◆市場調査レポート:2001年05月25日発刊

2001 EMS (Electronics Manufacturing-Service) in the World

主要50社のエレクトロニクス部材調達戦略
−調査の背景−
  • 部品メーカーにとってのEMSとは何か?

  • おそらく迷惑この上ない存在であろう。右肩上がりの時代も、そして今も。部品業界全体での受注量が増えるわけではない。セットメーカーからの受注がEMSにスライドしただけで、納期も価格もその他全ての条件が厳しくなる。それよりも何も販売への投下エネルギーを従来以上に増やさなければ相応の結果を得られない点が最大のデメリットである。

  • しかし受注単位は必然的に大きくなるので、競争に勝った場合の成果は大きい。部品業界のシェアを更に寡占化する契機にもなる。下位メーカーが下克上を果たすチャンスにもなる。従ってコンデンサ、抵抗器などの汎用部品でシェアの高い企業にとっては死活問題である。天下の村田製作所ですら一時社長自らソレクトロンに日参してトップ営業せざるをえなかったという詰もまことしやかに伝わっている。

  • それでも部品メーカーはEMSに部品を売らざるを得ない。パソコンから始まった低価格標準仕様大量生産品が生み出したグローバルで効率の良い生産・部品調達システムだからである。

  • EMSは2003年には207,000US$のマーケットに発展すると我々は見ている。特に中国の果たす役割が大きくなると予測している。現在はEMSの第2期である。1990年以降百花繚乱の如く世界各地に誕生し急成長を遂げたEMSは2001年に入って淘汰の時代を迎えた。これからは合併や吸収、倒産も珍しくなくなるであろう。トップのソレクトロンですら収益が悪化している。今や全てのEMSが右肩上がりの時代を懐かしがっている。

  • どんな世界でもそうだが、良い時代には見逃されることも悪くなると問題視されるが、今、現実的に問題になっているのはEMSの契約など取引に関するトラブルである。キャンセルや過去の在庫部品の一方的な返品、購買担当者変更に伴う取り決め事項の破棄その他問題が噴出している。改めてEMSとの契約システムの問題が問われている。JEITAがEMSとのトラブル対策に乗り出すという詰もある。また、ロームのようにEMSを選別する企業も出始めている。いずれにしても過渡期である。

  • いずれ経営基盤とビジネスシステムが健全なビッグEMS寡占化の時代が来るであろう。問題は日本製造業がEMSから何を学ぶかである。あるいはEMSの道を辿る選択肢があるかどうか。製造業の復権を学び、一部有休化した工場を活性化するシステムを構築できるかどうかである。

  • 以上のマーケティングスタンスと電子部品業界に対する様々な思いから、株式会社富士キメラ総研第三研究開発部門は3ケ月の血のにじむような取材を経て『2001 EMS in the world』をまとめた。企業戦略立案の基礎データとして有効活用していただけるなら幸いである。

  • おそらくEMSを本格的に取り上げ、総合的に調査・分析・予測したレポートを発刊したのは弊社がはじめての試みだと自負している。その意味でも本レポートをお読み頂いた企業マーケティングスタッフの方々と、忌憚無く意見交換し、今後様々議論し得る機会が得られる事を期待したい。

−調査目的−
  • EMS(Electronics Manufacturing Services)の実態と業界動向を調査・分析・予測することによって、電子部品メーカーなど関連企業の事業戦略立案の基礎データ提供を目的とした。

−調査対象企業−
1. EMS(米系30社、台湾系16社、日系4社計50社)

米系
A-1. Solectron
A-2. Flextronics
A-3. Celestica
A-4. SCI Systems
A-5. Sanmina
A-6. Jabil Circuit
A-7. Elcoteq
A-8. Manufactures Services
A-9. Benchmark
A-10. SYNNEX
A-11. C-MAC
A-12. Viasystems
A-13. Plexus
A-14. SMTC
A-15. MCMS
A-16. Pemstar
A-17. Saturn
A-18. K*Tec
A-19. Kimball
A-20. EFTC
A-21. FLASH
A-22. Reptron/K-Byte
A-23. IEC
A-24. Mid-South
A-25. WKKTec
A-26. Varian
A-27. Lee MAH
A-28. Fabrinet
A-29. Sparton
A-30. TT Group

台湾
B-1. Acer
B-2. Quanta
B-3. COMPAL
B-4. Inventec
B-5. FIC
B-6. Mitac
B-7. ACM
B-8. USI
B-9. Arima
B-10. Omni
B-11. Asustek
B-12. Clevo
B-13. Twinhead
B-14. INFO-TEK
B-15. Universal Micro
B-16. Lung Hwa

日系
C-1. ソニー
C-2. 日本電気
C-3. 加賀電子
C-4. キョウデン

2. 大手電子部品メーカー10社

3. その他

−調査対象地域−
対象地域:

日本、アジア(台湾、シンガポール、マレーシア、タイ)、北米、中南米、欧州、他

−目次−
()内は掲載ページ
I. 総括編(1)
1. EMSの定義(3)

2. EMS業界の市場規模と予測(1999年〜2003年)(4)

3. EMS発展の経緯(6)
1)台湾のOEM、ODM、OBM(6)

2)米系EMS(7)

3)日本国内のEMS(10)

4. EMSの現状況(11)
1)企業ディレクトリー(企業名本社所在地等)(11)
  (1)米系、EMS(11)
  (2)台湾系、OEM/ODM(13)

2)米系、台湾系主要EMSマップ(売上/伸長率)(15)

3)EMS企業の生産推移(規模/タイプ)(17)
  (1)米系TOP6(大規模)EMS企業生産推移(1999年〜2003年)(17)
  (2)米系中規模EMS企業生産推移(1999年〜2003年)(19)
  (3)台湾系EMS企業生産推移(1999年〜2003年)(21)

4)EMSプロバイダーTOP6地域別生産実績(2000年)(23)

5)製品動向(25)
  (1)主要EMSの分野別需給関連図(25)

  (2)製品別EMS依存率(28)
    a. 携帯電話(28)
    b. ノートブックPC(30)

  (3)EMSの主要ユーザー別受託製品(32)

  (4)コンピュータ周辺機器のEMSとOEM主要ユーザー(37)

  (5)台湾主要OEM/ODMメーカーの納入関係(39)

  (6)ビジネス形態別(OEM/ODM)台湾の現況(43)
    a. 2000年に於けるOEM/ODM比率(43)
    b. 主要製品の数量別推移(1999年〜2003年)(44)
    c. 主要製品のOEM/ODM比率(45)

  (7)台湾電子メーカーと対日関連(2001年予測)(46)

  (8)海外企業の台湾情報機器調達額(49)

  (9)2000年台湾の情報通信ハード産業生産状況=(51)

5. EMSの事業戦略(53)
1)NPI(53)

2)TurnKey(54)

3)EMSの資材調達戦略(55)
  (1)米系EMS(55)
  (2)台湾系OEM/ODM(56)
  (3)EMS業界の部品購入金額(58)

4)EMSの製品納入形態(59)
  (1)米系EMS(59)
  (2)台湾系OEM/ODM(59)

5)EMS企業の工場買収戦略(60)

6. EMSの問題点(61)
1)他社との差別化戦略(61)

2)収益性(62)

3)従業員のモチベーション(64)

4)EMS企業と部品メーカーとの契約システム(64)

7. EMSの今後(65)
II. 個票編(67)
A. 米系EMS(69)
A-1. Solectron(71)
A-2. Flextronics(77)
A-3. Celestica(83)
A-4. SCI Systems(87)
A-5. Sanmina(92)
A-6. Jabil Circuit(96)
A-7. EIcoteq(100)
A-8. Manufactures Services(104)
A-9. Benchmark(108)
A-10. SYNNEX(112)
A-11. C-MAC(116)
A-12. Viasystems(119)
A-13. ACTManufacturing(122)
A-14. Plexus(125)
A-15. SMTC(128)
A-16. MCMS(131)
A-17. Pemstar(134)
A-18. Saturn(137)
A-19. K*Tec(140)
A-20. Kimball(143)
A-21. EFTC(146)
A-22. FLASH(149)
A-23. Reptron/K-Byte(152)
A-24. IEC(155)
A-25. Mid-South(158)
A-26. WKKTec(161)
A-27. Varian(164)
A-28. Lee MAH(167)
A-29. Sparton(170)
A-30. TT Group(173)

B. 台湾系EMS(177)
B-1. Acer(179)
B-2. Quanta(183)
B-3. COMPAL(186)
B-4. Inventec(189)
B-5. FIC(192)
B-6. Mitac(195)
B-7. ACM(198)
B-8. USI(201)
B-9. Arima(205)
B-10. Omni(208)
B-11. Asustek(211)
B-12. Clevo(215)
B-13. Twinbead(218)
B-14. INFO-TEK(221)
B-15. Universal Micro(225)
B-16. Lung Hwa(229)

C. 日系EMS(233)
C-0. 日本系EMSの戦略(235)
C-1. ソニー(236)
C-2. 日本電気(238)
C-3. 加賀電子(240)
C-4. キョウデン(242)
()内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2001 EMS (Electronics Manufacturing-Service) in the World

頒価
97,000円+税

発刊日
2001年05月25日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
242ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3664-5839 FAX. 03-3661-1414

お申し込み方法
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