◆環境マーケティングレポート 2015年2月号

浮体式洋上風力発電の開発動向と将来展望

−はじめに−
  • 世界では欧州を中心に、風力発電の設置が進んでいる。特に用地確保や生態系への悪影響、景観・騒音問題が緩和される洋上風力発電への関心が拡大し、英国を中心に設置が進められている。
  • 洋上風力には着床式と浮体式の2種類があり、実用化されているのは着床式である。着床式は主に水深が60m程度までの浅い場所で採用される。浮体式は60m以上の水深が深い場所で採用されるが、現在は研究開発・実証段階である。しかし、日本では遠浅が少ないため浮体式への期待が高く、日本が世界に先駆けて取り組んでいる方式である。
  • 浮体式洋上風力発電の実証は世界で初めてノルウェーで行われ、その後ポルトガルでも続いている。日本では2011年に福島で初めて実証事業が開始されており、2015年まで行われる予定である。
  • 近年は欧州でも多くの実証事業が行われ、商業生産も視野に入れた実証も検討されている。また、これまで浮体式の実証が行われていなかった米国で実証が行われ、韓国でも検討されるなど今後も欧州を中心に商業化に向けた動きが進められるとみられる。
  • 本レポートでは、浮体式洋上風力発電の国内・海外における実証事業の動向を中心に、研究開発動向や国の補助動向、課題などについてまとめた。
−調査目的−
  • 本レポートでは、国内外で進む浮体式洋上風力発電の実証事業動向を把握することを目的とし、今後の商業化に向けた取り組みを明らかにした。
−調査ポイント−
1. 浮体式洋上風力発電の概要
2. 国内外における実証事業・取り組み状況
3. 研究開発動向
4. 業界構造
5. 実用化・今後の方向性
−目次−
1. 浮体式洋上風力発電の方式および概要(1)
2. 国内外における実証事業・取り組み状況(2)
1) 日本の動向(2)
2) 海外の動向(8)
3. 研究開発動向(16)
4. 業界構造(17)
5. 国の補助動向(18)
6. 実用化・今後の方向性(20)

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