◆環境マーケティングレポート 2011年5月号

木質バイオマス処理・エネルギー等利用の動向

−はじめに−
  • 東日本大震災を契機として、木材チップなどを燃料にした木質バイオマス発電事業が活発化している。震災廃棄物である廃木材をチップ化しエネルギー利用を行う。
  • これまで木材チップの安定調達が難しいなどの理由から普及にいたっていない。「バイオマスの利活用に関する政策評価書」によると、バイオマス関連施設の約7割が採算割れである。
  • 震災に伴い林野庁ががれき処理促進のために木材破砕機の導入を補助するなど国も改めて推進姿勢に転換、木質バイオマス関連事業者にとって追い風となっている。木質バイオマスによる温水供給も可能な利点があり、東北におけるエコシティ具現化する上で、キーとなる技術といえる。
  • 一方で、木質バイオマスの有効利用は震災による一時的な需要にとどまらず、森林整備などの観点から中長期的に根付かせることが課題。林地残材利用も含めて対応強化を図る必要がある。
−目次−
1. 木質バイオマス発生源(1)
2. 木質バイオマス処理・利用方法(5)
1) 処理方法(5)
2) 流通パターン(10)
3) 利用方法(12)
4) エネルギー利用分類(15)
3. 未利用林地残材関連施策(16)
1) 森林・林業再生プラン(16)
2) 林地残材・石炭混焼発電(17)
3) 高性能林業機械(18)
4) 路網整備(21)
5) 再生可能エネルギー全量固定価格買取制度(22)
4. 廃木材処理装置市場(23)
1) 処理装置分類(23)
2) 処理装置市場(24)
5. バイオマスエネルギー導入見込み(25)
1) バイオマスエネルギー導入見込み量(25)
2) バイオマス発電関連企業動向(30)
6. 今後の方向性(32)

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