3. ロール・ツー・ロール方式プラスチック基板市場概要(6)
4. ロール・ツー・ロール方式調査概要一覧(7)
1) アイテム別・企業別一覧(7)
2) ロール・ツー・ロールプロセス対応状況(8)
3) ロール・ツー・ロール方式アプリケーションの展望・方向性(10)
4) フレキシブル部材向けフィルム相関図(11)
5. アプリケーション別ロードマップ・市場の方向性(12)
1) フレキシブルLCD市場(12)
2) 有機EL(ディスプレイ)市場(13)
3) 電子ペーパー市場(14)
4) 太陽電池市場(15)
6. ロール・ツー・ロールプロセス適用への課題・ハードル(16)
7. コストダウンイメージ/付加価値化動向(17)
8. フレキシブル次世代アイテム・技術一覧(18)
9. 研究開発動向(21)
II. メーカーケーススタディ(29)
フレキシブルディスプレイ(30)
1. TRADIM(31)
2. NHK放送技術研究所(38)
LCD(ユーザー、材料)(45)
3. シャープ(46)
4. 東芝松下ディスプレイテクノロジー(48)
5. ソニー(50)
6. NEC液晶テクノロジー(51)
7. 大日本印刷(52)
8. 凸版印刷(55)
9. 住友化学(57)
10. 東レ(59)
11. クラレ(61)
12. JSR(65)
PDP(67)
13. 富士通研究所(68)
有機EL(71)
14. 東北パイオニア(72)
15. TDK(76)
16. セイコーエプソン(78)
17. 凸版印刷(82)
18. 大日本印刷(85)
19. 山形大学(88)
無機EL(90)
20. iFireTechnology社(91)
電子ペーパー(93)
21. トッパン・フォームズ(94)
22. 凸版印刷(98)
23. ブリヂストン(104)
24. 富士ゼロックス(109)
太陽電池(112)
25. 富士電機システムズ(113)
26. シャープ(117)
27. 三洋電機(118)
28. カネカ(121)
29. 三菱重工業(123)
30. 本田技研工業(126)
31. 昭和シェル石油(129)
32. フジプレアム(130)
33. フジクラ(134)
34. アイシン精機(136)
FCCL(FPC、TAB)(137)
35. 宇部興産(138)
36. 日本メクトロン(140)
37. 三井金属鉱業(142)
38. NOK(145)
39. フジクラ(150)
二次電池、触媒転写フィルム(152)
40. 日本電気(153)
41. 岩手大学(ジオマテック)(156)
42. 大日本印刷(158)
プラスチックフィルム基板、他(160)
43. 住友ベークライト(161)
44. 帝人化成(163)
45. 帝人デュポンフィルム(166)
46. GEプラスチックス(169)
47. オプテス(171)
48. 大日本印刷(174)
49. 新日鐵化学(176)
50. 東レ(178)
51. トービ(181)
52. クラレ(184)
53. 東北大学(チッソ)(186)
54. 広島大学(187)
印刷装置・技術(188)
55. 日本写真(189)
56. ナカン(190)
57. コムラテック(191)
58. 光村印刷(192)
59. 光陽社(194)
60. アルバック(195)
61. ナノテック(196)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
ロール・ツー・ロール方式プラスチック基板市場に関する調査

頒価
440,000円(税抜 400,000円)

発刊日
2006年07月10日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
196ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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