◆環境マーケティングレポート 2015年6月号

FEMS市場の現状と将来展望

−はじめに−
  • FEMSとは、従来行われてきた受配電設備のエネルギー管理に加えて、生産設備など工場設備の稼働状況・電力使用状況を把握し、エネルギー利用の合理化を図るシステムである。本調査では、主に電力監視ユニットと、そのデータを見える化するソフトウェアの市場を調査した。
  • 市場全体では、経済産業省から補助金が出ており、拡大の規模は毎年10%前後である。
  • FEMSを扱っている国内企業のシステム納入先は、国内が主(9割以上)なのが現状であり、海外への進出が今後の課題である。
  • FEMSのクラウド対応は、工場の情報漏えいリスクが障害となっている。
  • FEMSでの通信を有線で行う場合、通信線の敷設に多額の工事費が掛かる上、敷設のためのルート確保も問題となる。そのため無線化の研究・開発が進んでいる。
  • 近年工場では、エネルギーマネジメントシステムだけでなく、絶縁監視ユニットなど工場の保全監視を自動化するシステムへの需要が伸びている。
  • また、使用電力を把握することによって、工場内設備・機器の劣化診断をし、設備・機器を交換するタイミングを知るという用途での使用電力把握システムに対する需要も増えている。
  • 今後は、こういった保全監視や劣化診断などを含めたマネジメントシステムの一部として、FEMS市場は成長していく見込みである。
−調査目的−
  • 当該レポートでは、国内のFEMS市場動向および今後の方向性を捉えることを目的とした。
−調査ポイント−
1. FEMS概要
2. 業界構造
3. 市場規模推移および予測(2013年実績〜2016年予測、2020年予測)
4. メーカーシェア(2014年)
5. 用途動向
6. 市場の今後の方向性
−目次−
1. 調査対象(FEMSの定義)(1)
2. 業界構造(3)
3. 調査対象企業とその取り扱い製品一覧(4)
4. 市場規模推移および予測(2013年実績〜2016年予測、2020年予測)(7)
5. メーカーシェア(9)
1) 金額ベースシェア(9)
2) 数量ベースシェア(10)
6. 用途動向(11)
7. 研究開発動向(12)
8. 政策動向(補助金、普及促進策等)(13)
9. 今後の方向性(14)
10. メーカーケーススタディ(15)
1) NECソリューションイノベータ株式会社(15)
2) 株式会社 日立産機システム(18)
3) 富士電機グループ(24)
4) 三菱電機株式会社(29)
5) 渡辺電機工業株式会社(33)

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