◆環境マーケティングレポート 2010年11月号

電気自動車への採用により拡大が期待されるリチウムイオン二次電池リサイクルの将来展望

−はじめに−
  • リチウムイオン二次電池は現状、小型機器を中心に採用されている。小型のリチウムイオン電池は、例えば日本では、回収を推し進めるネットワークが構築されているが、機器の高機能化により廃棄物として排出されず、都市鉱山として眠っているものが多い。
  • また回収してもアルミニウム精錬等の原料に使われる程度となっており、リサイクルした場合の材料価値は比較的低いとされている。
  • 今後は、電気自動車向けに大型のリチウムイオン電池が搭載、拡大する見込みである。これまでのCo系のリチウムイオン電池から多元系の電池への材料構成を変えるため、取出せる金属種も増え、回収ルートもはっきりしていることから、リサイクルの事業化が進められている。
  • 精錬技術を使った高純度化技術の確立も求められているが、電気自動車が本格化するとみられる2011年以降に同電池リサイクルのビジネスが活発化すると予測する。
−目次−
1. リチウムイオン二次電池リサイクルの状況・鳥瞰図(1)
2. 日本における各種二次電池回収量および再資源化率(3)
3. リチウムイオン電池生産数量(比較データ:ニッケル水素電池)(7)
4. リチウムイオン電池回収の状況(5)
5. 各種二次電池の再資源化工程(6)
6. リチウムイオン電池リサイクルで得られる有価材料例(7)
7. 今後のリチウムイオン電池リサイクルの方向性(8)
8. 自動車用リチウムイオン電池の拡大(9)
9. リサイクル関連企業事例(10)
1) DOWAエコシステム 株式会社(10)
2) JX日鉱日石金属 株式会社(11)
3) 三菱マテリアル 株式会社(13)
4) 自動車関連企業による再利用の取組み(14)
10. 主要参入企業一覧(16)
11. 業界関連データベース(17)

ページトップ